ゲムマ2023秋「チャック横丁」に出展します
それはゲームマーケットにも大きな影響をもたらした
イベントの中止……
試遊スペースの一時廃止……
感染対策のためサークル間に十分なスペースの確保……
結果的にそれらは出展料への値上げにつながり、
（わたしのような）小さなサークルには大きな負担となっていった…
一方、昨今のボドゲブームにより、ゲームの供給も飽和状態。
そんな時代で売れるためには、
箱やデザインなどの見た目が"ちゃんとしている"こと…
そして"面白そうな"ゲームを売るための"話題性"や
告知などのPR力も求められるようになっていった………
そんな現状に鋭く切り込んだ
全く新しい出展プランである！！
＜条件・制限＞
・外箱がないゲームのみ出品すること。
・チャック袋、封筒、ビニール袋、クリアファイルなどに包むか、ハガキなど。
・書籍タイプのゲームは出品可能。ボードゲーム以外のジャンルは出品不可（TRPGリプレイなど）。
・持ち込み作品は1種類まで。
・販売個数は100個まで。
・ブース装飾はポスター類を机の下の正面側に１枚まで貼り付け可能。
・その他の装飾（卓上の造作やのぼりなど）やチラシの配布は不可。
・ゾーニング対象となる作品の販売は禁止。
出展料は驚きの3300円！！！！！
■こんにちは
こんにちは。バーチャルユーチューバーと申します。
みなさんはボードゲームをご存じでしょうか？
わたしはボードゲームが大好きで、
遊ぶだけに飽き足らず、オリジナルゲームの制作もしています。
マシーナリーとも子ボードゲーム『票田大作戦』を作った経験があります。
最近は別のアナログゲームのイベントに出るなどをしていたのですが、
今回、久しぶりにゲームマーケットに出る事にしました。
■何を作ろう
ここはチャック横丁…
外箱のないゲームのみが販売できるエリア。
しかも、ブースの装飾にも制限がかけられてます。
市販のようなかっこいい外箱や
サークルスペースを目立たせるためのきれいな布は
そのゲームの面白さの本質とは無関係。
つまりここには、ゲームのシステムの面白さだけで勝負する
ストイックな職人たちが集まっているのかもしれません！
出展を決めたはいいものの、
さて、どういうゲームを作りましょう？
具体的にこういうゲームが作りたい！
といったゲームに明確なビジョンはないのです……
まずはアイデア出しからです。
・机の上には販売物以外を置いちゃダメ
・敷布も背面ポスターもダメ
それって、つまり
↓
こういうこと！？
あれ？
机に並んだチャック袋……
この光景……どこかで……
・
・
・
ということで、出展イメージから着想を得て…
マタタビ取引ゲーム
『路地裏ニャンニャのマタタビおかいものゲーム』が完成しました。
チャック袋入りの何かが机に並んでいる出展の様子自体がおもしろい。
ピンチをチャンスに！
制限を逆手に取ったアイデアです。
■ゲームの紹介
●売人とマタタビ取引
ゲームは"買い手"（手番プレイヤー）がお金を出して、
マタタビを売る"売人"（他プレイヤー）と取引をします。
売人は取引を成立させるために、
より価値の高いマタタビを出したり、
嘘をついたりして競い合います。
取引が成立した売人はお金を得て、買い手はマタタビを得ます。
取引をした売人が次の買い手になり、取引を繰り返します。
●マタタビトークンで深まる読み合い
取引ができなかったプレイヤーはマタタビトークンを獲得！
交渉材料に使えたり、嘘を見抜く"味見"ができます。
●詐欺で出し抜け／嘘を見抜け
買い手は買ったマタタビの価値はわかりません。
提示した金額より低い価値のマタタビをこっそり売りつけてしまおう。
一方、買い手は取引したマタタビを味見して嘘を見抜けば、
売人に追加の支払いをさせることもできます。
補償の支払いができない売人は脱落です。
手札がなくなったらゲーム終了！
集めたお金とマタタビの価値が一番高いプレイヤーが勝利！
交渉とハッタリが大切な、シンプルな騙し合いのゲームです。
●ルール説明書はコチラ
■制作メンバー
企画・ゲームのシステムまわり諸々は 魂川りんり です。
ゲームのイラストは親交があった すこやかむいむい さんに依頼しました。
そして！公認アンバサダーとして
バーチャルユーチューバーの 古歌院鞠花 さんを指名しました。
以前より、コラボ的な何かをできないかなと思っていたので、
活動方針にぴったりな依頼ができて良かったです。
先日、販売より一足早く、バーチャル試遊会の配信をやりました。
プレイの様子を見たい人は、是非どうぞ！
■頒布日時、場所など
ゲームマーケット2023秋 10日（日曜日）
横丁07 風呂まりもレコーズ
にて1000円で頒布します
※ゲムマは2日開催なので注意してください。日曜日のみの出展です。
全体マップや参加の注意事項は公式サイトをご確認ください。(メイン入り口は別っぽいです)
限定100セットの制作です。
売り切れないと思うので、予約とかはありません。
余った分を後日通信販売予定です。
※木コマなどの在庫がもうないので、再版はないと思います。
■いかがでしたか？
とっても楽しそうなゲームですね。
……え？
こんな記事を書いたり、
出展制限を逆手にとったテーマのゲームを作ることは
ゲーム自体の面白さとは関係ないって？
それはチャック横丁の理念や、
わたしの目指したものとは真逆なんじゃないかって？
バーチャルユーチューバーはこれからも、
様々なおもしろい制作活動をしていきます。
この記事が面白かった人は、高評価・チャンネル登録です。
それでは、みんなもバーチャルユーチューバー！！