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「今の自分で未来の自分を決めない」 4年 東陽香里

文学部英語英米文化学科 4年
体育会ラクロス部女子
東 陽香里

「今の自分で未来の自分を決めない」

4年間の部活動を通して得た学びを今後の人生においても大切にしたいと思います。

大学入学とともにラクロス部に入部しました。

高校時代に所属していた部活動は、総勢10名、監督が練習に全く来ない。

そんな環境で、キャプテンを務め、仲間と奮闘しました。

だからこそ、

・目標は、日本一
・大勢の指導者、先輩方
・全員同じスタートライン

そんなラクロス部の環境が本当に輝いて見えました。

ラクロス部に入部したのは、恵まれた環境で、

"自分の可能性"

を追求したかったからです。

しかしながら、感染症拡大の影響で、入部から半年間、対面での活動が自粛になりました。

「同期や先輩方と一緒に練習できる日が本当に来るのかな…」

いつも真っ暗闇をただひたすらに走っている気がしました。

けれど、

"いつか"を目指して、

1人で3時間も4時間も、日が暮れてボールが見えなくなるまで毎日練習し続けました。

半年が経ち、対面練習が再開。

チームで練習できることが嬉しくてたまりませんでした。

1年の終わり頃、
オーバーワークで、坐骨を疲労骨折しました。

コートに立てない自分が悔しくて、たまらなかったです。

1年生として先輩方のチームに入れてもらい、コーチに期待されていた矢先のことで、尚更、悔しかった。

"今できることを全うし、復帰後に爆発する"

そう心に決め、家から遠いリハビリ施設にも毎日通い詰めた。体重を今より10キロ増やし、筋肉トレーニングを徹底して行った。

その甲斐もあり、復帰後半年で先輩方とのレギュラー争いの末、レギュラーを獲得することが出来ました。

大学3年からは、守備だけでなく、攻撃と守備、そして、ドロワーというポジションに転校し、挑戦の幅を広げました。

これまでを振り返ると、

・関東ユース選抜
・ユース世代別対抗戦MVP、MVP
・関東オールスターゲーム2022 VP
・一部昇格

複数の大会で多くの賞を頂き、ユースチームのキャプテンを務めさせていただいたことなど

どれをとっても、入部当初は全く想像がつきませんでした。

私は特別運動神経がいいわけではないと思います(体力測定が物語っています笑)

けれど、誰にも負けないくらい努力した自信はあります。

この4年間、多くの苦しい瞬間に、歯を食いしばって、自分に鞭打ってくれた自分がいたから、結果を残すことが出来ました。

だから、叶えたい姿があるんだったら、今の自分と比べて、諦めないで欲しい。

誰だって何にでもなれるんだから。

最後にもう一度。

「今の自分で未来の自分を決めない」

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