【インタビュー】沖縄から総合型で慶應SFC総合政策学部へ
こんにちは。
沖縄県那覇市で大学入試の指導をしています、総合型選抜専門塾GAL(ガル)です。
地方に住む高校生が、人生の可能性を広げる手段として「総合型選抜」に挑戦できるよう、情報発信をしています!
「総合型選抜インタビュー」のシリーズでは、沖縄から総合型選抜で大学進学した先輩たちを紹介していきます。
学生たちのロールモデルになれれば幸いです…!
学生紹介
受験を振り返って
ーまずは自己紹介をお願いします!
沖縄生まれ沖縄育ち、浦添市の出身です!
慶應義塾大学総合政策学部にAO入試で入学して、次2年生になります。
ー総合型で受験しようと決断した理由は?
んー、総合型の方が、かっこいいと思ったからです笑
勉強するのがいやで、一般入試をやりたくなかったというのもあるんですけど、一般と総合型どっちが面白いかなって考えた時に、総合型を選びました。
あと、私は高校2年生の時に1年間留学に行っていて、これまで留学に行った先輩たちもみんな総合型で大学受験をしていたので、留学経験が大学に評価されるという感覚もあって、受験を決めました。
ー受験期になるまで、どんな活動をしてたの?
好奇心旺盛な性格なので、本当に色々やってました。
留学も行ったし、琉大カガク院という琉球大学(沖縄県唯一の国公立大学)が主催する高校生向け科学教育プログラムに参加したり、高校では沖縄そばを豚を食べることができないイスラム教徒の人でも食べられるようにするプロジェクトをやってみたり…学校の中でも外でも、なんとなく面白そうだな〜と思ってたら色々と取り組んでいました。
でも、当時はそこに一貫性もなくて、なんで自分が取り組んでいるのかもよくわからないままやっていました。
ーすごい、めちゃくちゃ好奇心旺盛だね!
ーそこから、大学に出願する志望理由には何を書いたの?
それが、実はうまく1つにまとめることはできなかったんです。
SFCに出願した時は、沖縄県民と県外の人がコラボレーションすることで持続可能なまちづくりをしたいと書いて、法政に出願した時は、沖縄県内の進学率の低さや自分の経験に基づいて、子どものキャリア選択と親子関係について研究したいと書きました。
観光系の学部に出願した時は、住む人も訪れる人も両方幸せになれるように、持続可能な観光経済を研究したいと書きました。
ーやっぱり、志望理由書にまとめるのは大変だった?
かなり、大変でした!
これまで自分が取り組んできたことを振り返る機会もなかったので、受験生になって改めて過去のことを考えるのが、もはや怖かったんです。
最後は「決め」の問題で、私の関心と、大学の特色をマッチさせていく感じでした。
でも、最後まで自分が合格する感覚はなくて、ひたすら合格に向けてできることを探すばかりでした。
今何してる?
ー大学に入ってからは何を勉強してるの?
受験期を経て、やっぱりもっと社会のことを知りたいと思ったので、春学期は世界や社会がどのように動いているのかを勉強しました。経営とか心理とか、本当に色々です。
秋学期からは、人ってどうやって働いてるんだろ〜っていうのに興味を持ち始めました。なので仕事と社会という講義とか、産業心理学とか、働くことに関連する講義を履修しました。
ー興味関心も移り変わりながら、色々吸収できてていいね!
ー学外では何かしている?
「働くこと」に関心があるので、色々なところで仕事をしています。
4つくらい、インターンしてます。笑
沖縄県内の企業、営業、コンサル、教育・人材、なるべく幅広くたくさんのことを経験できるようにしてます。
やっぱり、また1つに絞ることはできなくて、現状面白いと思うことを、あれかなこれかなって探しながら生きてる感じです!笑
沖縄の受験生へ
ーこれから受験を控える高校生に、「これだけはやっておきな!」ってことはある?
自己探究ですかね。
自分が何が好きとか嫌いとかがわからないと、社会を観察したときに何も感じることができないので、経験を積むことのできる機会を自分に儲けるべきだと思います。
自己探究するには、それができそうな環境に身を置かないとダメだと思ってます。自分で考えるのは苦手なので、とりあえず動いてみることが大事です。
正直、悩むことも多いと思うんですけど、悩むだけ悩んでみていいと思います。
悩まない方が怖いというか、この機会にとりあえず悩んで悩んで、自分と向き合って欲しいですね!
一度きりの高校生活、楽しんでください!私はみなさんのことを心の底から応援しています。
ー受験を機に自分と向き合うか…辛いこともあると思うけど、やっぱり見える景色が変わるよね!
ー素敵なお話しありがとうございました!