SUIのDeFiで稼ぎ始める方法【入門編】
完全に1からSUIで稼ぐにはどうすればいいの?
という解説を今回はこのnoteにまとめてみました。
次に当てはまる方向けです。
SUIの景気のいい話が多いから自分もチャレンジしたい
何からすればいいかわからないから、皆がどうやって運用しているのか知りたい!
ゼロからだと難しく感じるものですが、実は、そんなに難しくはありません。海外取引所プラスαの手間でDeFi運用は可能です。
私はSUIについて、今後も成長していく仮想通貨だと思っています。色んな運用があり、トレード、DeFi、エアドロ、関連銘柄へのシンプルな長期投資などでも、大きなリターンの可能性があるのが魅力です。
【この記事でわかること】
・国内取引所&海外取引所の基礎知識
・SUIの長期投資、短期投資の考え方
・SUI銘柄一覧
・SUIウォレット登録&DeFi運用
SUIってだいたいこういう風に皆さん運用しているのねってことはわかる内容になっているのかなと思いますので、よければ参考にしてください。
国内取引所&海外取引所の基礎知識
「SUIで稼ぐ」ってそもそもどういうこと?
という話なのですが、シンプルに言えば「SUI」や「SUI関連銘柄」を保有するということですよね。
ですので基本のキ、ゼロからの方は「仮想通貨取引所」が必須です。
ここでは、「国内の仮想通貨取引所」と「海外の仮想通貨取引所」の両方が必須と考えておきましょう。
「国内の仮想通貨取引所」が必要な理由としては、主に「日本円⇔仮想通貨」の交換のために必要だから
「海外の仮想通貨取引所」は、国内取引所がSUIなどのアルトコインに弱すぎるため必須です。手数料、レバレッジ、流動性等など、現状は取引自体は海外を使うものと考えましょう
国内の仮想通貨取引所はビットバンク、海外の仮想通貨取引所はMEXCを選ぶのが私はよいと思います。
MEXCはアルトコイン定番の海外取引所で全体的に取引手数料が非常に安く、現物・レバレッジ取引を含めもっとも幅広いSUI系銘柄が取引できると考えて問題ありません。新規ユーザー限定で8,000ドルをGETできるキャンペーンもあります。
今後、SUIエコシステムの新たな銘柄が出てきたときにも、海外取引所の中では一番取り扱いが早いでしょう。
MEXCへの登録方法や、そのための国内取引所・海外取引所側の操作までの全ステップのみをまとめた記事を張っておきますので、こちらの手順に沿って進めてみてください。
上の記事の通りにすれば、国内 → MEXCに入金し、USDTの残高を用意するところまでは問題なくできると思いますので、次へいきましょう。
SUI銘柄一覧
次に、SUIエコシステム銘柄の一覧をおさらいしておきましょう。
SUI系の銘柄にはSUIをはじめとして代表的なもので10銘柄くらいあります。SUI系の仮想通貨は、大まかにわけると3種類あります。
チェーン系:こちらは大元となるブロックチェーンの仮想通貨で、SUIのみが該当します
DeFi系:SUIチェーンを採用して、SUIチェーン上でアプリなどのサービスを提供しているプロジェクトが発行
ミームコイン:SUIチェーンを採用し、遊び心で発行されているコイン
大元のSUIチェーンが盛り上がればこちらの1~3はすべて値上がりが期待できるわけですが、なるべく手堅い投資をするということになると、1と2が中心になります。
3のミームコインはノリの世界ですし流行もあるので、今回は1と2を中心にSUI系の銘柄をいくつか時価総額が大きくて「これはおさえておきたい」という銘柄を列挙してみます。
①SUI
SUIに投資するなら保有は外せないですね。「面倒だよ~」って方はSUIだけ持っておくのもあり。
一応、教科書的なSUIの役割としては、「ガス代」です。
SUIチェーンで発行された銘柄を動かすには、ウォレットにあらかじめ用意しておいたSUIをごく少額、消費するので、そこが需要になっているイメージです。
②DEEP
「SUIの心臓部」といわれることもあるDeepBookが発行する銘柄!
