チリ遠征vol.01

画像1 9/3-10/2期間でのチリ遠征始まりました。今季の予算を全て使ってしまう遠征ですが、欠かせない練習先として選びました。前半9/3-9/9は個人活動。9/10-9/30はアメリカパラチーム合宿に混ざる遠征となります。2日目が終わり余りに高いリスクが多い実状に前途多難ではありますが、活動できるだけ有難いこと。受け入れてくださるアメリカチームにも心から感謝です。初日は行きの渋滞により倍近く掛かった3時間半、帰りも2時間という交通事情に参りました。無事に生き残った感覚の2日目でした。初日渡航から報告します!
画像2 さて、出発からさっそくトラブル多めでした。第一のトラブルというかミスマッチ:ロサンゼルス(LA)空港で乗り継ぎでしたが、成田のJALカウンターでは「荷物は乗り継ぎの際に受け取らず、最終到着地のサンティアゴ(SCL)で受け取り、帰りのニューヨーク(JFK)乗換も同様です」という説明を受け、非常に助かるため再確認していました。やはり、乗り継ぎで荷物引き取るか否かで大きく行動が変わる為です。一度入国する際、国によってはビザ申請が必要。
画像3 今回のESTA申請はもちろん、厄介なのは中国国内乗り換えです(ビザが簡単に降りないこと、手続きに1ヶ月強時間を要するため※2023年時点)。話が脱線しました。荷物受け取り、immigration時に目的などを質疑応答の末に再入国。出国には再び荷物チェック、再度パスポートチェック後、出国には約2時間はかかるためです。予め1つ解決のはずが、、LAで荷物出てくるでは無いですか。。
画像4 <続き>現地スタッフに聞いたところ、LA空港では全ての便で荷物取り出し、乗り継ぎは再入国が必要です、とのこと。やはり現地に来て見ないとわかりません。犬に荷物の日本食嗅ぎつけられないかビクビクしつつ入国→再出国にあたり、荷物検査(LAは靴も脱具こと、肋軟骨痛めているサポートバンドも取り外す指示でしたが、サラシは見逃されました笑)、パスポートチェックを受け所要時間は2時間強。
画像5 ESTA申請していたことと5時間余裕あったので全く問題ありませんでしたが、帰りがやや心配です。荷物出てくるさい、特に大型荷物のスキー板が時間掛かるので、もし乗り遅れた場合の費用はどうなるんだろう?もちろん自腹か、、そんなことを思いながら、LA空港ではチキンサラダ20ドルで捕食を。。チキンサラダで3000円。。美味しく噛み締めました。(写真ずれました🙏)
画像6 小トラブル2:座席。ロサンゼルス空港からsantiago(SCL)空港はLATM航空に乗り換えでした。三列シートの窓側でしたが、お隣さんらが10時間強のフライト中、一切トレイに立たないので、9時間ほどで我慢の限界が。。長距離移動時は有料でも通路側に居ないとですね、今回成田→LA間は通路側とっていましたが、SCL行きはケチって運に任せていました。窓側の景色が見えるかと思いきや、今回は窓が着陸時真っ黒、手動設定ができずでした。夜間飛行で朝6時到着で眩しくとも少しは景色見たかったなと。最新鋭787ならではでした
画像7 席を立てない際は、決まってヒップスラストの動きでハムストリングス、臀筋をギュッと収縮させては解放するエクササイズを頻繁に。今回は10セット以上☝️窓から見えない分、最近ものすごく進化を感じてハマっている画面上のfright map.地球を3Dで見れることや、周辺の都市名、今回は山の標高に食い入るように観察。今回練習会場のvallenevadoや、La parva、El coloradoスキー場周辺は、コロンビア付近から始まるアンデス山脈南端に近い位置。アンデス山脈6000m超えの山々に地図だけで感動!
画像8 サンティアゴ空港に到着し、飛行機降りた瞬間、「さむ!」という感想。気温15℃、真夏からきたら当然寒く感じました。
画像9 そのため、手元に準備していた半袖ユニクロダウンと長ズボンを。一気に冬モードを感じた瞬間でした。
画像10 スペイン語でトイレのことをBanosというのか、と理解した看板。天空の城ラピュタのシータとパズーが最後に唱えてラピュタが崩れ去った時の呪文、「バルス!!」に似ているなと思いつつ
画像11 今回の相棒レンタカーはこちら。ヒュンダイのTcsonというミニSUV。なかなか良いハンドル応答性、走り心地です。先進機能はオートクルーズのみですが、標高3000mまで日々過酷な峠を登り降りするには十分な車です。交通違反にはもちろん気をつけるのですが、地元車が平気で制限速度を20km以上越して飛ばしていく、または鼻先を突っ込んできて進路を塞がれるなど荒い運転が多く非常に神経を使います。。今朝、渋滞中の多重事故で天地ひっくり返っているミニクーパーに遭遇、、渋滞中どんなスピードだったのか、とにかく気をつけます
画像12 助手席を倒せば、220cmの長さのスキーケースも問題なく入ります。7日間で78000円、、なかなかの費用。。今回遠征中ずっと借りてはいたいものですが、前半7日間のみ、あとはアメリカチーム車に乗せてもらいます。27,28日のcorraicoスキー場での試合(私は不出場)には、練習会場からナビ上だと780km,9時間半の大移動、、どうなるか💦
画像13 信号待ちでカオスな売店の様子を一枚。信号停止中、または渋滞で止まっていると、キャンディや何かワイパーのようなパーツ?を売りにくる人々には驚かされます。。スキー場近くでは、カーブの外スペースにソリのレンタル、チェーンをはめる作業代行、はたまた車の屋根にスキー用帽子やサングラスを陳列し売る人を目にします。このシーンは初めてきた9年前の2015年から変わらない光景、、仕事がない人の多さ、格差を表すシーンです。。ちなみに前回2016年夏に来た際にあった貧困地域はきれいな建物が立っていました、、あの人達はどこへ、、
画像14 標高2500m付近から雪景色に変わってきたシーン。遠くにスキー場中腹3000mに位置するホテル群が見えてきたシーン。
画像15 スキー場麓の駐車場から中腹のホテルに向かって歩いている時の写真。ホテルやアパートメントの中腹エリアには宿泊者しか車で上がれない規制がかかっていたため、徒歩20分くらいで上がりました。初日の標高順応には適した運動でした。やはり低酸素室の標高3000mより現地の方がきつく。呼吸が荒くなります。先に来て9/6に帰途につくトップチームに会えて情報共有してもらえ、良かった。来季は必ずトップチームへ昇格するぞ!!!
画像16 リフトチケット、一日券79ドル(11000円前後)、、、もはや、スキーは超お金持ちのスポーツになっています。。
画像17 サンティアゴ市内に戻ってきた時に通過したガソリンスタンドの単価、1チリペソは0.15円ということなので、レギュラー95で209円?、山の上はもっと高いはず。
画像18 本日の最終ご飯は、スーパーで買ってきたフルーツグラノーラ、牛乳、バナナ2本、青汁としました。牛乳、常温保存とのこと、いろいろ添加物入っていそうです。以上、初日、二日目までのあれこれレポートでした。明日から本格的に練習開始、、心して取り組みます。

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