〈完全完コピ主義〉K-POPダンスカバーサークル“早稲田Twinkle”ってどんなの?【前編・単独公演レポ】
※この記事は前編です
今や世界中で大ブームを巻き起こすK-POP。以前よりも、テレビ番組や街中からK-POPが聞こえてくることが多くなったように感じます。
早稲田大学には、そんなK-POPをこよなく愛する集団が存在します。
それは‥‥筆者も所属するK-POPカバーダンスサークル、Twinkleです!
「完コピ」を目指し、衣装は勿論、本人の表情や踊り方まで真似ることを意識しています。メンバーは性別・国籍・経験を問わず様々。共通しているのは「K-POPを踊りたい」という気持ちだけ。
今回は、そんなTwinkleが8月末に行った単独公演の様子を取材しました!前編での公演当日のセットリストやレポに加え、後編では幹事長の姉崎さんへインタビューをさせていただきました。
K-POPが好きな方、Twinkleに入りたいと考えている方は必見です。ぜひ最後までご覧下さい!
<Twinkle8月単独公演>
日時:8月29日(日)10:30~16:00
場所:高田馬場音部屋スクエア
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-4-13アルプスビル高田馬場B1F
音部屋スクエア公式サイトはこちら
公演レポ
前編では、メンバーだからこそ分かるTwinkleの凄さを、公演の写真と共にレポしていきます。
セットリスト
NiziU / Take a picture
(G)I-DLE / HWAA
BLACKPINK / How You Like That
fromis_9 / We go
ITZY / Mafia In the morning
BTS / Dynamite
IZ*ONE / AYAYAYA
TWICE / Cheer up
F(x) / 4walls
ENHYPEN / Given-Taken
aespa / Next level
aespa / Black Mamba
Dreamcatcher / Deja Vu
NCT DREAM / Ridin
ATEEZ / HALA HALA
WJSN / Butterfly
ITZY / WANNABE
NCT127 / Superhuman
Weekly / After School
Brave Girls / Rollin’
GOT7 / Lullaby
BTS / Blood Sweat & Tears
単独公演ということで、非常にボリューミーなセットリストになっています。知っている曲や気になる曲はありましたか?
この中から特に盛り上がったパフォーマンスを何曲かレポしていきます。
3.BLACKPINK / How You Like That
まず紹介するのは、BLACKPINKの『How You Like That』チームのパフォーマンス。
何よりも、高すぎる衣装の完成度。豪華な衣装が独特な曲の雰囲気にとても合っています。
壮大なオーケストラサウンドで始まるイントロは、観ている人を惹き付け、高揚させます。と思いきや、意外と悠々とした歌い出し。対してサビは、ノリの良いメロディーに合わせたダンスがインパクトを与えます。
キュートさだけには収まらないBLACKPINKの魅力を、特有のツンとした表情まで徹底的に真似することで表現しています。
14. NCT DREAM / Ridin
続いてNCT DREAMの『Ridin』は、強烈なビートと力強いダンスが特徴。
「Ridin’ & Rollin’ Reloading~♪」というパートは、パワフルさと緩やかさを兼ね備え、強弱のはっきりしたダンスが印象的です。
難易度の高いラップパートも、口パクをして完コピを目指します。
(ちなみにNCT DREAMは筆者の推しグループ。選曲も良く、特に楽しみにしていたステージのひとつです!!)
16.WJSN / Butterfly
ガルクラ(※)ブームの中、WJSN(宇宙少女)の可憐な曲も忘れてはいけません。タイトル通り蝶を彷彿とさせる綺麗な衣装や、耳に残るサビが特徴の『Butterfly』をカバーしました。
※ガルクラ=ガールクラッシュの略称:同性である女性が思わず惚れ込んでしまうような魅力を備えた女性を指す言い方。かわいいだ、格好良い、憧れる、といった好印象の総体として捉えられる。もともと韓国で流行した語とされる。(Weblio辞書から引用)
大勢の曲では、全体で振りを揃えることや動線をより意識しなければなりません。そんな中でも、本家の清廉な雰囲気を完璧に再現しました。
19.Weekly / After School
小道具を使うときもあります。Weeklyの『After School』は、舞台上の彼等につられて観客も明るい表情になってしまうようなキャッチーな曲。
楽しい曲調には、楽しげな表情も不可欠です。小道具使いだって、表情だって、メンバーとのコミュニーケーションだってコピー要素のひとつ…まさにプロフェッショナル。練習も楽しそう!!
21.GOT7 / Lullaby
ボーイズグループの魅力は、力強さや激しさだけではありません。リズミカルな音に合わせ、爽やかな表情の溢れるGOT7の『Lullaby』をカバー。パフォーマンスはもちろん、甘く幸せな歌詞が良い‥‥!
ダンスだけでも相当体力が削られるボーイズK-POPですが、加えて表情づくりや歌もこなすK-POPアイドル‥‥踊る度に彼らへのリスペクトが強まります。
Twinkleでは、NCT DREAMやWeekly、GOT7のように男女混合でチームが構成されることもあります。男子だけがボーイズ、女子だけがガールズをやっている訳ではありません。しかし、誰がやっても目標は完コピ。徹底的に本人になりきります。
レポまとめ
このように、Twinkleは様々なジャンルのカバーダンスに挑戦し、公演を行っています。細部にまでこだわった「完コピ」具合は伝わったでしょうか?よりライブ感の強まる単独公演だからこそ、曲だけでなく、イントロや照明にも力を入れてステージを作り上げていきます。
そのために、練習では、動画を何回も見返したり、サークル員同士で「今の本人っぽい!」と称賛したりして、完コピの精度を高めていきます。すると、知らなかった表情や、歌詞とダンスの意味が繋がっていることに気付きます。本人達に近付こうとすればするほど、彼らの魅力にハマっていくのです。いわゆる‥‥沼!
今回の公演を通して、その沼により一層深くハマっていったような気がします。はやく皆さんにも生のパフォーマンスを見ていただきたいです!
きっと、もっと、K-POPを好きになる
前編では、Twinkleの単独公演について、セットリストからステージを厳選してレポしていきました。ぜひレポした曲以外も聴いてみてください。今後Twinkle公式YouTubeにアップされる動画も要チェック!
現在、公演は無観客で行っていますが、例年の公演では、歓声が飛び交い大盛り上がり。
Twinkleは11月6~7日に開催される早稲祭2021(Twinkle出演日は11月6日)にも出演します。渾身のステージを披露するため、全チームが練習を重ねています。この記事をきっかけに、もしTwinkleに興味を持っていただけたら、ぜひ早稲祭でのステージを見に来て下さい!
後編では、幹事長・姉崎さんへのインタビューの様子をお伝えします。「夏に単独を行う」という、史上初の試みに取り組んだ姉崎さんの想いとは‥‥ぜひご期待下さい!
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※本公演は新型コロナウイルス感染症対策のため、無観客・無配信で開催(後に公式YouTubeに掲載する動画の撮影のみ実施)
※会場の人数制限の関係上、3組ごとの入れ替え収録制
※出演者は舞台上でのパフォーマンス時以外、マスクの装着を徹底
※入れ替え収録のため筆者は全てのステージを直接観覧することが出来ず、一部動画やリハーサルでのパフォーマンスに基づいたレポになっています。
※写真に写っている全ての方に、本記事での写真掲載に関して許可を頂きました。
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(文/やま)