第1次仙豆戦争勃発の危機。
俺は今体調を崩している。
紛うことなき風邪だ。
ちゃんと熱あるし咳も出るのでPCR検査を受けたが、陰性だった。インフルもだ。
なんか最近めちゃくちゃ風邪が流行っているようで周りにもダウンしている奴が多い。
まぁ気温の変化だとか皆忙しい時期だとか
この時期は体調崩しがちなのかもしれない。
しかも俺はなんか先週も体調を崩した。
疲れているのかもしれない。
そんな中思った。
ドラゴンボールに出てくる「仙豆」や
カービィに出てくる「マキシムトマト」。
ポケモンの「かいふくのくすり」など
それさえ飲めば食べれば完全回復するという
魔法のような薬はいつ開発されるのだろう?
いやもしかしたらもう作れるのかもしれない。作っていないだけで。
その理由はいくつか考えられる。
1.休む必要が無くなり無限に働かせようとするブラック企業増加の恐れ
2.死亡直前の患者等を無理やり蘇生出来てしまう為、生命の倫理に反する恐れ
3.その薬を出した会社が独占禁止法に抵触する恐れ
4.食事も必要無くなり飲食店や農家など食に関する職業の需要低下による大量の失業者が発生する恐れ
などなど。
「仙豆」(以下、完全回復する薬を「仙豆」と呼称する。)が開発されるとどう考えても
世界がガラッと変わってしまうのだ。
俺はなんとなく科学技術が向上して
いつかは「仙豆」が本当に開発されると
思っていた。
しかし今日一日考えて確信したのだ。
「仙豆」は完成しないのだ。
いや正しくは開発してはいけないのだ。
時には風邪をひき、必死に食料を確保し
死ぬ時が来たら死ぬ。
それが人間なのだ。生物なのだ。
だがしかし。
今は普通に「仙豆」を開発できる程の
科学技術が無いかもしれない。
ただ、技術的に開発できるようになり
それが世間に知れ渡ってしまった時。
きっと「仙豆を作れ派」の人間が誕生する。
きっと彼らはデモなどを世界各地で起こし。
テロや紛争なども引き起こすだろう。
俺はこいつらを「ヤジロベー」と仮称する。
人類が今最も危惧しなくてはいけないのは
天災やAI、宇宙人でも核でも無い。
そう。「仙豆」なのだ。
というのは全部冗談だ。
早く作ってくれ。
死ぬ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?