日本からドイツの求人を探す方法/利用した転職エージェント紹介
はじめに
2023年1月に在ドイツの日系金融機関に就職しました。
今回は日本にいながらドイツの求人を探し、転職した方法を解説します。
転職前の経歴
ドイツに転職する前の経歴はこんな感じです。
高校3年の夏休みにドイツに3か月だけ留学
都内の大学で経済学部を卒業
大学時代にドイツに交換留学
日本の金融機関で2年間勤務
語学関連の資格
TOEIC950(英語)
Goethe-Zerrtifikat B2(ドイツ語)
しかし、英語やドイツ語を使って働いた経験はありませんでした。
ドイツ転職の動機
私がドイツへの転職を志望した動機は以下の2つです。
1.ドイツ(ヨーロッパ)の生活が好きだから
高校時代、大学時代にドイツに留学しました。日本では都内に住んでいましたが、日本はまだまだ外国人が少なく内向き志向の国。それに対して、ドイツではイギリス、フランス、ポーランド、ハンガリーなど様々な国の人がいて、毎日の生活が刺激で溢れていました。国際色豊かなドイツでもう一度生活したいと思ったことも動機の一つです。
2.ワークライフバランスを重視した働き方をしたい
G7の中でドイツは最も労働時間が短く、平均1,341時間です。一方で日本は働き方改革の影響で減少しているとは言っても平均1,607時間と266時間多いです。新卒で典型的な大手金融機関に就職した私は朝早くから夜遅くまで残業をしており、労働時間が短く、プライベートの時間を確保できるドイツは魅力的でした。
仕事を探した方法
私が行った求職活動の方法は以下の2つです。
1. 海外の転職プラットフォームを使う
日本では知名度が低いかもしれませんが、LinkedInは欧米を中心に海外で広く利用されています。LinkedInはビジネスに特化したSNS兼転職プラットフォームであり、さまざまな使い方ができます。
求人に応募する
採用担当者や転職エージェントからオファーを受ける
企業や業界に関する情報収集
人脈作り
LinkedInについては本記事で書ききれないくらいさまざまな機能や使い方があるので、今後別の記事で解説したいと思います。LinkedInの他にも転職活動に利用できるプラットフォームはたくさんあります。
しかし、仕事探しではLinkedInの一強状態です。
また、ドイツで仕事を探す日本人に特化したサイトもあります。
日本人を探している求人が多いので、日本に住んでいても面接まで進めることも少なくありません。
2. 転職エージェント経由で応募する
私が今の仕事を見つけた方法がこれです。
ドイツにもマイナビ転職やリクナビ転職など企業と求職者をマッチングする転職支援サービスがあります。
ドイツには日系企業がたくさんあるので、日系企業に特化した転職エージェントがいくつかあります。「ドイツで働きたいけど、いきなりドイツ企業はちょっと不安かも」という人におすすめです。
しかし、別記事で書きたいと思いますが、少し怪しい転職エージェントもあります。。。。
また、ドイツ以外の在ヨーロッパの日系企業の求人をメインで扱っている転職エージェントをご紹介します。
使えるものは何でも使った方がいいので、とりあえず全部の転職エージェントに連絡していいと思います。
ドイツ転職に必要なもの
ドイツ転職に必要なものはいくつかありますが、特に重要なのは語学力と職歴です。
ドイツ企業に就職する場合にはドイツ語C1、最低でもB2程度のドイツ語が求められます。ドイツ企業でも外国人の社員が多く、英語が公用語の場合にはビジネスレベルの英語が必要です。
日系企業の場合、要求される語学力のレベルは下がります。ドイツ語が求められないこともあります。しかし、それでも最低でも英検でいう準1級程度の英語力が望ましいです。
しかし、語学はあくまで会話ツールです。求人にマッチする職歴が必要です。ドイツの日系企業は機械や自動車などの製造業、金融業、IT業が多いので、日本で同様の職歴があれば、転職活動が有利に進むかもしれません。
さて、ここまでドイツ転職に必要なものを述べましたが、語学力や職歴がなくても転職を成功させている人もいます。語学力に自信がなくても、職歴が求人とマッチしなくてもまずは求人に応募することが大事です。