『フューチャー・プレゼンス』読んだんでメモ。

『フューチャー・プレゼンス』読んだんでメモ。

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フューチャー・プレゼンス 仮想現実の未来がとり戻す「つながり」と「親密さ」 (ハーパーコリンズ・ノンフィクション) | ピーター ルービン, 高崎 拓哉 |本 | 通販 | Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4596551421
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Oculus Goを自腹で買いFacebook Roomsなどのコミュニケーションを体験してみて、今までとは違うグッときた体験をしました。ここでVRへの興味が出てきたので、読んでみた次第です。

VRの今に至る歴史と、現在のVRの主要プレーヤーに関する説明等を進めていく内容。VRに関する内容を一気に終える良書だった。

全編で「VRとはプレゼンス(存在感)」であり、そこからパソコンやスマートフォンと異なる「親密さ」を創出することができるのではないか?これがVRが革新的である理由なんじゃないだろうか?という内容。

個人的にVR体験は日常的にしているけど、VRの理論面は全く知らなかったので、一冊一気に飽きずに読み切れた。

中でも気になった個所は以下の通り。

・VRは一般的に「仮想現実」と言われているが実際は「人工現実」のほうが適しているんじゃないの?(そして、AIも「人工知能」よりも「仮想知能」のほうが適しているんじゃないの?)

・Skypeのようなビデオ電話ツールとVRでのFacebook Roomsのようなアバター経由のコミュニケーションツールは、似たような目的を達すると思いきや、体験としてはグッとくる度が全く違う理由について。Skypeでのビデオ通話はギクシャクするけど、VRでのコミュニケーションはギクシャク感はありません。個人的には自分でOculus Goを使った体験してそう思ってたけど、その理由を本著で説明してくれました。

・一章割いて説明しているFacebookのVRについての取り組みを読むと、VR領域が大化けしたらFacebookも大化けしそう

・VRによってポルノは今までの「性欲を満たすためもの」とは全く違う用途になるだろう

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VRの今後はどうなるかまだ見えない部分はあれど、何かのきっかけでVRが日常になる時代がやってきてもおかしくないと思える内容でした。

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フューチャー・プレゼンス 仮想現実の未来がとり戻す「つながり」と「親密さ」 (ハーパーコリンズ・ノンフィクション) | ピーター ルービン, 高崎 拓哉 |本 | 通販 | Amazon

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