見出し画像

【Jリーグ】アウェイの人帰られへんアウォーズその4 最も帰れる遠征先は?

Jリーグのスタジアムに遠征するアウェイチームのサポーターが公共交通機関(電車、バス、飛行機、フェリー等)を利用してその日のうちにホームタウンの代表駅まで帰って来られるかを調べる企画を1年間やってきました。

1年間のまとめとして、先日「最も帰られへんかったチームのサポーター」など各賞を下記noteにて勝手に表彰させていただきましたが、

今回は最終回として「アウェイサポータを最も泊ませらず会社休ませずホームタウンに帰らせてあげたチーム」を表彰したいと思います。
アウェイサポーターに余分な出費はさせない、余分な体力を使わせないというある意味これこそが慈愛と福音あふれる真のホワイト球団・ホワイト企業の鑑なのであります。


ルール

帰れるか否か判定の細かいルール、具体的な判定例などは各節毎のページをご覧頂く事として

ここでは今回使用するポイント集計方法についてご説明いたします。
(前回の帰られへんの時と同じです)

その日のうちに帰れない場合…2点 
(終電・終バス等で日付を跨いだ、と言う場合はその日のうちに帰れているとみなし、0点です)

上記に加え、帰り着くのが平日になる場合は以下の要領で加点
ホームタウン着が平日の朝になる場合… +1点
 (会社には朝から出社できる位の時間)
ホームタウン着が平日の午前~お昼になる場合… +2点
 (会社には昼から出社できる位の時間)
ホームタウン着が平日のお昼を大きく過ぎる場合… +3点
 (会社には昼でも出社できない位の時間)

帰り着くのが休日な場合は、到着が何時になろうが大勢に影響無いので時間による加点は無しとします。

集計対象
以下の試合とし、Jリーグ以外のチームも参加する大会は含みません。
・J1、J2、J3 各リーグ戦
・ルヴァンカップ
・J1、J2各昇格プレーオフ

調査結果発表

ポイントが同点の場合は、単純に「その日のうちに帰らせない」回数が少ないチームを上位とします。

第10位~第6位

第10位 11点 大宮アルディージャ
第10位 11点 奈良クラブ
 その日のうちに帰らせない=5試合
第  9位 11点 ジュビロ磐田
 その日のうちに帰らせない=4試合
第  6位  9点 水戸ホーリーホック
第  6位  9点 SC相模原
第  6位  9点 ツエーゲン金沢

 その日のうちに帰さない=4試合 

前回の「最も帰れるチーム」同様J3リーグのチームが多いですね。ナイトゲーム期間が短いのとルヴァン杯がホーム開催出来る事が要因ですが、その中でJ1磐田、J2水戸という大空港から近く無い所がランクインしているのは大健闘だと評価致したい。

ランク外なものの、その日のうちに帰らせへん試合が5試合以下なのは、
 5試合:町田、鹿島、C大阪
 4試合:札幌、FC東京 
J1だと平日夜の試合がJ2・J3に比べて多くなり、翌日出社時間までにホームタウンに戻れないケースが増えるため順位としては少し下になります。

第5位

8点 清水エスパルス
 その日のうちに帰さない =  3試合
 ホームタウン着が平日の朝=  0試合
 ホームタウン着が平日午前=  1試合
 ホームタウン着が平日午後=  0試合

アウェイサポーターを自宅に返せなかったのは4/3徳島(平日)、9/7長崎、9/14山口の3試合のみ。スタジアム自体は交通の便に恵まれている訳では無いが新幹線パワーをバックに、群馬岡山をナイトゲームでありながら帰宅させるファインプレーを見せる。来季はJ1で関東関西のチームが増えるだけに「帰らせ力」にさらに磨きがかかる事は間違いない。

第4位

7点 京都サンガF.C.
 その日のうちに帰さない =  3試合
 ホームタウン着が平日の朝=  1試合
 ホームタウン着が平日午前=  0試合
 ホームタウン着が平日午後=  0試合

8/31の鹿島戦が延期で昼間の試合に振り替わったラッキーはあったものの、アウェイサポーターに有給休暇を使わせないホワイトぶりで最早「亀岡は遠い」などとはもう言わせない。

第2位

 6点 藤枝MYFC
 その日のうちに帰れない =  3試合
 ホームタウン着が平日の朝=  0試合
 ホームタウン着が平日午前=  0試合
 ホームタウン着が平日午後=  0試合

5位清水よりもスタジアムアクセスが良く無い藤枝が大躍進の銀メダル。ルヴァン杯は琉球に1回戦負けでホーム開催が無かった分を差し引いても帰られへんを夏場のナイトゲーム3試合に留めたのはお見事。

 6点 YSCC横浜
 その日のうちに帰さない =  3試合
 ホームタウン着が平日の朝=  0試合
 ホームタウン着が平日午前=  0試合
 ホームタウン着が平日午後=  0試合

藤枝と並んで同点2位はYSCC。前回「帰れるクラブ」では金メダルの栄冠に輝いたが惜しくも1点差で2冠ならず。帰せなかった3試合は夏場のナイトゲーム。相手は八戸讃岐金沢で昼間の試合だったら余裕で帰らせてあげる事が可能というポテンシャル充分なクラブだけになるべく早くJリーグに戻って来て頂きたいものです。

第1位

 5点 浦和レッズ
 その日のうちに帰れない =  2試合
 ホームタウン着が平日の朝=  1試合
 ホームタウン着が平日午前=  0試合
 ホームタウン着が平日午後=  0試合

堂々の第一位は浦和レッズ。
野球界には「阪神甲子園球場に駐車場はありまへん!」という言葉がありますが、浦和にホテルはありまへん。いや全く無い訳ではないですが、こういう情報もJリーグの日程を決める機械にインプットされているのかと思わせる程の結果となりました。
アウェイには大旅団を送り込み、ホームでは相手サポをきっちり帰す様は「赤い天使」と言って良いのでは。

最後に

最後までご覧いただきありがとうございます。
全ての表彰も終わりまして、2024年の帰られへん企画は終了になります。

「元手を掛けずにnote記事を書いてみる」をテーマとして1シーズンやりましたが、内容が内容だけにシーズン中書いていて少しマンネリ感もありました。2025年はやるかどうか分からないですが、スタジアムグルメ系の記事は書いていくと思うので、そちらもご覧頂けたら幸いでございます。

いいなと思ったら応援しよう!