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#5 東京都の妊婦のためのPCR検査補助を受けさせていただいた時の話

東京にいた時の話です。

迷っている妊婦さんがおられるかな、と思い、記録します。
2021年2月の話ですので、現在は変わっているかもしれません。

検査のチラシをもらって

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妊娠したときに区役所に行ったときいただいた書類の中にあったチラシ。
無症状の妊婦への分娩前ウイルス検査費用助成(新型コロナウイルス感染症)。
希望する妊婦にコロナウイルスの検査の補助をしてもらえます。
おおむね36週の妊婦の方対象でしたが、私は故郷に転居して出産するため、22週ごろこちらの補助で検査可能か、ダメ元でかかりつけ医に問い合わせていただきました。
すると、大丈夫とのことで(本当に東京都には感謝です...)、このチラシではない別の電話番号に電話するよう、また別のチラシをいただきました。

電話をして日程と病院の調整

別のチラシの電話番号にお電話をすると女性が出て、希望の日程と病院を質問されました。

電話をした日
故郷への移動の約2ヶ月前。
日程
移動の前に結果が必要なので、検査結果は何日で出るのか、などお聞きし、私の場合は移動の10日前の前後を候補にしました。
病院
・補助の2万円以内で収まる
・できるだけ自宅に近い
・無料で検査結果の簡易証明を出していただける
の3つの条件を、できればで。

電話でご相談しながら日程、病院の条件を決めることができ、この条件で検討後、またお掛け直しいただくことに。

そして2時間後に折り返しのお電話が来て、3件の病院を紹介していただき、条件を全て満たした病院があったためそちらを予約していただきました。
検査結果は翌日出るが、今は混んでいるため翌々日の場合もあるとのことでした。

予約後、またお電話で、時間、持ち物(母子手帳と健康保険)などお伝えいただきました。
とてもしっかりとご対応いただき、ありがたかったです。

病院に行った時のこと

私は引越し準備が佳境の日程指定になってしまったので、いっぱいいっぱいの時期...。13時の予約なのですが、1時間前に来てくださいとのことでした。

検査の病院へは新規の患者として来院します。まずは東京都の補助で予約していることを新規の窓口へお伝えし、把握されていたため、待合室で待ちます。

病院で感染するんじゃないかと、モヤモヤしながら待つこと30分...

お忙しかったのか、新規の窓口で処理をしている人が誰もいません。私が「30分待っているんですけど受付されていますか?」と通りすがりの看護師さんにお聞きし、私より前に待たれていた老夫婦も立ち上がり、その方に質問していました。

1時間後、やっと受付けされ、検査の科に移動。

その科の受付で、予約時に翌日か翌々日に出ると言われていた検査結果は間違いないかと聞くと、今は混んでいるため2週間後と言われました。移動の日程を考慮して予約したので、早めてほしいとお伝えしたところ、先生に直接お話してくださいと言われました。

だ、大丈夫かな…。

実際の検査

検査の科の前の中待合でもまた20分ほど待ち、やっと検査に。血液検査をした後、一人用のビニールで作られた透明の箱のような狭い個室スペースに座り、鼻にグッと棒(?)を入れられました。痛すぎて体が仰け反り、反射で体が後ろに逃げるのですが、容赦無くグリグリされて、涙が出てきました。マジで痛い...。

結局、2週間の自宅待機が有効説

その後、医者の先生と問診。とても丁寧な先生で、日常で特に異常がない、通勤もしてない、周りに感染者などいないなどお伝えすると
「今、300人くらいこの検査受けられていますが、この妊婦さんの補助では2人目くらいです。そしてあなたはほぼ感染してしていないと思います。陰性の検査結果が出ても、飛行機に乗るので、移動先で2週間自宅待機してください。空港が危険なので。」
と言われました。

それから転居後の産院に結果をお送りいただく予定だったそうですが、私が東京でのかかりつけ医に2日後に行く予定があったため、検査結果を東京のかかりつけ医にFAX→それを私にコピーでいただくという形にしていただきました。(郵送だと遅くなるのでFAXで。)
また、検査結果は郵送もしていただき、かかりつけ医が紹介状と一緒に転居後の産院に送ってくださることに。とても親切な先生で良かったです。

結論 : 妊婦のメンタルではきつい!

結果は陰性で安心しました。

私は引越し先で娘の保育園見学などで、書面があった方がいいかと思って受けましたが、この待ち時間の間に感染してしまったら…というストレスと、検査結果の通知の話が通っておらず交渉しなくてはならないのか…という気持ちで、妊婦特有のホルモンバランスによる悲しみに襲われ、待合室でシクシク泣きました。
私は第二子なのでだいぶデデーンとかまえた妊婦な方だと思っていたのですが。

病院自体は、待ち時間は長かったですが、それを見越しての予約の1時間前の来院ということだったのだと思いますし、「お待たせしてすみませんでした」とフォローを入れてくださる病院だったので、とてもいい印象でした。ただの私の体調の問題です。

そして転居先で書面を見せることはなかった…

転居先で癌の父にホテルに行ってもらって隔離し、私が2週間自宅待機した後、市役所や保育園見学、産院に検診に行きました。

「2週間待機しました」、「PCR受けて書面もあります」とお伝えしましたがみなさん、「ああ…」と言って終わりでした。もっとこわごわされてしまうかと思っていたので安心しました。

今回、この検査を受けさせてくださった東京都には本当に感謝しています。このような制度を、ありがとうございました!!

妊婦さんが受けるのを迷われていたら、読んでいただけると嬉しいです。
今回、私は移動先で結果として必要ありませんでしたが、陰性だという書面を持っていて安心はしました。でも、書面が必要、などなければ、無理に受けなくてよいと思います。一個人の経験と感想なので、ご参考までに…。

コロナ禍での妊婦生活、出産、がんばり
ましょう!!


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