bankupスタッフインタビュー【丸毛幸太郎さん vol.2】
■なぜコミュニティデザインや地域づくりに興味を持つようになったんですか?
テレビの「情熱大陸」でコミュニティづくりの第一人者である山崎亮さんがお話されていて、コミュニティデザインについて知ったことがきっかけでした。
(『コミュニティデザイン: 人がつながるしくみをつくる』山崎亮)
そのテレビを見ていた当時、教育大の大学院生をしていて、研究者を目指していたんですよね。
教育について研究する観点で参画型授業にも使われる手法のファシリテーションやワークショップについて学んでいたので、人と人を繋ぐということは出来ると思っていました。
だけど、「これって仕事になるのか?」という不安があって。
デザインはデザイナーさんがやることというイメージがあったので、自分とは違う世界の話のように思えたんですよね。
だから、興味はあったけど、自分とは別世界の話だと感じていて、仕事としては考えていなかったんです。
でも、山崎さんはコミュニティデザインを仕事にしていたし、「コミュニティデザインってファシリテーションの要素近いやん!」って気付いたんです。
それでパソコンをたたいたら、ちょうどcotohanaというデザイン事務所が求人を出していて。ファシリテーションやプロジェクトマネジメントが出来る人を募集していたので思い切って応募しました。
あとは組織に入ってやりながら学んでいったっていう感じですね。
●丸毛さんにとってコミュニティデザインとは?
チームのポテンシャルを生かすのと近いのかなと感じますね。
ちょっと真面目な話をすると、自分は、社会の中の「断絶」が生きづらさや不都合さに繋がっているのではないかと考えています。それで相手のことを考えられなくなってしまったりもするんじゃないかなと。
だからこそ、人と人が繋がることで解決できることもあると信じて、課題と呼ばれるものをより良い方向や楽しい方向に変えていきたいなと思っています。
~bankupと丸毛さんのこれから~
●丸毛さん個人の意見として、今後bank upがどうなっていったら良いなと思いますか?
地域の人に仕事を具体的に繋いでいける、鳥取の総合商社みたいな感じになったら良いな~と。
具体的に例を挙げると、今までbankupは中小企業のものづくりを盛り上げるために観光や物販の支援、民泊事業などを行ったりしていました。それをうまく市民のニーズと繋げていきたいですね。
やりたいことはたくさんありますが、まずは1つずつ、楽しみながら積み上げていきたいです。
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