YOUは何しに学習センターへ?#27 小島永愛
はじめに
8月から3週間限定でインターンをしている小島永愛です。この漢字で”とあ”と読みます。
すでに2週目で東京に帰る日も近いですがよろしくお願いします。
趣味はゲーム、ボカロ、マンガ、ネイル、メイク、睡眠です。また最近はVTuberの世界に片足突っ込んだらズブズブと沼に引きずり込まれています。🌈
逆に苦手なものは水と飛ぶもの(虫、鳥)です。プールの授業が嫌で欠席しまくり、ケノビ習得で終了しました。海と山に囲まれている海士で言うべきではないかもですが笑
noteを書くのは初めてですので温かい目で呼んでいただけると幸いです。
小中学生
私は東京に生まれお転婆な小学生時代を過ごしました。誰とでも仲良く遊んでいたのですが、急に仲間はずれというものが流行り人間関係が嫌になってしまいました。大鬱のまま中学は不登校に、、、私の中学校にはボランティアで大学生が来ており、勉強や大学の趣味の話をしたくて週1で学校に通うようになりました。無理な時は家まで来てもらうこともありました。
高校生
このままじゃ全日制の高校には通えないぞとなり、家庭教師の先生から定時制や通信制高校という選択肢を提案されました。最初、高校から普通に通いたいと思っていたので乗り気ではありませんでした。ですが自分で調べていくうちにN高と言う通信制高校を知りました。ここは通学できるコースがあり、週に1,3,5回と回数を選べます。またプロジェクトNという面白そうな課題解決型学習があることを知りました。学校に通う気力も体力も無い、けど普通の通学する学生になりたいという希望のどちらも叶えられるN高通学週3コースを選びました。新しい環境で0から人間関係を構築し、アルバイトを初め、プロNでは難しいクラスを選択。てんてこまいな高校時代でした。N高では中国語授業や様々なワークショップ、文化祭実行委員など、自分から挑戦できるものがたくさんありました。
私は高校に入ってから世界が広がりました。学校に通うことが普通で、部活動に励んでいるのが普通で、勉強ができるのが普通で、楽しかった体育祭の思い出があるのが普通。そんな普通がどんどん崩れていきました。
高校には様々な境遇の人がいました。私と同じで中学不登校だった人や、中高一貫だけど中学時代の雰囲気が合わずN高転学、なんかおもろそうだから入学した人。精神的にも肉体的にも不健康な人が大勢いました。このことから学生には学校と家庭と友達くらいしか居場所と言えるものはなくて、いく場所やることがなければ生活習慣も疎かになって精神面への影響も大きくなってしまっているなと気づきました。
大学受験
高3からは本格的に受験勉強をはじめました。
友達の多くは頭が良くて目標大学が高く、また努力家で継続する力があるため憧れの存在でした。劣等感が強い中、勉強スケジュールを必死で真似しました。志望大学はコロコロ変わりながらもゼミ研究が面白く就職率も高い大学を見つけました。夏休み明けからは推薦入試に絞り、小論文対策や志望理由書の制作を先生や親、先輩を巻き込んで書きまくりました。
滑り止めの大学に落ちてしまってあとが無い中、試験日前日の夜中まで対策をして、10月には見事合格通知が!!母と喜んだあの日は絶対忘れません。
なぜ海士町へ
きっかけは大学の授業でこのインターンを紹介されたことです。地域のコミュニティについて研究してる先生で、推薦の時に志望したゼミの教授でもあります。ずっと住んでいた地域に居場所となるような取り組みがあったことに感動し、中学時代の孤独を感じている時期にこういう場所があったらとても救われただろうなという思いからこのゼミに携わりたいと思うようになりました。
また、実家も祖父母の家も東京で、海と山に囲まれる生活はしたことが無いため田舎の暮らしを経験したかったことも理由のひとつです。海と田んぼと山と空が綺麗なこと、島の人たちがみんな顔見知りで、でもひとりになりたい時はちょっと不便なこと。たった半月でも田舎と都会の違いを知ることができました。
そして2年生の夏休みにインターンを経験しておくことで就活への考えがより深まると思ったことも大きいです。私の大学は授業が幅広いゆえに専門を選ぶのが大変です。悩みに悩んでいるのでとりあえず働いてみようと思いました。
なぜ学習センターへ
実は学習センター配属が決定したのは海士町到着日です。講義で聞いた島前高校の取り組みに興味を持ったことや、中高の経験からぼんやりと教育関係に携わってみたいと考えていたことを話したところ学習センターに行ってみては?となりました。
実際に働いてみると生徒個人に寄り添うために活発に議論されていて、インターン生もとてもイキイキと働いていました。
また、学校の授業スケジュールに沿った勉強など学校との連携がうまくなされており、公立塾ならではの関わり方に感銘を受けました。
中学時代は大学生のお姉さんのおかげで外に出れたし、挑戦を手につかめるところに置いてくれていたN高という環境もとてもありがたいものでした。こういう環境は成長の過程で必要な場所だなと考えるようになりました。
また精神的にしんどい人へ心の支えとなる居場所、イキイキとしている人や努力している人が近くにいることで頑張ろうと思える場所が学生には必要だと考えます。
過去の経験から理想の教育環境が整っているのが学習センターだなと思いました。
東京に帰る日まで残り少ないですが、海士町も学習センターもとてもいい場所なのでまた遊びに来たいと思います。生徒がどんな成長をしているかも知りたいです。
永遠の愛と書いて、とあでした!🤍