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デュエプレ 〜第26弾環境におけるフレアエッグデッキについて〜

デュエルマスターズプレイスというDCGアプリがある。
2019年12月にリリースされ、手軽にデュエルマスターズの面白さを味わうことができる。
カードゲームである以上、強いデッキ、弱いデッキは存在する。
しかし人には強さを度外視しても使いたい、好きなデッキがある。
私にとってのそれはフレアエッグである。
今回はリリースされたばかりの第26弾「天魔命導」におけるフレアエッグデッキについて考える。

筆者はフレアエッグでマスターに到達したばかり
  • フレアエッグについて

まずはデッキの根幹を成す「竜のフレア・エッグ」についてである。

新しい世界が〜?産まれるでちゅ!

効果は非常にシンプルで、自ターンの開始時にデッキの一番上を墓地に送り、そのカードが進化でないドラゴンなら な ん で も バトルゾーンに出すことができる。
踏み倒し効果を持つカードは数あれど、3コストでこの踏み倒し効果は破格である。
例えば、先行3ターン目にフレアエッグを出し、次のターンまで生き残って、墓地に送ったカードがこのカードなら…

制圧カードの代表格

先行4ターン目にしてドラゴ大王が鎮座する。
その他にもヴィルヘルム、ライオネル、グレンモルト刃など様々な大型ドラゴンを出すことができる。
さらに第26弾で登場したダークマスターズも踏み倒し先の候補として考えられる。

効果は変われど3ハンデスは強力だ

このデッキタイプの特徴は、ドラゴンであればなんでも採用できる点にある。
当たりを増やすためにドラゴンの比率を多めにするか、安定を取ってミツルギブーストなど中型ドラゴンを採用するか、など構築は非常に自由である。

と、ここまではフレアエッグの強みを書いてきたが…

  • フレアエッグが抱える問題点、課題

前提としてフレアエッグのようないわゆるガチャデッキは、運に大きく左右される。
フレアエッグを出し、効果を発動できたとして捲れたカードがドラゴン以外なんてことは日常のように起きる。
さらに、今まで書いてきたことは全て「フレアエッグが除去されずに、相手の場に踏み倒しメタクリーチャーがおらず、デッキトップがドラゴンである」3つの条件を満たした場合のことである。
26弾環境になってもそれは変わらず、
オリオティス、学校男、革命の鉄拳、マッカラン、ドン吸い、ゴアラ、ラグマール、レッドゾーン
これらは全て私がフレアエッグを処理された経験のあるカードである。
どのカードもランクマッチで見ない日はないくらい、様々なデッキタイプに採用されているカードである。
相手としてはフレアエッグをメタっているつもりはないのに、他の環境デッキをメタっていたらフレアエッグにも刺さってしまった、という心情だろう。
以上のことから第26弾環境におけるフレアエッグの立ち位置は非常に悪いと言わざるを得ない…


待つでちゅ!!

ん?その声は…

諦めるにはまだ早いでちゅ!!!

レインボーフレアエッグちゃん!!!!

  • フレアエッグを使い続ける理由

フレアエッグは確かに環境デッキに比べれば安定感は落ちるかもしれない。必ず先行を取れるわけではないし、先行3ターン目にできる動きとしては弱い部類に入るかもしれない。しかし…
フレアエッグから状況をひっくり返すドラゴンを踏み倒せたときの快感はデュエプレ中探しても他に勝るものはないだろう。
興味を持った方はぜひフレアエッグデッキを使ってみてほしい。
何しろ、「竜のフレア・エッグ」は第21弾のカードであり、7月に出る新パックでスタン落ちしてしまうため、NDで使うことができるのはあと2ヶ月である。
これを読んだ貴方に幸運のエッグが微笑むことを祈って、本noteの締めとさせていただく。

〜追記〜
26弾環境が始まって2週間が経過した結果、現在環境トップのデッキは
・緑単サソリス
・赤青バイク
・デュエにゃん皇帝
の3つに固まった。
この3強がなかなか厄介で、3つとも速度の違うデッキタイプであるため全部を対策するのは無理に近い。
しかし、フレアエッグにとって有利な事情が1つある。
…学校男が消えたことである!!!

このカードに悩まされたプレイヤーは多いはず

少なくとも、学校男入りのデュエにゃん皇帝は見たことがない。
よって、先3フレアエッグをデュエにゃん皇帝は処理できないのである。
デュエにゃん皇帝に入っているコスト3のカードはポークビーフ、タイガマイト、コダマダンス、ボーンおどりチャージャーであり、いずれもフレアエッグは除去できない。
唯一可能性があるとしたらボンバクタイガだが、これを入れる枠はないはず。

出されたことがない

ともかく、フレアエッグをNDで使えるのはあと1か月である。
最後まで添い遂げよう…

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