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人ではなく、人間であることが大事だと思う今日この頃

昨日は1日、名古屋にお世話になりました。

大須演芸場。好きですね。いかにも『寄席小屋』という作りが好きです。商店街の少し外れにあるという立地も好きかも知れません。

空き時間に『味噌煮込み たから』という、劇場近くのお店に行ったのですが、

『あぁ、昔の芸人さんも、出番終わりはここでコレ食べてたんかもなぁ。』

と思える風情で素敵でした。

その『たから』の横にケバブ屋さんがあったのですが、それを昔の芸人さんが見たら、

「お?ここにあった豆腐屋が無くなっとるやないか。ほんで、おい!それなんや?肉を縦にしてどうするつもりや?削ぎ落とす!?なんでそんなことすんねん?おもろそうやな。一個ナンボや?600円?高いんか安いんかようわからんな!とりあえず、一個もらおか!』

とか言ってたんやろうなぁ、ほんでそのあとの舞台で、

「さきほど、なんやトルコのけったいなモンを食べましてね、」

と、ネタのツカミにしてたんやろなぁ。素敵やなぁ。と思いました。


昨日は5ステージあったのですが、5ステージとも見に来てくださってる方もいて、本当にありがたい限りです。

3ステージ目が、名古屋の0〜2年目くらいの芸人さんがネタをするライブのMCだったのですが、事務所関係なく出られるライブなので、フリーの芸人さんもいるという文化の違いを感じたり、去年、コマンダンテと名古屋でツーマンライブをやった時に出会った、クレイジー野郎と再会できたり、いろいろと刺激のある1日でした。

その時のnote⇩

そして、大阪に戻りまして、安定の『夕食難民』になりました。

僕自身は、まん防を守っていないお店には入りませんが、守ってないお店があっても全然良いと思いますし、そこで楽しんでるお客さんも、全然良いと思っています。

僕は、生きていることが罪だと思っています。けど、その有罪感を嫌っているわけではなく、むしろ好きだったりもします。

そもそも、人間なんて、清廉潔白であれるはずがないと思っているので、その事実を引き受けて、開き直って生きてやるという覚悟を決めるだけです。ただ、開き直って生きたところで、大それたことはできない小物であることも存じています。

なので、今日も今日とて、人間として、慎ましく生きるだけです。

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ガクテンソク 奥田修二
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