ほんとうにやりたいこと。
二年前、学生ギルドに関わってくれている学生のひとりに美苗さんは楽しいですか?と聞かれたことがあります。
え???楽しそうに見えないですか????と聞いたら
自分はプログラミングが好きだから楽しいけれど、
美苗さんは何が楽しいのかな???と単純に質問した、と言ってくれました。
わたしが自分がプログラミングを好きでもないのに
どうしてプログラミング教室をするのかが疑問だったそうです。
めちゃくちゃ楽しいですよ。
当時つい最近までわたしは立場上やるべき仕事があり、「あなたが単に役割に覚悟が決まらずいつまでもやりたいだけですよね???」と言われてしまうような教育事業は。
こっち選んじゃったしな、今更先生になれるわけでもないしな、私が教えるよりももっと教え方がうまい人もいる。
やりたいと思っていた仕事ではあるけれども私は全然向いていないから、、、、、ととっくにあきらめていました。
でも、子どもに関われる仕事がある。
しかも、オンラインで学生がやってくれるから、私はその時に自分に課せられた役割を果たしながらできる。
教育の世界に居られることに気づいた喜びがある。感謝していると話したことがあります。
学生ギルドオンラインプログラミング教室STREAMは、
子どもたちにより実践的で本来的な力をつけられ、
これからの生き方にも役立つ教育ができているのが手に取るように実感できる。
チューターになってくれるみんなのおかげでそんな場を作っていられることがほんとうに嬉しいです、と。
その時も答えましたが今も変わらずそう思っています。
今日キャンプに行ってきました。
何度か私の主催するキャンプに子どもさんを預けて下さり、スタッフとしても関わってくださった方が、
私が対して儲かりもしないのに、、、、、
それでも嬉々としてこれをやっているのは
ただキャンプがしたいのじゃなくて
キャンプはただの手段、ツールであり
キャンプをすることでその先にあるものが見たいからやっているんだよね????と言ってくれました。
その先にあるもの、それっていったい何なんだ????
子どもたちに自然体験を渡す。
とても大事なことができている。
その喜びをいっぱい味わっています。
いままで私が主催していたキャンプを今回は
相棒を得て任せた部分がたくさんあります。
これまでほとんど全部を仕切っていた私にとっては
やること、やり方、その細かい内容。
この人だからいままで大事にしてきたことは守ってくれるという信頼があるので、彼のやりたいようにお任せできました。
私は、かつて教育者としては全然向いていないという実感をしたからこそ
そこを諦め、役割もあったからですけれども
別の道を進み
でもやっぱり諦めきれなくて、ほかの仕事を抱えつつも、趣味でいいから教育分野に関わって居たくてやっていたことなんだなと改めて思います。
今日もやっぱり、参加者に感謝してもらえるキャンプができました。
スタッフが楽しかった、また来たい、と思ってくれて名残惜しそうに帰らないキャンプを創ることができました。
私が忙しくて一年以上キャンプに行けなかったけれども
これからは、せっかくできたものを大事に持続可能なカタチを作っていく。
そろそろそんな段階に来ているのだと思います。
ここまでやってきたからこそ、できることがある。
プログラミング教室も
キャンプも
英語教室も。
子どもたちにとって大事な力になるとわかっていて
でもそれがいつかのため、未来のためでありながら
ちゃんと今この瞬間をわくわく楽しみにしながらできる
そういう時間や体験を創り出せていること。
仲間がいるからそれができること。
わたしはそれがとても嬉しいなと思います。
(窓際のトットちゃんの校長先生が憧れの職業でした。あちこちにて。わたしは似たような経験をさせてもらえている気がします。ありがとう)