コンゴ共和国に入る
こんにちは!
愛車の三菱デリカでアフリカ大陸縦断中の管理人です。
ゴールの希望峰を目指して走り抜けます!
ユーラシア横断日記まとめ → https://note.com/gakusnote/n/n48038e4e5994
◆2024年2月28日(水)
学校の校長先生みたいな人に半ば追い出される形で学校から出発。どうやら生徒が登校して授業開始するまでには出発しなきゃ行けなかったっぽい。認識に齟齬があったってやつかな。
2時間弱の運転でコンゴ国境に到着。
だからさぁ…なんで室内に誰もいないの。。。アフリカの陸路国境で働く職員ってマジで仕事しなさすぎでしょ。。。5分ほど待ってたら堂々と登場。
結局、黄熱病ワクチンの接種証明も(入国要件なのに)確認されなかったしザルすぎる。車内も全くチェックされなかったし、俺が武器商人だったら大変なことになってるぞ、ったくよ!とにかく、こちらとして簡単に入国できたから良かった。
コンゴ入国後は幹線道路を運転してひたすら南下していく。心なしか乳幼児の裸族率がカメルーンと比べると少しだけ高い気がする。あと小学生も上裸が多い。恐らく気のせいだと信じたい。
途中で警察に罪状不明罪で無駄に2時間も拘束されたせいで目的地には辿り着けず、仕方なく通りすがりの集落で今晩は泊めさせてもらうことになった。
電気はおろか、ガスも水道も通ってない集落。暗闇の中、子供達はラジオから流れる音楽に合わせて踊ってる。その横でお母さんは夕飯作り。お父さんは仕事でお疲れのようなのかずっと横になってる。はっきり言ってかなりシュールだ。今晩のメニューは猿の煮込みらしい。
コンゴってなんだか文明とは程遠い未開の地みたいなイメージがあったし、この辺の人は猿肉を食べるからもしかして野蛮なんじゃないかと勝手に決めつけていたけど(ごめんなさい)、初対面の自分を親切にもご自宅の庭で車中泊させてくれたし、夕飯ももてなしてくれたし(猿肉だったから食べなかったけど)、みんないい人達じゃないか。自分の心の中には偏見で凝り固まった考えがあるたことに気付かされたよ。
つづく
おまけ
コンゴ入国後に見かけた乗合タクシーのサイドミラーにはお猿さんが縛り付けられてました。