なにが心臓部なのかというと、SUI系銘柄はMEXCなどの中央集権取引所のほかにもDeFiの交換所(DEX)でも取引できますが、DEX取引はDEEPの技術を用いてバックエンドでほぼ全部DEEPが仲介しちゃいましょうというプロジェクト。
DEEPに流動性を集約させることで取引コストなどのロスを最小限にできるということで、先進性が評価されてSUI主力銘柄になっています。
③CETUS
現状のSUI最大の分散型取引所(DEX)であるCetusが発行するトークンです。DEXになじみがない方は、「管理者不在のコードで動く仮想通貨取引所」のことと思っていただければ。他のブロックチェーンではユニスワップやパンケーキスワップが有名ですが、SUIでは圧倒的に現状ではCETUSを皆が使っているので、SUIのDeFiが発展していくのであれば、CETUSへの投資はよい選択でしょう。
④SEND
現状のSUI最大級の分散型レンディングSuilend Protocolが発行するトークンです。レンディングのほかにもスワップやブリッジなども提供しており、オールインワンのプロトコルを目指しているようですが、現状ではレンディングが強いので今回はレンディング銘柄に分類できます。分散型レンディングは色々な種類の仮想通貨を預けて利回りを得たり、金利を払って借りたりできるものです。リアル世界でいう「銀行」のようなものですが、こちらも管理者不在のコードで動くプロトコルとなっているのが特徴です。他のブロックチェーンでは同じくレンディング系のトークンAAVEが好調な価格推移です。レンディングもSUIのDeFiが発展していくのであれば欠かせないサービスなので、保有しておいてもいいでしょう。
⑤BLUE
SUIの主要な無期限先物DEXであるBluefinが発行するトークン。無期限先物DEXというと難しく感じますが、簡単にいえばレバレッジ取引に対応しているDEXのことです。無期限先物DEXといえば、DYDXやハイリキなどが有名ですが、そのSUI版として保有しておいてもいいでしょう。Bluefinに関してはレバレッジを使わない普通のDEXの機能もありますし、今後も機能が追加されていくようなのでSUIの総合プラットフォームとして成長していく可能性もあります。
⑥NAVX
SUI最大級の分散型レンディングNAVI Protocolが発行するトークンです。先ほどのご紹介したSENDとこのNAVXは、肩を並べるSUIの2大レンディングトークンといっていいでしょう。どのレンディングが伸びるかはわからないので、保有しておきたいトークンといえます。
⑦NS
SUIのネームサービスであるSui Name Serviceが発行するトークン。ネームサービスとは、長くて複雑なウォレットアドレス(英数字)を、短くて覚えやすい名前に自由に変えられる仕組みのことです。たとえば、「abc123...xyz」のような長いアドレスを「taro.sui」といった分かりやすい名前に置き換えることができます。他チェーンでもネームサービスのトークンが高騰するタイミングがありましたので、SUIの成長とともにNS上昇に期待する声があります。
⑧SCA
SUIで3番手の分散型レンディングScallop Lendが発行するトークンです。SENDとNAVXとともに抑えておきたい銘柄です。
その他ミームコイン
SUIの時価総額上位のミームコインとして、LOFI、HIPPO、AXOL、BLUB、FUD、AAAなどがありますので、好みに合わせて取引してみてもいいと思います。
MEXCでは、上記で紹介したDeFi銘柄、ミームコイン含め、すべて取り扱いがあります。最新の価格が知りたい方も、MEXCの検索窓で打ち込むだけ簡単にチェックでき、簡単に現物・レバレッジ取引も可能です。
SUIの長期投資、短期投資
SUI系銘柄に長期投資している方もいれば、短期投資をしている人もいるので、このあたりはそれぞれですが、「こんな戦略があるよ」というものを紹介します。
長期投資のよくある戦略をいくつか…
・SUIのみ1銘柄を長期保有する
・または「DEEP」「CETUS」など有力DeFi銘柄を重点的に保有
・無限大のアップサイド狙いでミームコインを重視
・「利回り」重視で、レンディングや流動性提供の利回りが高い銘柄を保有し金利を稼ぐ
・主力SUI系銘柄を「均等」に分散投資し定期的にリバランスし続ける
・主力SUI系銘柄を「時価総額比率」で長期保有
「時価総額比率で長期保有」とは、オルカン形式のようなインデックスに似た考え方で、強くて大きいコインにより大きく投資するということです。
CoinMarketCapなどで時価総額を調べて、その比率のとおりに買えばあまり深く考えなくて良いので楽で、私もよい戦略だと思います。
短期トレードのよくある戦略をいくつか…
・仮想通貨市場全体が下げているときにSUI系銘柄を買い、バブルのときに売る(数ヶ月~年単位)
・もう少し短期で、特定銘柄がクジラの投げ売りなどでクラッシュしたときにレバレッジをかけて拾って戻したらすぐに売る
・上がり切ったSUI銘柄を売り、これから盛り上がる銘柄に波乗りして銘柄間の資金循環から利益を狙い続ける
・現物を保有しておき、現物急騰したらCEXで先物ショートして値下がりをヘッジしつつ、ショート側のデルタニュートラルの金利を狙う。調整したらヘッジ解除
・急騰した日、または急落した日などのハイボラ相場に集中してスキャルピングする
・銘柄ごとの値動きのクセがあるので、覚えてスイングトレードする
などなど。
SUIウォレット登録方法(DeFi運用したい方)
ここからはDeFi運用をしたい方向けの簡単な解説です。
SUI関連銘柄をDeFで増やす方法は、基礎知識とリスク管理が求められますが、個人的にはとても好きです。株など伝統的金融とは比較にならない利回りの高さで運用できるので、勉強する価値はあります。
