久しぶり#7
思わぬ出来事で人生の方向がガラッと変わることがある。僕の今までの経験ではあるが、
思わぬ出来事=言葉、出会い
このパターンが非常に多い。今日はまだ思わぬ出来事とは言えないが、もしかしたらそうなるかもしれない出来事があったので、noteに残しておこうと思う。
先週末、大会があった。もちろん怪我のため出場はできなかったけど、大会会場に2日間行ってきた。
学生を卒業してから、同期や先輩にはほとんど会える機会はない。なぜならウインドサーフィンを大学卒業後も続ける人が滅多にいないから。会うとしたら大会か、休みの日にウインドサーフィンをしに来たり、学生の面倒を見に来る人と会えるくらい。余裕があれば本当はごはんに行きたいけど経済的に厳しい(笑)
ウインドサーフィンを続けてくれる同世代が増えたらもっと楽しくなるのにといつも思う。今大会は出場者が300人超ということもあり、学生時代に仲良くなった先輩後輩とたくさん浜で話すことができた。
国体に出場する同期が1人いる。彼とは大学は違かったが、4年間ライバルとしてバチバチに競い合ってきた。今は学校の先生をやりながら週末練習というハードな生活をしているそうだ。今回の大会、彼は表彰台に立っていた。現状、同期でウインドサーフィンを続けているのは知っている限りで3人。彼とは同じ種目ではないけれど同期と海で会えるのはやっぱり嬉しい。少ししか話せなかったけど本当に楽しかった。学生卒業後、自分は大会で表彰されたことはないから、負けてられないとスイッチが入った。
もう1人国体に出場する2個上の先輩とも話すことができた。怪我をした時、SNSでメッセージをくれた先輩で、沈んでいた自分を奮い立たせてくれた。怪我してからトレーニングを行うときはその時もらったメッセージを見て気持ちを高めている。先輩とはいろんな話をしたけど、同じ怪我を学生時代にして、色々重なって完治までに8ヶ月かかったという話が衝撃的だった。
その話を聞いて、自分の怪我は1ヶ月で治るのに凹んでるとかかっこ悪いと思ってしまった。と同時に自分よりキツい経験をしているのに僕の気持ちを考えて、励ましのメッセージをくれたことに先輩がただただカッコよく見えた。ただウインドサーフィンが速いだけでなく、人の気持ちを理解して上で言葉をかけられる人になりたいと思わされた。
大会に出られなかったのは悔しいけれど、2人と久しぶりに会えたことで、早く復帰して、ウインドサーフィンを頑張りたいと強く思えたし、この怪我のおかげでいろいろ考えることができ、ウインドサーファーとしても人間としてもこれからもっと成長できると実感した。
最終的な目標は「カッコいいパパ」。まだまだ時間はかかりそう。今はウインドサーフィンに全力で打ち込み、結果で周りを驚かせたい。8月には復帰できると思うので、リハビリや引き続きトレーニングを行って万全の状態でウインドサーフィンができるようにしよう。
これから夏本番になり、海に来る人が増えてくるはず。そうすると懐かしい人との再会も増える。今年の夏はどんな人と会えるか楽しみだ。