世界選手権真最中です!

画像1 世界選手権、前半期間は4日連続での強風で試合キャンセルには面食らいましたが、無事にこの3日間は試合ができています。この写真は、スタート前のアップの様子。40歳の身体はやはりほぐれにくく、ゴムが固くなったように各筋肉が硬いため、朝から長い時間をかけて幾つかのストレッチ(静的、動的)を行い、最終的には写真のようなトレーニングをしてからスタートしていく流れとなります。本当は、スタートにエルゴ(室内自転車)を持ち込み、アップをしたいくらいです。
画像2 ここまで4試合の成績は次のとおりです。最もスピードの出る滑降種目は17位/23人中(+4.77s)、その次にスピードの出る&ターン要素も増えてくるスーパー大回転種目は18位/27人中(+5.83s)、スピード系と技術系種目を同日に行う複合種目は16位/26人中(+15.42s)、技術系種目の最もオーソドックスな種目である大回転種目は13位/29人中(+7.54s)。まだまだトップには程遠いですが、大回転種目において、手応えを感じられる滑りができつつあります。40歳、まだまだ、いけます!
画像3 Espotスキー場は、雪不足による代替レースの会場。全長約700m、標高差約400mの小ぢんまりとしたコース、、、と思っていましたが、、、短いながらもさすが海外。欧州の乾燥したハードパックされた雪質に斜面変化、そして30度強と思われる急斜面。非常に手を焼いており、圧倒されています。1週間あまり滑ってきて、ようやく慣れてきた感がありますが、試合はポールがセットされ、ラインどりが強制されるため、斜面変化の出入り口など、非常に難しく、良い経験させてもらっています。やはり、身をもって体感しないと分からないです。。
画像4 今季より、FIS(国際スキー連盟)にパラアルペンスキーの団体(WPAS)も統括され運営されることとなりました。スタートハウスが立派になったり、メダルや旗門などにFISマークが刻印されたり、何よりもWeb上でFISのページにPARA部門が追加されたこと、選手登録もFIS登録となったことは大きな改革です。健常者アルペンスキー界に混じることができ、嬉しく思います。ちなみにパラサイクリング競技(自転車)は、2009年に健常者団体のUCIに統括されています。パラアルペン界も発展途上の段階ということでしょうか!
画像5 急斜面入り口からゴールまでの様子です。スピード系種目では、体感では120kmくらいは出ていたんじゃないかと思うほど、怖いコースです。。当初はジャンプもなし、短いので易しいと思っていましたが、、さすが世界選手権開催の会場です。
画像6 YouTube配信の私のゴールシーンの様子。大回転種目は2本滑った合計タイムで争いますが、写真は2本目滑った段階でトップに立った様子(前に滑っている2位の選手に-1.28秒差)。1本目の順位から4人追い抜けたことは嬉しい現場でした。
画像7 カメラを向けられても手を振るしか脳がありませんが、「見てくださる方に感謝と、まだまだ未熟な滑りでsorry🙏」という気持ちで手を振っています。残りも怪我に気をつけて全力で頑張ります!

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