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キャリア相談された。AWSへの新卒・中途について

最近、Nvidia Netflix Meta AWS(Amazon Inc.)に入りたいという新卒や中途を目指す人たちに会う機会があった。昔はよくキャリア相談について個人的な主観で有望だと思った若者を支援していた。

Amazon Inc AWSはグループ全体の根幹事業で、Amazonが危ういと言われていた時期や設備投資を莫大な金額計上した際にも AWSが無ければAmazonは赤字という期間があまりにも長く続いている。しかし、これは昨今の情勢をみるとしょうがない部分がある。

まず、AWSの主要事業をみていく。
クラウドサービス、AI・機械学習、セキュリティ、ビッグデータ解析サービス、他にもあるがパッと思いつくのがこのあたり。

これらの経営をしていこうとするとどうしても設備投資を常に競合より勝るレベルでし続けなければならない。簡単なところでいうとGPU。Metaなどは3兆円をNvidiaへ支払い、GPUを確保したが、今のところ単年では最高額だろう。

AWSはそういう意味ではAmazonより実売データを世界で最も持っていると言っても過言ではないことと、クラウドサービスを2006年発足以来、成長し続けている良い会社だ。米国採用においても人気の職種で、Googleからもよく引き抜かれたり、引き抜いたりを繰り返した挙句、2019年頃だったか、クラウドサービスの主要エンジニアチームがチームごと全員ヘッドハンティングされて業界では話題になった。そういうことはあまりニュースになったりしないのだが、かなりの大問題で、経営陣はかなりこの事を重く見たようで、採用に関して翌年以降かなりの予算を割くようになった。

AWS、米国採用を目指す、もしくは中途で入ることを前提に話すが、
エンジニアとしての経験がない人は門前払いされる。どんなポジションであろうとも、その経験がない、プログラミングやキャッチアップ、コミュ力があろうとも関係ない。日本の理科系大学レベルでは話にならず、Ph.Dを取得していたらテーブルに載せれるというレベル感になってくる。なので日本の新卒採用の感覚でそこを目指すと大怪我をするエリアというか、そういう感じのセクターなので、まず理想と現実の距離を測ることを薦めるようにしている。経営者的、ロジスティックス部門でエンジニア要素が低いと思われるようなコンサルみたいなロールでも当てはまる。これはNvidiaだろうが、Googleだろうが、Microsoftだろうが基本的には変わらない。

自分のチームにコーディングのことも分からず、技術が分からない人間が入ってきても邪魔になるだけなので要らない。これは私も多くのチームで働いた経験があるが、間違いなく皆が感じることの1つ。コンサルみたいな仕事ならできると思っている勘違い野郎はもっと要らない。

そういうわけで優秀な経営陣を持つ先述のような企業は余程の政治的、閨閥的コネ入社でない限りは雇われない。

中途に関しては、バックグラウンドと実績が完全な評価基準なので新卒とは少し異なる。これに関してはやってきた内容が業務内容と沿うのであれば経験を加味して雇われる確率は上がると思われる。より専門的なことに特化していた方がよく、あまり人がいないかつ、専門的な人材が不足しているセクターを研究して嘘八百で雇われた米国人を私は何人か知っている(苦笑)しかし、その後、業務が当然の様に滞るので去ることになるのだが・・・笑。しかし、学歴でいえば修士卒レベルでは実力が示せないと、殆ど相手にされないのでそれも書き加えておきたい。


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