USAFISレースGS2勝、SG2戦2位! Gakuta Koike 2025年1月16日 12:47 1/6-10に開催されました、winterparkスキー場でのpara FISレース、お陰様でGS2勝、SGは2戦ともに2位でした! SGは航空貨物の事情で自分の板をオーストリアから持ち込めず、現地でお借りして出場できました。角度の設定、滑走性、フィーリングが異なる板でしたので、怪我せずに終えられて良しと考えています。一戦目は1.4秒差ついてしまった2位でしたが、二戦目は0.33秒まで迫れ、もう少し、、。負けは負けですが、他社製のSGをある程度乗りこなせて満足です! コースは標高3000mスタートから2500mまで、起伏や捩れもあり、日本では経験できない横Gが発生するため、良い経験にもなりました。 コースは上部と下部が別のコース(尾根)であり、中間には二つのコースを繋ぐ廊下のような部分の写真。写真では分かりにくいですが、大きく捻れ、落差もあり、ラインどりを読むのが難しく、こういった体験が肌感覚でスピード感、横Gを予測できるようになるので、貴重な経験でした。 チェアスキー原田選手とコーチ 試合前の朝、ゲレンデ下部に並ぶチェアスキーが壮観! 各個人によって整形されたバケットシートに、各メーカー毎に特徴が異なるフレーム、サスペンション。国産のニッシン製品は、もはや世界では殆ど使われていません。2010バンクーバーから2014ソチあたりまでは世界シェアNo.1でしたが、現在はフランスのテシエ製フレームを使う選手が多い印象、アメ車はさらにゴツく、高速系に強そうなゴツイフレーム。 最近はアメリカチームのトップ選手にもトヨタやNASCARの車メーカーが付いて、風洞実験など、車のカウルを作るノウハウでチェアスキーのバケットシートが作られています。日本のトップ選手は年間かかる開発費用は億単位とのこと、、。、、 こちらは初日GSのメダリストで、winterpark拠点とするパラチーム、NSCDのメンバーメダリスト写真! 2日目のメダリストと各コーチ GS表彰者、日本人で、原田選手と現地でコーチや今回ご自宅をお借りし住まわせていただいているマウ トンプソンさん、函館出身!アメリカのパラチームの生みの親とも言える、NSCDにもう30年近く貢献されている方です。 ラスト回転種目2日は私はレースには出場せず、コーチングサポート。コースに入り、コース状況やスタート前のアドバイスを無線で伝える重要な役目。 無事に青木大和選手も原田選手も表彰台に乗り、成功!しかし、コーチは朝から試合終了までずっとコースに立ち、見守り、逐一指示をし、ビデオ撮影、審判の時には試合全体のコントロール、旗門の修復と、仕事は多岐に渡ります。改めて、選手として試合に出られることは現場でも多くのサポートをいただいているお陰なのだと学べました。 エリックコーチと日本人選手にて! Erikには、昨年のスイスWC大転倒脳震盪後、高速系の練習環境がない私に救いの手を差し伸べてくれ、昨年4月のここWPの大会、夏から秋のチリ遠征、そして今回と、非常にお世話になっている恩師です。彼とは2006トリノ後よりの付き合い、彼命名で、アメリカでは私はGeorgeという名前で呼ばれています!笑 そこにマウさんも参加! 最後はNSCDチーム全員にて!やはり試合は物凄く質も濃いチャレンジができる点で、下位大会でも非常に重要な経験でした。1月は試合があくため、アメリカに来て良かった!残り2週間、みっちり練習し直します。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #USA #コロラド #winterpark #paraalpineski