【エチオピア冒険記】初めての少数民族
ついに少数民族の村に行くことに。
楽しみすぎる。
どんな人たちがいてどんな生活を送っているのだろう。
好奇心の塊で好奇心によって行動している僕からすると
この上なく道中胸がドキドキしていた。
首都アディスアベバからバスで2日かけてその地に着いた。
なんだここは。。。
時計も。文字も。電気もない。
想像を遥かに超えた環境がそこで待っていた。
ネットで少数民族のことについてだけは渡航前に調べまくっていた。
ただやはり、観光客向けなのか、大げさに言ってるだけなのかと半信半疑でしか読んでいなかった。
本当に今も何百年も前からほとんど変わらない生活をしている人たちがいるなんて、当時21歳の僕には信じられなかった。
しかし
彼らは居たのだ。
腰に布を巻き、聞いたこともない言語を話し、藁と土壁で出来た家に住んでいる。
男の人は頭に不思議な飾りをしていて女の人はドレッドヘア。
太陽が昇ると一日が始まり、落ちると一日が終わる。
農業をしてご飯を食べて寝て起きて。
物で溢れない、シンプルな生活がそこにあった。
日本や先進国では物欲によって幸せと感じる人が多いと思う。
僕もそのうちの一人だ。
お洒落したいし便利なものが欲しい。
その概念が180度ここでは違う。
根っからの概念をえぐられるような衝撃が走った。
これぞカルチャーショック!
エチオピアは85種類以上の民族から成り立っている超多民族国家。
そのなかでもこの南部の方はまさに僕が追い求めていた少数民族がいた。
その中でも"バンナ族"の村ではテントを張って数日だが生活を共にした。
また"バンナ族"での話は今度。
次回は少数民族巡りで出会った数多くの文化についてを書いていく。
to be continued...
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