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未来への希望:

こちのページは、アップデートしながらお伝えしていきたいと思います。
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子どもたちへの想い


■子どもは地球のたからもの

私たちが住む日本は、皆様もご存じのとおり、後期高齢者が年々増えていく構図になっています。
合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの数)は、2023年に1.21前後ということでした。ここ数年コロナ禍で人と会う機会が減ったことも影響して、結婚する方が減少した影響が、少なからずあったでしょう。必然的に出生数も減少して然りだったと思います。
子どもの人数自体が減少する中で、子どもの存在そのものが希少となる日本において、子どもがいること自体がありがたいこと。
ですが、ただそれだけではなく、未来を創造していくにあたり、子どもの存在とその可能性は、“希望の光”そのものだと思うのです。

■大人ができること

私たち大人が子どもにできることを考えたとき、それって何なのだろう?
安全な場所に住み、食料を確保することに不安がないこと、経済的な心配もなく安心して暮らせることなどが、まず第一に挙げられるでしょうか。
それらは生きていくうえで最低限度守られるべきものであり、本来私たち大人がすべきことは、子どもたちが豊かに育っていってもらえるよう、心や体の成長を図るためのサポートをすること…に尽きるのではないでしょうか。
大人都合の社会が当たり前のようになっていますが、私の子どもたちが通った幼稚園では、いつでも “子どもたちの生活” がすべての基本にありました。そして、園長先生いわく「時代が変わっても、子どもは変わらない。」と強い信念でおっしゃっています。子どもたちは地球のたからもの…。未来を担う大切な存在です。その子どもたちが、健やかに今日も明日も過ごしていけるよう願ってやみません。

■自分の「ことば」をもつ

私は10年ほど、教員ではない立場で教育現場で仕事をしてきました。子どもたちからは、間違えて「先生」と呼ばれることが多かったです。そのような立ち位置にいたせいではありましたが、そこで「先生」ではないからこそ、子どもたちから “聴き出す” ことができた多くの「ことば」がありました。
なぜなら私は教員ではないので、生徒の成績をジャッジすることがありません。学校の決まりでの生活指導もしません。教員でもなく親でもなく、友達でもない存在だったからこそ、その“ことば”を聴くことができたのかも知れません。そしてその多くの「こどば」が、私を今こうさせている原点でもあるかも知れません。

子どもたちにはそれぞれに、実に様々な事情を背景に持っています。そういった子どもたちの言葉をうまく引き出せたとき、自然と多くのことに変化が伴ってきていました。

聴いてくれる人がいる。自分のことを知ろうとしてくれる人、解かろうとしてくれる人がいる…。それだけで、子どもたちは急に意欲的な様子を見せ始めます。

自分だけの心の中の想いを言葉にする力を持った子どもたちは、それぞれの個性やポテンシャルを発揮して、その子独自の世界観を繰り広げ出します。大人がサポートするのは、その言行動にただ伴走していくこと、そして困ったときに適切な助言と方法を、「こんなこともあるよ。」「こんな考えもあるよ。」くらいの程度で、あくまでも案として提供すること、そんな程度で大丈夫なのではないでしょうか。思春期の子どもたちなら尚更そうだったと思えます。

■1on1で対話を

自分の存在というものをしっかり認識してもらえることは、赤ちゃんの成長に欠かせないものです。目をしっかり見つめて語りかけ、笑顔を向けることは、赤ちゃんの成長にとって、最も重要なコミュニケーションだと思います。

またこれは、赤ちゃんや子どもだけではなく、大人だってそうではないでしょうか。自分の存在意義を感じるのは、大切な家族や友人・恋人など、そういった関係性にある人との温かなコミュニケーションが図れていることで、心も安定して本来の能力を発揮し、発展させていけるとことでしょう。

ところが、現在の教育現場も家庭でも、この大切な対話の時間があまりにも少ないと感じています。学校教育の中でも、特別にそのような仕組み造りができている学校以外では、「そんなことをする時間がない。」「理想はその通りだけれども、とても無理です。」という言葉を、私は何度も何度も聴いてきました。

ならば学校は、その「できないこと」「教員でなくてもできること」として、委譲してはどうだろうか。やりたいけれどできないと思う気持ちに労力を費やさず、それに後ろめたさを感じたりせず、本来先生方がやるべき業務に専念されてはどうでしょうか。先生方が、「先生になりたい!」と思ったその思いを、思う存分に遂行していただくためにも、私たちにできることをやらせていただきたいのです。教員でなくてもできること…ここにサポートが入ることにより、先生方のQOL改善に貢献できるのではないかとも考えます。大切な地球のたからものを、教育という場で先生方だけが疲弊せずに、社会全体で育んでいくことが大事ではないでしょうか。たとえ牛歩であっても、少しずつでも行うことで、現場は間違いなく変化していくと私は信じています。

■ご案内

私たちは、プログラムを通じて、子どもたちからの「ことば」を引き出します。まずは、お話しをお聞かせください。
私たちへのお問合せは、こちら からどうぞ…。


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