大祖国戦争の犠牲者を偲ぶ公園
こんにちは!
愛車の三菱デリカでユーラシア大陸横断中の管理人です。
モンゴルから出発して今はカザフスタンのタラズに滞在中です。
◆2023年7月2日(日)
起きるとアルジャンが朝食を用意してくれていた。
写真は撮り忘れてしまったのだが、オートミール的な(?)健康的な朝食だった。
ローカルの家に滞在することで現地の人がリアルに食べている食事を
体験することができるのもホームステイの魅力なのかも。
今日はダスタンが経営しているアクセサリーショップを見学させてもらい、
その後はプールに遊びにいく予定だ。
自宅から10分ほどの運転でバザール内のアクセサリーショップに到着。
生まれて初めてアクセサリーショップに入店するかもしれない。
ちょうどお店の斜め前が床屋だったので散髪してもらうことに。
1000円カットならぬ、1000テンゲカット(約320円)。
海外で散髪すると失敗しがちと聞いていたので不安だったけれど
仕上がりは意外にもそんなに悪くない。
時間も時間だったのでアクセサリーショップの目の前の屋台で昼食を済ませます。
昼食後はアルジャンをアクセサリーショップに残してダスタンとプールに移動。
どうやら中央アジア最大級の屋外プールが昨日オープンしたばかりらしい。
なんというタイミング!
だがしかし、プールに到着すると入場規制が行われていた。
最大収容定員の5000人に達してしまったとか。
カザフ人は無類のプール好きなのかもしれない。
プールの前で20分ほど待ってみたが、それでも入場制限は解除されず。
くっそー!ウォータースライダーで優勝しようと思ってたの。
仕方がないので近場の市民プールへ。
なかなかに庶民的なプールでこちらの方が落ち着くかも?
でも市民プールなのに歯形のついたビート板が一つもない。
プールで2時間ほど遊んだらもうクタクタ。
ダスタンの家に戻ってから休憩タイム。
庭が広く良い日当たりの素敵な家だ。
もちろんコーランもある。
ホームステイさせてもらってる部屋がこちら。
19時過ぎにアルジャンと合流して近所の公園を案内してくれた。
公園内には数台の戦車(?)が。
戦車ゾーンを抜けると中央の広場にやってきた。
この公園、どうやら第二次世界大戦の大祖国戦争(独ソ戦)で犠牲となった
ソ連兵を偲ぶ公園のようだ。
大祖国戦争で亡くなったタラズ出身の犠牲者の名前が刻印されている慰霊碑。
人類史上最大の犠牲者が出た戦争だけに数えきれない程の名前が刻印されている。
タラズから出兵したソ連兵の犠牲者だけで軽く10万人は超えていると思う。
数千万という戦死者が出たことは知っていたが、実際に犠牲となった方の名前が
刻印された慰霊碑を見ると改めて戦争の恐ろしさを感じる。
公園内の遊園地でもちょっとだけ遊んだ。
とても賑やかな公園だ。
夕飯は市内のレストランへ。
ダスタンの兄さん家族も集結。
メニューに寿司があったけど怖すぎて頼めなかった。
寿司だけで10種類以上のメニューがある。
ダスタンのお兄さんラッセルはカザフ軍で働く軍人。
今は55連休中らしい、長期バカンスってやつなのかな。
夕食後は市内を一望できる展望台を案内してくれた。
24時前にも関わらず家族連れがちらほら。
この辺は治安がとてもいいのかも。
今日は朝から晩までずっと忙しかったな。
おやすみ〜
おまけ
ダスタンの車にはバックミラーがない。
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