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サカバンバスピス?
サカバンバスピス。
古生代オルドビス紀の生物である。割と知られているであろうカンブリア紀の次の時代で、三葉虫なんかがたくさんいた頃と思っててもらえば大丈夫だと思う。
昨日唐突に「サカバンバスピス」がTLに溢れ返っていったい何事と調べたら、ヘルシンキの博物館にある模型がかわいいとかで一気に広まったらしい。
サカバンバスピスって何?という問いですがオルドビス紀に生息していた無顎類 (Sacabambaspis)でコイツはフィンランドのヘルシンキ自然史博物館で展示されている復元模型(何故かハッシュタグがあると言う #sacabambaspis pic.twitter.com/gGUFUNVhX5
— 研究者「」@1copyからのRT-PCR (@uwemon) March 15, 2023
ただこれは古い再現模型で、現在は想像図が更新されているそうだ。個人的には想像図は新しい形の方が好きだなあ。
古い方はフグのような体型に正面についた少々間抜けな目と口が受けている様子。手芸でいろいろなアイテムを作っている人々もいた。かわいいとは大変強い力を持つものだ。
絶滅動物『サカバンバスピス』の模型の虚無顔が可愛いと評判になり、Twitterでファンアートやファングッズが続々と作られ始める https://t.co/j7wiPB7jOm
— museumnews jp (@museumnews_jp) June 11, 2023
このお間抜け顔は皆さんの心の優しいところにストレートに到達したらしい。実際この古い再現模型の方が一般受けしやすいだろう。
せっかくなのでこれを機に少しでも古生物に興味を持ってくれる人が増えたらいいな。