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インターンですり減るなど

先日、前の記事でも書いていたように3日間のインターンに行ってきました。選考ありのもので面談をされた結果、なんとか行けたやつです。行く前はこんな感じなので気合い入ってたけど、直前になると緊張で萎えてました。

1日目

一日目はみんなと顔合わせです。オフィスに二番目に着いて、トータルで6人の少人数なものでした。

(先に総括して言っておくのであれば、私はこのインターンで6回の企画とプレゼン発表をやる事になります。)

チームメンバーは3人、私以外に男女1人ずつでした。女の子はここを第一志望にしていてすごく張り切っていた。男の子はなんか当たり障りなくこなせそうな感じ。もうひとチームいた訳ですが、あちらの方が静かめかな?といった感じでした。

この企業は、詳しくは書きませんがある場所あるいは範囲に関する企画や運営を行う大企業の系列会社的なところです。だからここ自体はそんなに大きくもないかな。

・アイスブレイク
・座学
・企画
・プレゼン
といった感じで進みました。

インターンのアイスブレイクをしてて思うけど、適当〜に話題を振って初対面の人と話すの苦手じゃないかなって思います。適当話題提供botになりました。

1番印象的だったのは企画!これが最初の回だったんですが、まずはシンプルに今思えば段取りが悪くて苦笑いです。女の子はお話したい意欲は伝わるけど上手く言語化できてない感じ、男の子は企画分野に明るくないので提案に戸惑ってる感じでまとまりが無く、挙句の果てに時間もないので焦りました。私自身はアイデアは出せるけど強く出過ぎると他の子の意見が出にくくなるし、パターンを出せなかったところが反省でした。

発表プレゼンはふたりが原稿がないとダメなタイプで、準備する時間がなかったので全部喋っていいよという機会を貰えました。ゼミで慣れているし特に緊張しやすいタイプでもないので、自分なりに感じた要点は抑えてのびのび話せたと思います。ただ、自己解釈が強くなって主観的な発表になっていた気がするので反省です。あと早口!!!

そして何故か1番のお偉いさんが見に来てフィードバックを貰いました。企画をする段階でのターゲットの絞り方や資金を絡めた実現性まで指摘していただけて、対等に意見を考えてくれる感じを身に染みて感じました。「なんでそういう風にしたの?」というシンプルな疑問を言われた時にどこまで深みがあるかが鍵だったと思います。浅い企画はバレる。

ただまあ強いて言うならば急にプロとサシで考えをぶつけ合うのは不利ではあるよと思いました。刺激的だったけどね。

2日目

・座学
・フィールドワーク
・企画発表
・企画発表
・フィードバック

って感じでした。この日は1番ボッコボコにされた。ほんとにボコボコにされた。

チームも慣れてはきたものの、時間の無い中で最初のアイデアを生むところがそもそも難しくて「自分で出せるならもうやってるんじゃないか」と不安になりました。それを社員さんに相談したら、それでも個人間で主張が違うから企画の結果収益に良い悪いが生まれる。そしてマンネリは決して悪いことではなく、例えばお客さんへあの季節はあれだよねと印象づけられたらそれは蓄積とも呼べるはず」って聞けたのが面白いかったです。今すごいニュアンスで書いたけど、、

毎回違う内容の企画をやってるんですが、会社側は5人くらいのチームでそれぞれの部署が構成されてるそうです。すっっくな!!!!って思いました。少ない。あの規模感を1桁人数で運営するの怖い。

フィードバックではとにかくとにかく詰められました。これは何故?をどんどん突きつめてく感じ。この広告は何を載せるの?それは意味あるの?とか、設定期間に対して何故そこにしたの?とかターゲットの設定が甘いとか、とにかく隅々までです。

最初は「結構頑張ったけどもね〜?!?!」って思ったけど、話を聞くと「確かにな…」としか思いませんでした。チームでどんどん深みまで掘ってく感じのやり方で、怖がってた子もいたけど結構好きでした。

ちゃんと褒めていただける点もあり、考え方が合ってたところと甘かったところをめちゃくちゃ明確に理解出来ました。なのでこれを繰り返したおかげでかなり成長出来ました。筋肉痛を経て筋肉が育つ感じ(思考がマッチョ)

この日も全ての発表を担当させて貰えたので(押し付けられたともいえる)、チーム以外に個人的な反省も本当に繰り返しました。私は原稿を書くとそれしか見なくなるので、要点だけメモしておいてそこを適当に喋ってくスタイルでやりました。今まで色んな有名なプレゼンを見て少し勉強したけど、「聞いてやらんこともないな」って思ってもらうことを目標にして、次点として全員の目を見ることを意識しました。でも全然聞き苦しかっただろうし、話せなかったこともあるし、緊張も多少したし、、、、無力。

こんな感じで2日目は1番頭の中が枯渇して、疲れきって寝ました。あれもうやりたくない。

3日目

・座学
・企画発表
・フィールドワーク
・企画発表
・振り返り

書いてなかったんですけど、この会社のインターンのランチがまさかのコースとか高めのおしゃれカフェとかに毎日連れてってもらって驚きました。前日にメニュー表のコピーを渡されて、決めておいでね〜!って言われました。めっちゃあの時期、いい暮らししてた。スペイン料理をランチでコースで食べることないよ。

この日の企画は昨日と違う部署で、かなり面白いところでした。イケおじ部長。

思えば発表は全部私が喋らせてもらえたんですけど、相手チームは3人で分担していて気まずかった。緊張したけど企画の組み方が(浅はかながらも)理解出来て、チームのまとめ方も分かってきたし、シンプルに環境に揉まれすぎて皆なんでも話せるようになっていたので最初に比べたらかなり自信を持って企画を打ち出せました。

この部署(部長)は、学生ならではのアイデアやトレンドを抑えたのが面白いと言って下さって、かつ繋がりの甘いところを伺えたのですごく面白かったです。そう、面白いと思えるようになったのが少し成長だと思います。最初はフィードバックが怖くて少なければいいと思っていたけど、最後は聞ければ聞けるほど内容が掘り下げられていく感じがして楽しかったです。


インターンを振り返ると、自分の得手不得手が明るみに出たなと思いました。自分は引っ込み思案というか聞き役かなと思っていた割に喋りが苦手じゃない。逆に突っ走りがちなので、喋るのであればグループの全体を見ておく視点も忘れないようにしないといけない、、みたいな。

発表を全部やれたのが個人的にこんな機会ないなといった感触です。皆が頼ってくれたので自分の成長への糧としてウマ、、、、かなり下手くそだったけどちゃんと聞いて理解しようとしてくれる相手の姿勢もあったね、、、、、、

頭の中を普段からこういうところでも言語化するのが好きだったから活かせたと思います。

企画部門、憧れていたけど実現するのが今まで怖かった分野だったけど体験してみたおかげでハッキリ興味がもてました。

いうても真剣に書きつつ死ぬほど疲れた3日間でした。

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