ゲストハウス「てま里」から、オンラインでめぐる鳥取県の旅。
2021年1月11日、「てま里」から巡る、癒やしと再生の鳥取旅と題して、鳥取県南部町にある「てま里」さんでのオンライン宿泊イベントが行われました。案内人は、てま里の運営や英会話教室を運営する井上 可奈子さん(以下、カナコさん)。
「今年は地方や鳥取への帰省を自粛した...」という方に向けて、古事記の『大国主命・再生神話』に縁のある赤猪岩神社の『再生復活絵馬』に2021年の抱負をカナコさんが代筆で寄せ書きしてくれるプログラムも。鳥取、静岡、神奈川、そしてなんとアメリカから(!)、と合計7人の参加者とともに、南部町の里山巡り、絵馬への寄せ書き体験。盛りだくさんな内容となったオンライン宿泊の様子をお届けします。
“オンライン宿泊とは...コロナ禍で旅行どころか外にも出られない旅好きの人々と宿泊施設を繋ぎ、自宅にいながら旅や交流を楽しむオンラインイベント。”
イベント開始!オンライン宿泊の楽しみ方
「はじめましての方もお久しぶりの方もよろしくお願いします!」
という挨拶から始めたカナコさん。まずは、オンライン宿泊のやり方についてのアナウンスが。
カナコ:「ゲストハウスってドミトリーや、シェアキッチン、交流スペースがあって、そこで出会った人やスタッフさんとお喋りすることが醍醐味の一つなんですよね。こうやってオンライン空間の中で、今日このグループに参加しなかったら出会えなかった人と出会える、リアルなゲストハウスと同じような時間にしたくて。ぜひくつろいで、交流スペースに居るような雰囲気でやりたいなと思っています」
と、よりリアルな場づくりのための工夫についてアナウンスが。いかにオンライン空間ならではの雰囲気やその楽しみ方の説明があると、参加者も自然と「楽しむぞ!」という気持ちに。
「今日お酒届きました?雪だったから…あ、届いてる!」
とカナコさん。実は今回のイベント、お酒を楽しみながらイベントに参加できるようにと、参加チケットにお酒付きのものも。そのお酒については...また後ほど。
[イベントの流れ]
・てま里の部屋案内
・乾杯、自己紹介
・てま里ツアー、プチ鳥取観光
・絵馬寄せ書き、神社お参り
・感想
てま里のお部屋案内|雪景色のてま里から
「では早速、てま里の探検に行こうかと思います!」とスマホ片手に飛び出したカナコさん。
しばらくすると、てま里の雪に覆われたお庭が映り、参加者からは「すごーい!」の歓声が。
カナコ:「てま里に到着です!今日は雪が降りだして3日、4日くらい。青空もちらっと見えてやっと雪が溶けるかなーという具合ですね。はー寒い寒い(笑)」
さて、いよいよてま里の中へ!玄関へと入っていきます。
カナコ:「まずですね、チェックインは入って左です。そして、ここが交流スペースです」
カナコ:「シェアキッチンがあり、地元の方が作ってるお菓子も買えて、コーヒーなどはお泊りの方は無料です。ここでご飯を作ったり、宿泊者同士でおしゃべりしたり。地域の人にも気軽に使ってもらっていて、今日は隣の部屋で新年の女子会をされています」
ハンドメイドのものを仲間内で作ったり、絵手紙を書いたり。宿泊者だけでなく、地域の方々も利用できるのが、てま里ならではなんだそう。
カナコ:「じゃあ、次はお部屋に行きますね。お部屋は3種類あって、まず1つ目が男女共同のドミトリー。グループで貸し切りも出来ます。こんな感じでーす」
(二段ベッドが並ぶドミトリーの様子)
ふむふむ、けっこう広いですね。
カナコ:「そうですね。一つ一つがわりかし広めの所と、ちょこっと狭いんですけどマットレスが分厚い所(笑)があります。中は荷物が置けるようになっていますね。」
これだけ広さがあれば、十分リラックスして過ごせそうですね。
カナコ:「では次は、お二階の隠れ部屋、女性専用の相部屋で、こちらも貸し切りで使う事が出来ます。昔ながらの急な階段を上がりまして…はい、こんな感じです。」
広々とした畳のお部屋。階段を上って入る隠れ部屋、わくわくしますね。
カナコ:「ここが最後、個室ですね。こんな感じでオンライン宿泊を配信してまーす。」
