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Z世代を心配するカザフ人マダム


こんにちは!
愛車の三菱デリカでユーラシア大陸横断中の管理人です。
モンゴルから出発して今はカザフスタンのアクトべに滞在中です。

これまでのルート

◆2023年7月14日(金)

昨晩は空港の駐車場で車中泊。

7:00にチェックインするAAさんをデリカから見送って二度寝。
8:00に起きて移動開始しました。

道中のガソスタにはロシアのコーラが。
ロシアが近づいている事を実感。

ガソリン満タンにしてしばらく運転していると突如腹痛が!
最寄りのガソスタまで約100km。。。
耐え切れるわけもなく。。。
脇道で小休止。。。

スッキリ(?)したところで昼食タイムに突入。
車が何台か駐車してある地元のレストランへ。

入店してみるも何だか様子がおかしい。
パーティーが終わった後みたいな感じ。
ガラーンとした店内。

メニューをいただけないか店員さんに聞いてみると今日は貸切りらしい。
ん〜、貸切りなら仕方がない。

お店を後にしようとしたその瞬間!

お年を召された女性が英語で話しかけてきた。
パーティーで余った食事を無料で食べてもいいとのこと。
マダム達が座る席に案内される。
いや〜、嬉しい!

食事をご馳走になりながらその女性にいろいろお話しを聞いてみると、
なんと40年間も地元で英語教師をされていたんだとか。

そして今日の貸切りパーティーは先週お亡くなりになられた
彼女の友人のお葬式からちょうど1週間経った節目の食事会。

日本でいう四十九日の法事みたいな感じでカザフスタンは故人の
お葬式から7日後にみんなで集まって食事会を開催する慣習があるらしい。

昼食後のお菓子タイムに感謝の気持ちをお伝えすると、
カザフスタンには助け合う文化があるからお礼はいらないとのこと。

そういえば、タラズでお世話になったダスタンも似たような事を言っていたな。

ただ、最近の若い世代(Z世代のことかな?)はSNSで海外の文化に日常的に
触れているのでその影響で古き良きカザフスタンの文化が失われることに
危機感を持っているとも言っていた。

ジェネレーションによって価値観が変わるのは仕方がないけれど、
こちらが思っている以上に深刻な問題なのかもしれない。

最後にマダム達と記念撮影。
ごちそうさまでした。

食べきれない量のお土産もらった。笑

昼食も食べたことだし、ひたすら西に進みます。

オラルには15:00に到着しました。

とりあえず駅のロータリーを見学。
入り口にはX線検査と金属探知機が。
なかなかに厳しいセキュリティ対策。

日本人って言ったら素通りさせてくれましたw
厳しいのか厳しくないのかどっちなんだい!やー!

そのあとは駅近の適当なカフェで日記を消化。
明日はロシア再入国!

続く。

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