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この発表スライド集には、6つのスライドがあります。わたしも発表者の一人ですが、自分はさておいて、今回発表スライド集をまとめて感じました。 ひとつひとつの発表の裏にはどれだけの長くて深い知識と経験の集積があるのだろうと・・・その深さと重さに圧倒されます。 わたしたちの学問の大衆化PJチームのメンバーはまだ6人ですが、世の中にはまだまだ「長い知識と経験の集積」を持っている人もいるし、長い集積は持っていない人でも「直感的なひらめき」を持っている人もいると思います。 長さや深さ
こちらのマガジン(100円)に発表スライド全ページがあります。
小室正紀 二〇一三年、慶應義塾福澤研究センターの所員の方々と共に、『近代日本と福澤諭吉』という福澤諭吉研究の入門書を上梓した。その「はじめに」の中で読者に向けて、「本書の内容を十分に理解していただいた上で、さらに進んで、〈はたしてこれが福沢の思想なのだろうか〉と疑問を持ち、自ら福沢の著作を手にとって考えていただきたい」と書いた。 この「考えていただきたい」には、実は二つの意味をこめていた。一つは、福澤先生の著作を資料として分析し研究することに取りかかってもらいたいという
人生100年講座「生きがい」のある人生を送るには(橋本壽之)より 現代日本社会の課題の一つは、危機意識がないことである。 その原因として考えられることは、国民の多くが危機に直面しているという事実を知らない からではなく、 知識としては知っていてもそれを我がこととして認識することなく他人事と捉えているからではないか。では、どうしてこのようなことが起こるのだろうか?それは、国民の多くが社会を背負っていないからではないか。 社会を背負っていなければ、 たとえ知識として知っても、