海と日没
アクリル絵の具で描く心象風景
この作品は、夕方の海での太陽が沈みゆく一瞬の美しさを描けたらと思い描いたアクリル絵画です。
日没後には、ほんの少しだけ空が赤く染まり、なんとも美しい姿を見せてくれることがあります。大好きな海で損景色が見れることはとても幸せなひと時です。
写真に収めることが多い景色ですが、今回は、その時の印象だけをもとに描いてみました。
描くときに大切にしていること
わたしは、アクリル画に限らず、直観をもとに絵画制作をしていますが、その時には、なるべく頭で考えないように筆を進めていきます。特定の方向にこんな感じの絵を描くとだけ決め、描きながら身を任せていくようにしています。
そうすることで、自分の今までの経験に基づいた以上のものが閃いてきます。
今回の作品では、ある程度夕焼けの海の絵が出来上がったところで、空気感も表現したくなってきたので、感覚に任せて筆を入れていきました。
夕暮れの一周の美しさや静寂、美しい波の音、海の優しいエネルギを表現するような方向で描き進めていきました。
感覚の表現は、人それぞれにあると思います。ただ、感覚なので実のものとしての表し方は人それぞれです。
わたしが表現するとこんな感じ。
夕暮れの一瞬の美しさ、静寂、波のすがすがしさ、海のやさしさ。
そんなものを感じ取っていただけるとうれしくおもいます。
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