先ほど紹介された女性専用の畳間よりも広い畳のお部屋が。大きな窓もあって、外の景色も楽しめそうです。開放感のあるお部屋で旅の疲れをゆっくりと癒せそうです。
そしてここで、てま里の探検が終了。パチパチパチパチ~という拍手から、てま里の探検ツアーを楽しんだ様子のみなさん。
「はい、探検は以上でーす。そろそろ乾杯しましょうか!オンライン宿泊の乾杯の仕方ってみなさん御存知ですか?」とカナコさん。
オンライン宿泊での乾杯の仕方??何か違いがあるのでしょうか。
カナコ:「普通に乾杯をすると(グラスがカメラにかぶって)顔が見えなくなっちゃうので、こうやって飲み物を顔の横に持ってくるのが、オンライン宿泊の乾杯ですね。じゃあいきまーす、はい、カンパーイ!」
なるほど、グラスで顔を隠さないようにするのですね。こんなところにもオンラインならではの楽しむ工夫がありました。
自己紹介タイム|みんなの「楽しみ」と神話物語
カナコ:「じゃあ次は自己紹介タイムに入りますよー。お名前(ニックネーム)、おすすめの旅先、今はまっている事、今日楽しみにしてる事を教えて頂きたいです」
と自己紹介タイム。参加者からは、
「みなさんの地元の話や鳥取の地域の話を聞けるのを楽しみにしてます」
「今日、どんな人たちと出会えるかな〜というのを一番楽しみにしていました」
「日本に帰れていないので...日本の古民家や絵馬体験が楽しみです!」
と今日の開催を楽しみにしている声が。
「コロナでどこにも出かけられないのに、出会える。日本を体験できるってすごい!」と驚きの声も。鳥取と日本各地、鳥取とアメリカ。距離の壁を瞬時に超えられるのも、オンライン宿泊ならではの楽しみ方ですね!
続いて話は、日本酒の紹介へ。
カナコ:「今日お届けしているお酒は、”比賣神乃雫(ひめがみのしずく)”っていう日本酒です」
「これめちゃくちゃ強いっすよ、15度です。」とご参加の方。
カナコ:「真っ昼間から飲むお酒じゃないかもしれないですね(笑)神話にも縁のあるお酒なんです。後で行く神社が赤猪岩神社(あかいいわじんじゃ)と言うんですけど、ちょっとストーリーをお話ししてもいいですかね?」
と、冒頭でも少し触れた『大国主命・再生神話』に縁のある赤猪岩神社のお話しを始めるカナコさん。
カナコ:「日本を作った大国主が出雲大社に祀られているんですが、その昔、大国主の兄が『鳥取の方に綺麗なお姫様が居るから結婚したい。お前は荷物持ちとして付いていけ』と言って、大国主は『はいっ』と付いて行ったんです。
因幡の白兎のお話しは聞いたことがありますか?ちょっと端折るんですが、ウサギが皮を剥がされて泣いていて、大国主はそのウサギを助けて治してあげたんですよ。それを見たお姫様が『お兄ちゃんじゃなくて大国主と結婚するわ!』と言っちゃって。
それに兄は怒り、出雲への帰り道にある手間山で、『ここに大きい猪がいるから、大国主よ、おまえは下で待って、俺が上から追い立てるから捕まえろ』と言って。兄は大国主をだまして、猪じゃなくて焼けた石を落として、大国主は死んでしまうんです。
それから、大国主の母が赤貝と蛤の女神を2人派遣して、その二人の姫が大国主を治して復活し、出雲大社へ帰って国づくりを行うっていうのが、古事記に書いてあるんです。
諸説あるんですが、他の説は清水井っていう湧き水が南部町に湧いてまして、その水を使って治したって説があって。
今紹介した日本酒は、その清水井から一番最初に水が流れてくる田んぼで育った古代米を使った、淡いピンク色のお酒なんです」
「だから色がピンクなんですね。画面上じゃ分かりにくいですけど、ロゼワインみたいなピンク色をしています」と、お酒の入ったグラスを見せてくれる参加者の方。
「そうです、そうです。甘いですよね?フルーティーな感じで。女性にもおすすめですね」とカナコさん。
こうして、お酒や神社にまつわる神話をご紹介した後は、いよいよてま里ツアーへ。
てま里ツアー|プチ鳥取観光
カナコ:「てま里ツアーへようこそー!」
参加者:パチパチパチパチ(拍手)!
