雪の金沢(2019.1.27ほか)
金沢市の気候は、「夏は蒸し暑く、冬は降雨量が多くで気温は低い」という典型的な日本海側の気候である。気象庁の記録によると平年積雪30cm程度の降雪がある。さらに、幹線道路には消雪設備が設けられており、降雪時は水が出る仕組みになっている。街中に水路が整備されていることからもわかるように、金沢市は水に豊かな都市だと思われる。ただし豪雪地帯ではないためか、信号機は縦型ではなく、太平洋側などの少雪エリアと同じ横型である。
写真フォルダの記録によると2019年1月27日と2月10日に雪が降ったようだ。
やはり「金沢」「雪」で想像するのは兼六園の雪吊だろう。雪の重みによって枝が折れるのを防ぐために縄でキープするという、雪国では一般家庭の庭でもたびたび見かける光景だ。雪が無くても十分美しいと思う。
雪の夜は街の明かりが反射するため明るいので夜景撮影時は便利だ。
他の記事でも何回か書いたが、金沢と聞いて自分が想像するのは「香林坊」「片町」「ひがし茶屋街」等の観光エリアであるが、一歩外へ出るとレトロな風景がたくさん存在し、昔から住んでいる人の生活が漂う空間が形成されている。金沢にいる間は、生活感が出る「金沢らしくない写真」を撮っていきたいと考えている。