税関ゲート内で車中泊
◆2023年6月5日(月)
今日はウルギーを出発してロシアに入国します。
おっちゃんの家を出発する前に最後のお茶をご馳走になる。
ウルギーから国境に向かう道は途中からダートに。
砂埃と逆光で視界が遮られる。
8:00
国境があるウランバイシントに到着。
車が長蛇の列をなしており先頭は最後尾からは見えない。
国境がオープンする9時までまんな待っているのだろう。
先頭は徹夜してたとしか思えない。
10:00
ようやく出国手続きをする建物らしき物が見える。
両替のにいちゃんに声をかけられるがぼったくられるだろうから丁寧にお断り。
11:00
受付に到達
パスポート等を提示してチケットをもらう。
11:30
受付を通過し税関窓口でチケット、パスポート、登録証書を見せる。
税関の中はクソ寒い、職員はダウンジャケットを着ている。
そこからなぜか個室に案内され別の税関職員の対応を待つことに。
個室には5人ほどすでに待機している。
待たせられること2時間、職員にランチの時間だから出て行けと言われる。
車に戻り昨日買ったりんごとオレンジに加えてパンとサバ缶を税関ゲート内で食べる。
14:30
ランチが終わり個室に戻ると人が増えてる。
職員に出国手続きを早く対応してくれとお願いするも何故か他の人が優先される。
マジでどうなってんだ。
税関職員とGoogle翻訳で会話を試みるも進展がない。
デリカの輸入代行をしてくれたヒシゲさんに電話して職員と直接会話してもらう。
「がくさん、職員の人がやる気ないので◯◯◯を渡してみてください」
「◯◯◯って、***のことですか?」
「そうです、そしたら対応してくれると思います」
マジかよ、この国どうなってんた。
税関職員と個室で二人きりになるタイミングを見計らう。。。今だ!
シュバババババ!
職員に◯◯◯を渡す。
そしてその数を数える職員。
1分ほど沈黙が流れる。
職員が遂に重い腰を上げたようで、やっとオレの出国手続きを開始してくれた。
この時点で時計の針は16時を過ぎている。
これはマジで今日中のロシア入国は無理かもしれん。
もう一度ヒシゲさんに電話して職員と会話してもらう。
「本日中の出国は無理なので明日の朝一番で対応してくれるって言ってます」
「・・・」
ロシアには今日入国する予定だったから車両保険の開始日も明日に変えてもらうべくロシアの保険会社に連絡。
二つ返事でokしてくれた。
税関ゲート内で車中泊することが確定したので、車はゲート内に置いたままウランバイシントを散策してやっと見つけた飯屋で夕飯に餃子を10個食べた。
税関ゲート内はモンゴル軍が24時間常駐しているのでとても安心。
奥に見えるのはロシアからモンゴルに入国する大型のトラックたち。
運んでいるのは恐らく燃料だろう。
おやすみ〜