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『百代の過客』大阪公演
金曜日は朝からドタバタな1日を過ごさせていただきました。
単独ライブの前に、祇園花月2ステージ。2ヶ月ぶりの祇園花月。通常の寄席公演ということであれば、東京に移住してから初めての関西の劇場出番でした。
4月までは毎月5回〜6回は呼んでいただいてて、『おっさん寄席』や『ミドルどすなライブ』など、全体的に劇場出番が少なくなっていたミドルメンバーに、優しい光を当ててくれた祇園花月に戻って来れて嬉しかったです。
そして、相変わらず手厳しいお客さまの洗礼も浴びさせていただいて、改めて気を引き締めさせてもらいました。東京で漫才修行を重ねて、また挑ませてください。
2ステージ目終わり、単独ライブのために新大阪まで新幹線で移動し、タクシーで劇場入りできるという、単独ライブの日限定の超優遇行程を組んでいただいていました。
しかし、全国的な大雨で新幹線のダイヤ大乱れ。乗る予定だった新幹線のホームに行くと、
1時間20分遅れ
の文字。これを見た瞬間、単独ライブのLINEグループに一言送りました。
これ、ギャロップさん来れる?
大阪公演のゲストはギャロップさんをお呼びさせていただいてたのですが、午前中に『ラヴィット』の生放送、そのあとどうやら『ソウドリ』の収録をしているというところまでは、Twitterで確認していたので、これはかなりヤバイだろうなとすぐに気付きました。
とりあえず、自分たちはあまり遅れていなかった『こだま』で新大阪入り。
タクシーに乗ると、大阪は雨足が弱くて、
あー、やっぱこういうときって、大阪って雨降らへんよなぁ。六甲山脈と生駒山脈と紀伊山脈があるからよなぁ。そら秀吉はここを拠点にするわ。賢いわ。
なんて呑気に考えながら劇場入りすると、マネージャーの第一声、
「あの、ギャロップさん、まだ熱海で止まってます。」
で、一気に目が覚めました。
ゲストなしの完全なる単独ライブでいくか、新たなゲストを呼ぶか、ギャロップさんにリモートで繋ぐか、もうガクテンソクでギャロップさんの漫才を完コピするか、色々協議した結果、
マンゲキ出番前のカベポスターに協力してもらい、エンディングでギャロップさんに電話を繋ぐ。
ということで、なんとか落ち着きました。動いて下さったスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。
急遽出てくれたカベポスターも本当にありがとう。ツカミ、漫才、膝林、全て最高でした!
そしてギャロップさん!絶対にまた何かやらせてください!新ネタでもなんでもやりますんで!今回、僕たちがお呼びさえしなければ、あんな災難に巻き込まれていなかったのかもしれませんし、何よりやっぱりご一緒したかったので、ぜひともよろしくお願いします!
ドタバタの中、なんとか単独ライブを終え、馴染みのお店にビールを飲みに行ったのですが、次の日の朝、ギャロップさんと同じくらいの足止めをくらうことを、この日の僕はまだ知りませんでした。
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