ツッコミ集落
今日は霜降り明星粗品が主催の『ツッコミ集落』というイベントに呼んでいただいた。
会場は東京の「よしもと有楽町シアター』
学天即奥田は大阪よしもと所属の大阪在住の芸人なので、東京へ向かう新幹線に乗り込む。
去年の夏頃のことを思えば、車内は埋まっているように思えるが、去年の景色に見慣れてしまっただけで、一昨年から考えればスカスカなのかもしれない。たった2年前の景色さえ思い出せない。老いなのか。昨年が印象的すぎかのか。
新幹線で、粗品から送られてきた、同じ趣旨で2020年の2月20日に行われた『ツッコミ』というイベントの動画を見る。
送られてきた動画には
「ちなみにご参考までに、去年ルミネで一回同じようなライブをやってるんですが、雰囲気こんな感じです(全然見なくていいです)」
と添えられていた。
粗品は無骨なイメージを持たれがちな男だが、実は配慮が出来る男だ。ただ、その配慮が無骨すぎて、結果『無骨』と勘違いされる。そのあたりが()の中によく表れている。
映像は、遠目から撮られていてよく確認はできないが、なにやらテレビ局のアナウンサーらしき人が仕切っている。
『劇場のライブイベントなのに?』
という思いがよぎる。さらに、芸人のツッコミのあとに『オッケー』っぽい音と『ダメ』っぽい音と、もう一種類の音が流れる。その『もう一種類』が流れると、アナウンサーらしき人が、
「○○さん、1万円ゲット!」
と叫ぶ。
『劇場のライブイベントなのに?』
僕はわけがわからなくなったので、三河安城あたりで画面を閉じた。考えたら考えただけ迷路に入り込みそうな気がしたからだ。
有楽町に着く。事前に、
『衣装はTシャツを用意してあります。』
という連絡をいただいていたので、比較的身軽な手荷物で劇場入りした。
その数分後、とんでもなくデカイ手荷物を持ったもう中学生さんが楽屋に入ってきた。僕は
「このライブの前にどこか行ってたんですか?」
と聞くと、もう中さんが、何かを言っていた。数時間前のことなのに、一言一句思い出せない。とにかく、何かしらの『声』という音が鳴っていた。とりあえずわかったことは、
『この人は『この小道具』を持って、ツッコミを競うイベントに出るらしい。そして、僕はこの人と同じ舞台に出るんだな。。』
僕はその瞬間、ジョジョ第二部のカーズのように、考えるのをやめた。
一体、どんなイベントだったのかは、まだ配信チケットが購入できるようなので、ぜひ見てみてください。
戦友たちと。
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