カナコ:「あ、ありがとうございます(笑)、反応がもらえるとやる気が上がりますね。さっきも見てもらいましたが、つい数日前はこんな様子でした」
カナコ:「本当に寒かった...(笑)。ではまずは鳥取県へ行きましょう~!」
と、はじめに鳥取の有名な観光スポットや名物を紹介してくれるカナコさん。鳥取砂丘や水木しげるロード、投げ入れ堂、砂場コーヒー、大山、20世紀梨などなど。
スキー場のように雪に覆われた鳥取砂丘。
水木しげるロードのカナコさんとねずみ男。
カナコ:「そして、南部町っていうのはてま里がある所なんですけど、地図的にはこんな感じです」
カナコ:「砂丘から意外と遠くて、1時間半くらい。出雲大社から1時間15分、松江から40分で、さっきの鬼太郎が居る所から40分。だいたい島根・鳥取、山陰の中間地点ですね。
南部町は地域の人が大事に手を入れたりしてる山があって、田んぼがあって、小川があってというのどかな里山なんです。今日のツアーは、南部町でのんびりして、ちょっと足を伸ばして海も山も満喫できるコースのご紹介です。まず夏は、てま里から約30分くらいで日本海の海も楽しめます」
カナコ:「大山では白バラ牛乳のソフトクリームを、海を見ながら楽しめます」
カナコ:「冬の時期は休業してるんですが、こんな感じで、晴れたら雪の大山が見れたりします。とっても綺麗ですよー。近くにスキー場もあるので、雪遊びも楽しめます」
カナコ:「南部町から見える大山は富士山型なので、伯耆富士と呼ばれてます。これはちょうど3月くらいの写真ですね。雪が残っていて、とても綺麗です」
カナコ:「そして、大山の麓の所に行くと、ジビエバーガーが食べられたり」
カナコ:「あとは…牧場(大山トム・ソーヤ牧場)もありまして。私のおすすめは犬がめっちゃいる所なんですけどね、めっちゃ犬が寄って来て癒されます(笑)」
カナコ:「アルパカもいますね。この写真すごくないですか?顔の違い(笑)」
まさかのアルパカの顔の違いに驚きながら笑うみなさん(笑)。
カナコ:「それから今年はコロナで中止ですが、時期によっては、山開きの時に松明を持って歩けるんです。観光の方も。見るのも楽しいですね」
お盆の時期は大献灯って言って、和傘を作ってる所があるのでそれをライトアップしてます。
これには参加者からも「綺麗~」と声がります。
カナコ:「写真好きには特におすすめですね。そして、鳥取県は温泉パラダイスでもあるんです。場所によって色んな温泉がありまして、三朝温泉には、露天風呂も。男に生まれ変わったらまじで入りたいんですけど(笑)、橋の上から丸見えなんですよね。歩いてても足湯とかいっぱいあるので、それも楽しいです」
(引用:三朝温泉河原風呂:公式サイトより)
カナコ:「南部町の近くには、皆生温泉。皆生きる温泉ってなんて良い名前だ。温泉から海も見えます。鳥取の真ん中には、東郷温泉があります。湖の中にある温泉もあって、湖から浮いてるみたいになってます」
(引用:はわい温泉 東郷温泉旅館組合より)
カナコ:「はい、温泉も楽しんだという事で、南部町へ戻っていきます」
5キロも続く桜並木や、夕日に照らされる大山、環境保全のためのザリガニ釣り、シイタケの植菌、田んぼにやってくる白鳥など、南部町の四季折々の景色やイベントを見せてくれるカナコさん。
カナコ:「あとはお散歩も。森林浴しながらお散歩や神社巡りを楽しめます。田んぼの中にぽっかりしたトトロ神社って呼ばれてるような神社があったりだとか」
カナコ:「これは赤猪岩神社。小っちゃくて可愛い神社なんですけど、苔むしてて神秘的なんです」
カナコ:「それから清水川。さっきお話ししたお酒の清水井のある所なんですけど、ここの田んぼで古代米が育ってます」
