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学生ギルドの節目

 スタートアップウィークエンド豊田の
はじめましての出会いからぴったり3年。
 
学生ギルドはメンバー数も増えました。
今日は新しい生徒さんが入会されました。

 緊張の高いお子さんで説明会でも顔を出さずに、今日もきっと勇気をもっての参加だったと思いますが、一生懸命課題を進めていました。

 『鏡の孤城』というファンタジー小説で、不登校の子どもが鏡の中からワープして同世代の子どもが集まるところに行き、そこで仲良くなったお友達のためにプレゼントを買いに行く時に、学校を休んでいるから人目を忍んで駆け足で急いでお菓子を買う、というシーンがあります。

 学校を休んでいる、ただそれだけで、後ろめたく感じてしまい、普段の買い物でさえせかけられない心境。
現実の世界ではありえないけど、鏡が光ってワープ、誰にも会わなくていい秘密の通路があって、全く関係ない人と会える機会がある設定はファンタジーだからこそだ、、、、と思ったことが数年前にあります。
 
 けれどもいま、オンラインのプログラミング教室ではそれが叶う。
ボタン一つで県外の大学生や、別の市のクラスメートの声が聞こえる。
恥ずかしいならば顔さえださないで必要なコミュニケーションが取れる。

みんなに置いていかれることを心配しないでもいいように自分のペースで進められる教材にしてくれていて。

 そして、密になりすぎない程度の適度なやり取り。(自分でかかわりを選べます。今日は最後の発表はちょっとパスとのことで、発表しませんでした。でも今日質問攻めだったお子さんはほんの1か月前は恥ずかしいからみんなの前で質問するんじゃなくて、チャットでこっそり個人的にしていいですか、と言うようなお子さんでした。安心してくれてるのか。ほんの数回で子どもの姿が全く変わります。)

 何とも嬉しく、こういう場を作ってくれている学生に感謝の気持ちでいっぱいです。

 稲垣と鈴木が出会って3年。
その後数々のイベントを一緒に作り、一緒に居ると面白いことをお互いが知り。
 マンツーマンのプログラミング教室をはじめたことでスタートアップ支援を進められ起業を志してから1年半。
会社立ち上げから1年。
今の運営内藤にも会え、新しいメンバーも増えました。
そしてオンラインでのプログラミング教室は開講から3月になればまもなく1年になります。

この間、やれてきたこと。

発表会のエクスプレッション、
テックイベント開催(大型ロボットプログラミング体験会)
そして今度、子どもたちと学生とでハッカソンに参加。

STEAM教育といえばここ、と言われるようなSTREAMになる。
わくわくした横断的な学び。
主体的で創造的な学びの場を共に創り出す。

世界でも注目されているSTEAM教育を語ることは
なかなかハードルが高かったですが
STREAMは全然名前負けせず
名実ともにそうなっていると感じます。

言葉の上での掛け声の前に
実際にそうしてくれているので

あとはやってきていることを言葉にして
この体験を楽しんでくれる多くの子どもたちとともに
共有したい。

いまは、次の3年に向かって節目だなあと感じます。
まさか、ここまでの関係になるとは。
あのとき出会えたこと、ここまでやれていることに感謝して。

出会いで人はわかることを実感しているからこそ。

ひとりではできないことがチームを組むことで実現していくことを身をもってわかっているからこそ。

私たちも誰かにとっての人生を変えるかもしれない
出会いを作り出す側になれたらいいのになあと思います。

(運営メンバー稲垣と内藤とメンバー自作大型ロボットの写真)


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