伝えるコツポップ

広報=コミュニケーション??「伝えるコツ」セミナーを開催しました!

(「伝えるコツ」セミナー 配布テキスト)

皆さんどうも、学生人材バンクの原田です。
年明け一発目の投稿になります。
大変遅くなりましたが、今年も学生人材バンクの活動をどうかよろしくお願いいたします。

今年も私たちの活動認知を目的として、積極的に情報発信を行なっていきます。

そこで「伝えるコツ」セミナーの開催報告です!
(2018年12月22日(土) パレット鳥取にて開催)

非常に内容の濃い内容でしたので、ギュッと凝縮して皆さんにご報告します。
(チラシはこちら)

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セミナーは、株式会社電通の伊藤公一さんを講師にお招きした他、認定NPO法人日本NPOセンターの坂口和隆さんにもサポートいただきながら進行しました。

当日は、飛び入りの方も含めて定員を超える32名の参加者の方にご参加いただきました。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!

(伊藤さんの分かりやすい解説が印象的でした)


チラシにも記載させていただいていますが、
このセミナーではNPOのコミュニケーション力向上を目指しています。


「活動への参加や支援の輪を広げたいけど、広報やコミュニケーションがなかなかうまくいかない、、」


そんな悩みを抱えた団体の悩みを解決すべく、電通の社会貢献活動の一環として、NPOとともに取り組んでいるプロジェクトです。

以下、当日のプログラムに沿って内容を振り返っていきます。
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まずは「伝えるコツ」オリジナルテキストを用いた講義から。

以下の内容を行いました。


【前半】「誰に」「何を」伝えたいのか整理
・団体を一人の人間として見立て、主観・客観の視点で自団体を見つめ直す
・課題を明確にして、それを団体スローガンに落とし込むワークショップ

【後半】実践篇として、表現のちょっとしたコツや工夫の仕方を学ぶ
・読みやすい文章のコツ、文章表現デザインの工夫を学ぶ

ここで出た講師のワンポイントアドバイスを少しだけ紹介します。


①「インフォメーション」ではなく、「コミュニケーション」を意識する
・一方的な伝達はダメ
・「送り手」と「受け手」の双方が理解し合えているところが『コミュニケーション』

②「トーン&マナー」を意識する
・自分らしさを意識してみると効果的
・伝えたい相手によって「話し方」を変える
ex)同じビールでもアサヒスーパードライは「躍動的で力強い感じ」。エビスビールは「ゆったり味わう感じ」

講師に指名された方がテキスト文章を音読したり、普段考えない視点で物事を考えたり、皆さん真剣な眼差しで受講されていました^^

(講義中、音読する参加者)

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次に広報物改善のワークショップを以下のように行いました。


・参加者が5~6名のグループに分かれ、別グループの参加者の実際のチラシを題材にして、その改善点を話し合う
(グループの中に題材チラシを作った参加者がいないようにグループ分けすることで、忖度なくダメ出しできるというのがこのワークの肝です(^^))
・改善方針が決まったら、題材チラシを切り貼りしたり、キャッチフレーズやイラストを追加したりして、改善したチラシを作成
・グループごとに発表し、まずは参加者同士でコメントした後、講師にコメントをいただく

ここで、講師コメントを抜粋してご紹介します。


・1ビジュアル、1メッセージ
・似たような情報は、グループ化
・情報を減らして、伝えたい情報を見やすく
・強調したいところを1つに

印象的だったのは、日本NPOセンターの坂口さんも仰っていましたが、電通講師のコメントやアドバイスはもちろんプロフェッショナルで素晴らしかったのですが、参加者同士でも立派な改善案が作れるということでした。これぞ「伝えるコツ」!

(ワークショップの最終発表。自分たちの意見を思いきってぶつけました)

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ここで、セミナー後のアンケートで参加者から嬉しいメッセージをたくさんいただいたので、一部ご紹介します。

・今までは「相手にどう見られているのか?」なんて考えたことがなかった
・(自分の作る書類が)想いが強すぎる一方的なものになってしまっていることに気づかされた
・これからは客観的な視点を持ち、内容も相手も欲張らずに「トンマナ」&「キャッチコピー」を考えながら広報物を作成したい

(アンケートのまとめはこちら)


(とにかく、いろんな意見が飛び出たワークショップ)

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私自身の学びとしては、「インフォメーション」ではなく、「コミュニケーション」が必要だということが一番印象に残っています。

学生人材バンクの情報発信においても、このあたりを意識しないと、伝えたい思いが先行して一方的な情報発信になってしまう、と感じました。

なので、情報を受け取る相手のことを具体的にイメージして、今後も多方面で情報発信を行っていきます。

学生人材バンクはこのように、他のNPOや企業等と協働・連携して地域を盛り上げています。
そして、学びを自組織だけに留めるのではなく、他組織と共有することで、さらなる学びが生まれ、成長につながるものと考えています。

引き続き、私たちの活動をどうかよろしくお願いします。

最後になりましたが、セミナーの開催に当っては、学生ボランティアに協力してもらいました。
檜垣薫さん、佐伯春花さん、松原凪沙さん、本当にありがとう!!
また、告知等でご協力いただいた公益財団法人とっとり県民活動活性化センターをはじめ、ご協力いただいた皆々様、ありがとうございました。

それでは今日はこの辺りで失礼します。
ご覧いただき、ありがとうございました!

(全体の集合写真。充実した表情を浮かべておられました)

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