新月のコラム~てんびん座~
2021年10月6日(水)20:06にてんびん座の新月を迎えます。
「新月のコラム」では、シリーズで12星座の新月にまつわるお話をお伝えします。
月の満ち欠けの周期はおおよそ29日。月のリズムは私たちの身体や心と深く関わりがあり、女性はとくに影響を受けやすいと言われています。新月は満月と対象的で地球からその姿は見えにくいのですが、私たちにそっと寄り添い潜在意識に語りかけてくれているような不思議な繋がりを感じます。
新月はだんだんと形を変えていき、約15日間かけて満月になっていきます。月が満ちていくように、新月に始めたものは早いペースで成長していきます。物事を始めるのにぴったりのタイミングです。そして満月になると今度はだんだん月が欠けていくので、断捨離やダイエットに向いている時期となります。
月のリズムを意識することで生活も整っていきそうですね。一ヶ月に一度しかこない新月の日は「始まり」のエネルギーが最も強い日となります。このチャンスを逃さないで、叶えたい夢を実現させていきましょう。
☆月は12星座のどの位置で新月を迎えるのか☆
太陽の通り道である黄道(こうどう)に12星座があり、それが誕生星座として用いられています。一方で、月の通り道である白道(はくどう)にも12星座が存在しています。
新月を迎える瞬間、月がどの星座の位置にいるのかで新月のパワーは変わってきます。12の星座はそれぞれ異なる力や性質を持っているので、その星座が持つ力を活かした願い事をするとよさそうですね。
さて、今回の新月は10月6日 20:06に「天秤座」で迎えます。
「天秤座」のテーマと、叶いやすい願い事などをお伝えしたいと思います。
天秤座の守護星は、愛と美と豊かさを象徴する「金星」です。
金星はとても明るいので、肉眼でもはっきりと見ることができます。
夕方、西の空に輝いている一番星の金星は「宵の明星」、明け方の東の空に現れる金星は「明けの明星」と呼ばれ親しまれている星です。
英語では“Venus”ヴィーナスと言い、“愛と美の女神”を表す言葉でもあります。そんな金星を守護星にもつ天秤座は、先天的に美しいものを愛する心を持っている星座です。美的センスだけではなく、バランス感覚も優れていて、調和的な世界を好みます。
つねに公平的で、あるべきものを、あるべきところに治めることができるのは天秤座の素晴らしい才能です。風のように軽やかな動きで、時代の変化をいち早くキャッチし、新たな流れを作りだしていくこと、美の黄金のオーラをまとった天秤座にはそんな役割があるようです。
「天秤座の新月」を迎えるときは、人生における本当の“美”を見つけることがテーマです。人それぞれ美の価値観は違います。外見の美、内面の美、丁寧なしぐさ、言葉遣い、心地よい空間…など美しいと感じるものは様々でしょう。ふと見渡してみると、私たちのまわりは沢山の美しいもので溢れています。何気ない日々の中でも見過ごすことのないように、感受性豊かに過ごしていきたいですね。
きっと空から“愛と美の女神”ヴィーナスが見守ってくれています。愛し、愛される気持ちで心を満たし、「この世界は美しい」と心から感じられる毎日でありますように。
☆「てんびん座の新月」はこんなキーワードを意識して願い事をしてみましょう☆
楽しい時代の創造
バランス感覚
魅力を輝かせる
愛され力
恋愛成就
コミュニケーション力
芸術性
対等な人間関係
金運アップ
喜びの共有
新月のエネルギーは豊かな人生を送るためのサポートをしてくれます。
人はきっかけがあると動きやすいものです。新月をひとつの“きっかけ”にして動いてみるのもよいのではないでしょうか。夜空を見上げるひとときが、あなたの癒しとパワーチャージの時間となりますように。