カナコ:「そして、てま里ではね、近所の人と提携してまして、そば打ち体験することもできます」
カナコ:「こちらは花回廊っていう西日本最大級のフラワーパークもあります。冬はきらっきらで、デートスポットになってます(笑)」
カナコ:「それからご飯は、『カフェ七草』おすすめです。今の時期だと玄米のお餅が入ってるぜんざい、めっちゃうまいです~」
おいしそうなぜんざいの写真に、参加者からも「おいしそ~」と声が。
カナコ:「『てま里』もね、焼きカレー、アツアツですねー。定食も美味しいですよ」
カナコ:「『穂のか』は夏時期だけなんですけど、緑に囲まれながら美味しいごはんが食べれます」
カナコ:「お蕎麦屋さん『そば処 門所(もんじょ)』さんも。冬は鴨そばとかもおすすめです」
カナコ:「そして、世界で10位の職人さんがいるジェラート屋さんとかも!」
カナコ:「...と、まぁお腹も満たされた所で、てま里で宿泊となるんですけれども」
と、ここでてま里の特徴である、地域の人々との交流について話すカナコさん。
カナコ:「例えば、『元気しとるかぁ!』って言っておじちゃんが草刈りに来てくれたり(笑)。
近所の人と宿泊者で趣味が合ったので飲み会に参加したりだとか、地域のおばあちゃんが、外国人の人が泊まりに来てくれるって言うから、みんなで神社行ってみようかって神社に行ったり(笑)
そうやって、てま里では里山のくらしと、人のあたたかみを分かち合える場所にしていきたいなと思ってやっています。
ということで、ツアーはここまで、ここからはみなさんとお話ししたいと思いまーす!」
と、ここでてま里ツアーが終了。とても盛りだくさんの内容で充実したツアーとなりました。
交流タイム|実際にはレポートに収まりきれないほどの大盛り上がりでした…!
これからカナコさんと参加者のみなさんとの交流タイムがスタート。
早速、元気よく質問の手が上がります。
参加者:「しつもーん!今、見どころたくさんだったんですけど、満喫するためには何泊くらいすれば色々出来る?」
カナコ:「そうですねぇ、目的にもよりますけど大体みなさん一泊とかすると、「足りなかった~」って言われるんです。だから2,3泊して、一日は観光地、もう一日は特に予定を決めずに、その時々のオススメを聞いて旅するのが楽しいと思いますよ」
それから、参加者の都道府県を順番に巡っておすすめのスポットをお互いに紹介したり、参加者の海外留学に向けたアドバイスなど。偶然の集まりながらこのメンバーだからこその話に花が咲きました。
そうこう話すうちに、時間は残り40分。終わりに差し掛かってきました。この後は絵馬に寄せ書きをして、赤猪岩神社へお参りへ。
カナコ:「いやーみなさん、今日はお集まりいただきありがとうございました、ということで、新年の抱負タイムー!」
絵馬寄せ書き|神社お参り
複数の参加者から「楽しみ」との声が上がっていた絵馬の寄せ書き&赤猪岩神社へのお参りタイムがカナコさんのハツラツとしたタイトルコールと共にスタート。
カナコ:「出来た人から、どうしてその抱負かっていうのを聞きながらね、書こうと思います。じゃあまずは自分のやつ書きますよ(笑)!」
と、まずはカナコさんから抱負を絵馬に書き入れます。
カナコ:「はい、出来ましたー。私は…「愛軌道」!造語ですね(笑)。(コロナなど)よくない事が去年たくさん起こったので、そういうのに真正面からぶつかって行くのではなく、合気道のようににょろにょろとかわしつつ、流れに乗りながら「愛の軌道」に(笑)、していきたいなと思っています」
なるほど~「愛の軌道」かぁ。今回、終始笑顔で楽しんで進行していたカナコさんらしくて、素敵な言葉ですね…!
