「極彩色」の読み方をご存じでしたか?
◇歌詞の中の“極彩色”
考えてみると 簡単に説明できない言葉って
結構ありますよね?
私にとって その一つが「極彩色」だったので
ちょっと意味を調べてみようとしたんです
そしたら 驚きましたよ~
意味を知る前に この「極彩色」の読み方を
間違えてたことに 気付いたんですから!
ほらっ! ズバっと書かれてるでしょ? つまり
【正】:「極彩色」(ごくさいしき)
【誤】:「極彩色」(ごくさいしょく)
という訳で もちろん私は 下の【誤】の方で覚えてました
いや~今回は参りましたね
マジで完敗です!
でも…ちょっとだけ 言い訳させてください
私が まだ幼かった1973年にリリースされた
井上陽水の 名曲 “あかずの踏切り” では あの
粘っこ~い声で
♪ … 極彩色(ごくさいしょく)の色どりで
次々と電車が駆けかけぬけてゆく~
ってハッキリと歌ってたじゃないですか?
更に今をときめく Mr. Children の桜井さんだって
2002年にリリースした “LOVEはじめました” で…
♪ …視線を上げれば 極彩色(ごくさいしょく)
ネオン街の光だ
と歌ってたんですよね~ 間違いなく
だから まさか 読み方が違うだなんて
思いもしなかった訳ですよ
ただね
全く 思い当たる節がなかったか というと
そうでもないんですよ 実は
少し込み入った事情のあったCHAGE and ASKA
(チャゲ&飛鳥)が 1990年にリリースした
“ゼロの向こうのGOOD LUCK” では
♪ ゼロをはさんで二人極彩色(ごくさいしき)
のムードで ムードで ムードで~
と 飛鳥さんがハッキリと 正しい読み方で
歌ってるんです!
この曲はアップテンポで 超カッコいい曲だから
覚えてたんですけど …それを聞いたときは
「あ~っ 読み方 間違えちゃってるよ
カッコいいのに 惜しいよなぁ~」
なんて 心の中で つぶやいちゃったり
してたんです
知らないということは ホント 恐ろしいことですね
飛鳥さん 貴方は正しかった
誤解してて 申し訳ありません m(_ _)m
◇独擅場 と 独壇場 は「一字」違い
世間一般に【言葉は生き物だ】と言いますよね?
例え それが間違っていたとしても 大衆が
使い始めたら いつか それが正しい言葉に
なってしまう!ってことだと思いますが …
その良い例がコレです
独擅場(どくせんじょう)と 独壇場(どくだんじょう)
意味はどちらも「その人だけが思い通りに
振る舞うことができる場所、または場面のこと」
との説明が一般的なようです
最初はまず 独擅場しかなかった様ですが
漢字3文字中の 真ん中の擅という字が 壇という字と似ていたことから 誤って 徐々に “どくだんじょう” と読まれるようになり 今じゃ独壇場の方が正しい字句として使われるようになった とあのNHKさんが言ってますよ ↓
そうだったのか なるほど…
兄貴分の独擅場にしてみたら 後から入ってきた
チンピラの独壇場に まんまと美味しいとこ
持ってかれちゃった訳だから 悔しいだろうな
それを言ったら 長老の「極彩色」(ごくさいしき)だって 後から入ってきた新米の「極彩色」(ごくさいしょく)が 大物歌手に チヤホヤされるのを見るのは 辛いだろう …
このままじゃ「極彩色」(ごくさいしき)の顔が
丸潰れだぜ!
そうだよ 今に「極彩色」(ごくさいしょく)が
島を牛耳ることになるぞ!
◇まとめ
長老の「極彩色」(ごくさいしき)の栄光の座を
新米の「極彩色」(ごくさいしょく)に
奪い取られぬよう みんなで団結して 応援しようぜ!
オーッ!
負けるな! 僕らの「極彩色」(ごくさいしき)!
戦え! 我らの 「極彩色」(ごくさいしき)!