#4 オリジナリティは10%。でも必ず無いといけない。【ゆる坂日記】
私は読書ブログというものを書いている。
その活動の中で、よく聞く話がある。
「初心者でもオリジナリティをどんどん出しなさい」
「初心者はオリジナリティなんかより型を勉強しなさい」
こんな感じの二項対立である。
この二つの主張のうち、正しいのはどちらか。
偉大なブロガーの間でも意見が分かれるくらいである。
絶対の正解はない。
しかしあえて言うならば、私は前者。
つまり、オリジナリティを重視するタイプだ。
理由は2つある。
1つ目に、オリジナリティは意識しなければ出せるようにはならないからである。
「型」の方は、何十、何百と記事を書いていればある程度勝手に身に付く(もちろんその上で勉強を重ねて、初めて完成するものだが。)。
しかしオリジナリティはそうはいかない。
何故ならば、「答えが自分の中にしか無い」からだ。
自分の根底に眠る「感情」や「熱」。
それらをこちらから引っ張り出してやらないと、オリジナリティが生まれることはないのである。
これが、私がオリジナリティを重視する1つ目の理由である。
では、2つ目の理由は何か。
それは、「最後に人の心を動かす」のはオリジナリティだから、である。
例えば、一冊の本の紹介記事を書くとしよう。
そしてあなたの目標(ゴール)は「本が売れること」だとする。
このゴール地点を100とし、あなたは0から紹介記事を書き始める。
ここから完全に私の主観となるが。
「型」に沿った文章を書けば、あなたは90のところまで辿り着くことができるだろう。
この「90」とはどんなところかと言うと、
「読者を納得させられている」
「読者から共感を得ている」
地点である。
大分イイ所まで来ている。
やっぱり大事なのは「型」じゃないか。
そう思ったかもしれない。
でも私は異を唱える。
何故ならば、「型」は90までしか進めないからである。
91から100、つまり
「最後に読者の心を動かし、本を買ってもらう」
ためには、オリジナリティが必要なのだ。
「型」は勉強すれば皆等しく使いこなせるようになる。
だが、それは裏を返せば、
「あなたから買う理由がない」
ということなのだ。
オリジナリティがあって初めて、
「他の誰でもない、あなたから買いたい」
になる。
私はそう考えるため、やっぱりオリジナリティだよな、とぼやくのである。
と、ここまでオリジナリティの重要性を力説してきたが。
もちろん「型なんて要らねぇよ」という話ではない。
オリジナリティを出すことを常に考えつつ、
淡々と「型」を学び、
記事を書き続けるくらいがちょうどいいのではないか?
というのが私の最終的な意見である。
ここまで読んでくれたあなた。
もし他に頼れる考え方がないのなら、私の考え方を利用してみてほしい。
ちなみに私はブログを始めて8ヶ月、総収益は1,000円程度。
実績は無いに等しい。
しかし自分の考えにはある程度自信を持っている。
だから今後も我が道を進んでいく。
「ほぉ、まあまあイイ事言うじゃん」と思ったら私の読書ブログを覗いてくださると嬉しいです。