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立つ鳥跡を濁さず

小学校の遠足や修学旅行で先生に言われる事のひとつ。

「来た時よりもきれいにして帰りましょう!」

これは日本人に染みついている、本当に素晴らしい心がけだと思う。小さいころから親や先生に何度も言われ、自然と備わっている人も多いと思う。

ひと様に迷惑をかけたくない、というのは「和を以て貴しとなす」聖徳太子の頃から受け継がれる日本人特有の感覚であり、目に見えない物、場所などを敬うという感覚とも通じる。電話で話しながらお辞儀したりするのもこれに似た感覚かもしれない。

これは公園や旅館といった場所だけの問題だけでなく、時間や世代といったものにも当てはまると思う。

「自分の生きてきた時代よりも、少しでも良くして次に時代を引き継ぐ。」

一人ひとりのその心がけが日本を、世界を、そして地球を良くする原動力になることは間違いない。

これからの世界は日本人が引っ張っていかなければいけない、と言われる所以がわかるような気がする。

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