「読まれる志望理由書」の特徴、教えます
大学入試の総合型選抜では、一つの入試で、数100人〜数1000人が出願します。
ちょっと怖い話をしますが、「読みたくなる志望理由書」でなければ、あなたの書いた志望理由書は最後まで読んでもらえるかわかりません。
誰でも、読む気の失せる文章は、早めに脱落するものです。
せっかく数ヶ月かけて準備した志望理由書です。最後までじっくり読んで、あなたの素晴らしさをわかってほしいですよね。
今回は、「読まれる志望理由書」の特徴について解説していきます👀
飽きられる志望理由の特徴3選
1.定型文すぎる
こちらは志望理由書の定型文です。
はじめの内は定型文に沿って書いても問題ありませんが、出願書類に落とし込む時には、法律を学ぶから法学部、経営者になりたいから経営学部のような表層的な表現ではなく、より「なぜ」を深堀した内容を意識したいですね。
2.結果のアピールばかりになっている
書いてあることは、よく頑張ったんだな、と思う内容ですよね。
ただ、結果だけを書いて、なぜそれに取り組み、何を学んだのかについて追求されていなければ、アピールだけで終わってしまいます。
あなたの感情や思考のプロセスまで文章化して、人間性を伝えられると良いですね。
3.もはや、誰でも書ける
志望理由書の5つの構成の中で、「問題分析」のフェーズがあります。
(志望理由書の書き方については、こちらの記事をご参照ください!)
その中身が、今日Googleで調べたら誰でも書けるような内容に止まっていたら、あなたの頑張りは伝わりません。
もちろん、Googleにはたくさんの情報が載っています。しかし、それは一次情報に過ぎません。
あなたが何を体感し、何を見たのか、教授はそれが知りたいのです。
ポイントは1つだけ
「ストーリー性」を意識する
志望理由書は、あなたの人生が投影されたノンフィクションであると考えることができます。
教授があなたの志望理由書を読み進める中で、あなたの感情や、見てきた情景、ビジョンが頭の中に浮かべば、それはあなたのことを知ってもらえたことを意味します。気になってもらえれば、一次試験を突破することができます。
こちらの記事にも書きましたが、志望理由書は教授に送るラブレターです。
より、あなたのことを知ってもらうために、断片的な課外活動の成果の羅列や履修したい講義のまとめではなく、「Why you?」に答えるつもりで、あなたらしさを存分に発揮することを意識してみてください。
とにかく、自分の志望理由書に対して、「なぜあなたがやるの?(Why you?)」と尋ねてみてください。
まとめ
今回は、ストーリー性を出して人間性をイメージしやすくする方法をお伝えしましたが、他出だしの文章を工夫したり、問いかけを入れ込んだりなど、他にも細かいテクニックがたくさんあります。
より高度なテクニックは、今後また発信していきます。
とはいえ、具体的にどのような志望理由書が合格したのか、自分の志望理由書は合格するラインにいるのか、総合型選抜は不安がつきものです。
少しでも相談してみたいことがあれば、お気軽にGALまでご連絡ください!