そして、続々とチャット欄にも参加者の抱負が。カナコさんが順番に書き込みます。
「日本に帰省して、てま里に泊まりに行く。」
「コロナを言い訳にしない&日本の伝統を大切にする」
「クリエイティブな事で日本と繋がりたい」
「7月からオーストラリアに行けますように」
「コロナがおさまってほしい」
「2021年はガイコクにいきたい」
などなど。参加者の抱負に思わぬ共通点もあり、ここでも話はどんどん盛り上がりました。
カナコさんが全員分の今年の抱負を絵馬に書き終え、これからみなさんお待ちかねの赤猪岩神社への参拝です。
カナコ:「よし、心を込めて、今から参拝に行ってきまーす(笑)!よーし頑張るぞー」
意気揚々と外へ出る準備をするカナコさん。しばらくすると、冒頭でもお見せしたてま里のおもてへ。
カナコ:「出発しまーす!みなさん雑談しててくださいね(笑)。雪がすごい降ってるよー、日本庭園が埋まってますー」
雪の積もり具合に改めて驚いたり、「気を付けて」と声をかける参加者のみなさん。そして映像はドライバー目線のカメラに切り替わります。
移動中も鳥取の雪景色と道路の様子に興味深々なみなさん。
和気あいあいと雑談してる間に、赤猪岩神社へ到着です。
カナコ:「はい、お待たせしました~。ここが赤猪岩神社でーす。では、お邪魔しまーす」
カナコ:「雪でこけそう(笑)」
「転んだら中継映像になっちゃうよ(笑)」
「オンラインでハプニング映像(笑)。」
こけそうなカナコさんを心配しつつも、鳥居が写ると、「すごいねー」「綺麗ー」など声を上げる参加者のみなさん。
カナコ:「よし、参拝しますかね。みなさんもぜひご一緒に」
鐘を鳴らし、2礼2拍手。両手を合わせたまま深々と頭を下げ、カナコさんがみんなの分まで一緒にお祈りします。もちろん、参加者のみなさんも画面の向こう側で一緒に手を合わせ、それぞれの願いをお祈り。
次はみんなの抱負を寄せ書いた絵馬をカナコさんが飾ってくれます。
カナコ:「よし、ということで、ここのね、境内の後ろも良いですよ。ちょっと気を付けながら行きますね」
と、絵馬を飾り終えたカナコさんが、次は境内の周りを案内してくれることに。雪の積もった階段を慎重に進み、境内の後ろまでくると、何か柵に囲まれたスペースが。
カナコ:「ここが、先ほどお話しした大国主が潰されたとされる岩が封印されたという場所です。ここからは雪で見えないんですけど、この柵の奥に本当にあるんですよ、岩が。それがね、またかっこいいんです」
これはぜひ、晴れてる日に実際に見に行ってみたいですね。
名残惜しくも、充実した旅はそろそろ終わりへ…
これにて神社のお参りが終了し、今回のプログラムも無事に全て終了。
境内を出て、最後のまとめの時間です。
カナコ:「はい、ということで、お疲れ様でした。無事参拝終了ということで、感想を伺いたいんですけど…、今日はどうでしたか?」
「最近人と喋ってなかったので色んな人とこうやって会話することが出来て良かったです。正月に神社も行けてなかったので、絵馬に書いてもらって、すごい満足です」
「日本だけじゃなくて海外の人とも繋がれるし、鳥取の現地の映像も見れたし、あー雪が降ってるとか、同じ趣味や共通点も見つけ合ったり、オンライン上ですけど、同じ時間に色んな人と繋がって話が出来るって、なんかいいなぁって思いました」
と、オンラインでの人との交流や、鳥取の雪景色など、それぞれ思い思いに今回の旅を楽しんだようすのみなさん。これにはカナコさんも嬉しいようすで、最後の挨拶を。
カナコ:「ありがとうございました。あー楽しかったなー!ずっとお話してたい気持ちが満載なんですけども。鳥取もまだまだ、もっと良い場所もいっぱいありますので、機会があればぜひ来てくださいね。みなさんにも会いたいです!。じゃあみなさん、良い一日を。そしておやすみなさい」
*
楽しい時間が過ぎていく速さに驚くと共に、イベントが終わってしまうことに名残惜しさを感じますが、あっという間に過ぎた2時間でした。
コロナによって誰もが影響を受けたであろう2020年。
どんな状況においても「楽しむ」という心がけはとても大事だな、と改めて思えたイベントでした。まだまだ不安定な状況が続きそうな毎日ですが、今回のようなオンライン宿泊に参加して、普段出会えないような人々との交流を試みてはいかがでしょうか?
そして、いつかこの状況が落ち着いた頃には、豊かな自然溢れる南部町を訪れて、ぜひカナコさんのいる「てま里」へ泊まりにきてくださいね。
てま里:https://temari.tottori.jp/
この記事は、「仕事がめぐる、前へすすむ。」をコンセプトに運営するYELL FORのプロジェクトメンバーが一部制作をしています。
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