中東系CAに向いていない人
こんにちは♪
カタール航空面接対策を行っている、Aim Burgundyです🇶🇦
QRはともかくEKとEYは頻繁に日本でアセスメントをしているので、中東系航空会社にチャレンジすることを考えている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしその反面、客室乗務員に憧れて入社したもののイメージと違う等で、早期退職される方の話を最近はよく耳にします。
新卒の方にしても既卒の方にしても、新しい会社で働き始めることは大きな決断だと思います。
入社後にすぐ辞めてしまうのは大変ですし、誰もが避けたいことですよね。
この記事を入社前に読むことで、中東系航空会社に自分が向いているのか否かの参考にしただければ幸いです。
※あくまでも私が自分の経験を通して感じたことです。下記に当てはまる人が、必ずしも中東系CAに向いていない訳ではありません。
1. キラキラ系CAになりたい人
昨今SNSの普及でCAのよい部分だけを見て、
CAになりたいと思う人が多いように感じます。
(レイオーバー、スタッフチケット等)
例えばレイオーバーですが、大体は24時間しかありません。
そこから空港からホテルへの移動時間、睡眠時間やフライト前の準備を省くと、自由時間は12時間ほどしかありません。
ホテルも必ずしも市街地にあるわけではないので、
郊外のホテルの場合は観光に行くのも時間がかかります。
また仕事で来ている以上、時間があったとしても体力と相談して観光をしないといけないので、
旅行と同じ容量で楽しめることは少ないです。
スタッフチケットも"席が余っていれば"割引価格で乗れるというだけで、
確約されたチケットではありません。
繁忙期や人気の路線は乗れないこともよくあります。
確かに恵まれている環境ではありますが、それ以上に厳しいこともある職業です。
SNSに上がっているような良い部分だけを見て就職すると、
理想とのギャップに苦しむことになると思います。
2. 精神的に弱い人
CAは精神的な強さが試されることが、トレーニングの段階から乗務に至るまで多々あります。
トレーニングはかなり過酷です。トレーナーにもよりますが、大体は厳しいトレーナーですし、寝不足なこともあり精神的に不安定になりやすいです。
そしてフライトを開始した後も、お客様やクルーから理不尽な扱いを受けることは少なくありません。
また日本から離れて暮らすことで、家族や友人とはなかなか会えず、
クルーの友達を作ってもロスターが合わないと会えないので孤独を感じることが多いです。
精神的に弱いとすぐに病んでしまいやすい環境だと思います。
メンタルの強さはかなり重要です。個人的には1番重要だと思っているくらいです。
3. 短気な人
中東と日本はかなり違います。文化の違いは想定されている方は多いと思いますが、働き方や生活スタイルも全く異なります。
それ故に時には効率やルール、日本的常識を無視したような出来事に面することがあります。
一々腹を立てていると、生活ができません。
日本にいる段階で、日常的なことにイライラされている方は要注意です。
4. 体力に自信がない人
中東系航空会社は大体どこの会社も平均100時間は飛ぶことが多いです。
(最近のQRのF2に関しては改善されたようですね。※2024年10月の時点)
また15時間以上のフライトであっても、上記の通り大体は24時間しかレイオーバーがないので、早急にリカバリーをすることが求められます。
QRに関して言うとサービスやコールベルが多いので、路線によってはあまり座る時間もなく着陸するなんてこともあります。
そして言うまでもなくカートやカートトップ等、重たいものをよく運ぶので、
体力が無いとしんどい思いをします。
5. 日本的チームワークで働きたい人
チームワークが大切な職業ですが、日本のように"察する"、"気を利かす"等の気遣いはあまり期待できません。
上記のような日本的働き方をしていると、
オーバーワークになり死にそうになります...(経験者)
助けが必要なときははっきりと言う、無理なことは無理と言う、
適度に手を抜くことが大切になってきます。
チームとして働くことに関して言えば、アジア系の航空会社の方がチームワークをより活かせそうですし、
日本人的な働き方を評価してもらいたければ、日系航空会社がよいと思います。
色々書きましたが、これらに当てはまるからといって中東系CAになれないという訳ではありません。
私自身、入社前にこれらのことを知っておきたかったのもあり、このような形で記事にしました。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
では、また次の記事でお会いしましょう☺️
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