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41th

本日3月3日は、わたくしめの誕生日でございました。各SNSにて、たくさんのお祝いメッセージありがとうございました。ひとつひとつに返信できなくてすいません。間違いなく、すべてに目を通しております。本当に幸せな気持ちにさせていただきました。

今日は愛媛県で朝から仕事でした。伊方町にてNHKラジオ『上方演芸会』の収録です。四国の最西端ということで、収録は夜からだったのですが、交通の都合上、午前の飛行機で愛媛入り。会場に着いてから鬼の5時間空き。

いや、そこで返信できたやろ!

わかります。けど、なんかいろいろやることがあったんですよ。道の駅に行ったりとか。

ということで、誕生日は愛媛でゆっくりと過ごさせていただきました。


41回目にもなると、誕生日に特別な感情がなくなっていくのかと思いきや、意外と感慨深いなと思っています。なんなら、39歳の時くらいから、逆にけっこう大切なんじゃないかと思うようになっています。

後ろを振り返るわけではないですが、よくこんないい加減な人間が、41年も生きれたもんだなと。いつのたれ死んでもおかしくなかったよなと。そんな気持ちになるんです。

もちろん、理想としていた未来の自分の姿とはかけ離れているし、人生がうまくいっているなんて思ってもいませんが、瞬間瞬間の決断自体に不満はまったく無いので、これはこれで上出来だと思えるようになってきたんです。

タイムマシンがあったら、過去に戻ってやり直したいという気持ちになることもほとんどなくなり、今の知識と能力を持っていない状態でやり直したって、きっとまた間違えるだけなんだろうなと思えてきて、それなら未来をちょっと観光して現代に帰ってくるくらいがちょうどいいんだろうなと思うようになったのは、過去の自分の良いも悪いも引き受けて、今の自分で生きて行くしかないし、そう決めた自分のことも引き受けだしたからだろうなと思います。

だから、年齢を重ねることを『歳を取る』以外に、『歳を食う』と表現するのかもしれませんね。今までの歳を食って、栄養にして生きていくみたいな。

正解は知りませんし、今、自分的にすごくしっくりきてるので、今日は正解は調べないでおきます。

41歳は、東京に移住もするし、なんか色々目まぐるしく日々を過ごせそうなので、42歳になったときに、自分にちゃんと食べてもらえるように、しっかりと一年を過ごしていこうと思います。

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ガクテンソク 奥田修二
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