やり方によっては、年利30~100%以上も目指せますよ。
MEXCなどの取引所での運用に慣れたら、まずはSUIウォレットを作成してみましょう。
SUIウォレットの初期設定
SUIのDeFiの多くが推奨していてユーザー数も多い定番ウォレットにSUIウォレットがありますので、こちらをインストールしましょう。もちろんSUIだけでなくSUI銘柄全般に対応しています。
上記をクリックし、以下のボタンからダウンロード、インストールします。今回はPCで進めることを想定し、Googleクロームの拡張版のSUIウォレットを例に進めていきます。
「Chromeに追加」をクリック。
「More Options(その他のオプション)」をクリック。
「Create a new Passphrase Account(新しいパスフレーズアカウントを作成する)」を押しましょう。
任意のパスワードを決めましょう。決めたら、「Create Account Password(アカウントパスワードの作成)」に入力し、同じパスワードを確認のために1つ下にも入力します。
利用規約の同意にチェックし、「Create Wallet(ウォレット作成)」ボタンを押します。
するとウォレットが作成され、以下の画面になります。赤枠部分をクリックすると表示されるリカバリーフレーズをすべて正確に紙などに控えましょう。
※このリカバリーフレーズは絶対に紛失しないようにしましょう。また、誰かに知られてしまうと、誰でもそれを使ってあなたのアカウントを乗っ取ることができますので、リカバリーフレーズは厳重に保管してください。
リカバリーフレーズを保存したら、チェックマークを押して「Open Sui Wallet(SUIウォレットを開く)」を押します。
赤枠の部分にウォレットのアドレスが表示されます。MEXCでSUIをあらかじめ購入しておき、現物アカウントに置いておきます。そこから下の赤枠のSUIウォレット宛てに出金しましょう。
出金するにはMEXCにログインして「ウォレット」の項目から「出金」をクリック。
その後は出金する銘柄(SUI等)を選択し、画面の指示にしたがって出金すれば完了です。SUIウォレットの残高にSUIが表示されます。
SUIのDeFi運用の基本的なやり方
SUIウォレットにSUI残高が用意できたら、SUIチェーン上でDeFi運用してみましょう。
今回は、
・レンディング
・流動性提供
・ステーキング
の3つを紹介します。
レンディング
レンディングでは仮想通貨を貸し出すことで金利(利回り)を得られます。
銀行預金の仮想通貨版のような仕組みです。基本、いつでも引き出せますし、操作も簡単なので最初のDeFi運用としては良いと思います。
今回はSUIでTVL(規模)最大級のSuilendを例にSUIで利回りを得る方法を解説します。
公式サイトにアクセスし、右上の「Connect Wallet」からSUIウォレットを接続したら、ダッシュボードにある「SUI」をクリックします。
DepositするSUI数量を入力し、「Deposit」ボタンを押すとSUIウォレットが立ち上がります。
ウォレットが立ち上がりますので「Approve」を承認すれば完了です。あとは表示されている年利(上の画像の例だとSUIで年利4.3%)での運用が始まります。
Suilendでは、米ドルと連動するUSDTやUSDCが年利10%以上。
HIPPOなどのミームコインや、DEEPなどのDeFi銘柄が年利20%以上出ています。
基本、年利が高い銘柄は継続して高い傾向にありますが、変動するものだと思っておきましょう。
上記はSuilendの例ですが、他にもSUIを代表するレンディングにNAVI ProtocolやScallopがあり、こちらも一緒にみておきましょう。
対応通貨や金利がレンディングのサイトによって違うので、少しでも高いところで貸すイメージですね。他レンディングも似たような操作なので解説は省略します。
上級者は、安く借りれるレンディングで借りて、高く貸せるレンディングで貸し出すといった運用もされています。
ずっと数字とにらめっこしていれば、「ここで貸して、ここで借りて、それをまた貸して…とぐるぐるすれば?」など色々考えられ、奥が深いのがレンディングです。
流動性提供
レンディングだけでなく、分散型取引所(DEX)に流動性提供をすることでもSUI系銘柄を増やすことができます。
レンディングと違い、流動性提供では「2つのトークンをセットで預ける」のが特徴です。その通貨ペアでトークン交換したいトレーダーの相手方になることで、取引手数料の一部を得られます。
引き出すときは2つのトークンの枚数(バランス)が変わっている可能性があるので注意しましょう。
流動性提供は、最初はSUI最大のDEXであるCetus AMMは外せないので初心者はここから始めましょう。
Cetus AMM公式サイトにアクセスしたら、「Earn」→「Pools」を押します。
すると仮想通貨2つをセットで入れて運用できる「プール」の一覧が表されます。たとえば、一番上の「SUI-USDC」ではSUIと米ドルステーブルコインのUSDCをセットで預けることで年利102.34%と表示されていますね。
この一覧で預けたいプールを決めます。今回はSUI-USDCで運用してみましょう。もしまだSUIウォレットにSUIしかないならUSDCを調達する必要がありますので、画面上部の「Trade」→「Swap」→「Connect Wallet」からウォレットを接続します。
上にSUI、下にUSDCを入力し、交換する数量を入力します。交換する数量は、基本的には「運用したい額の半額」で問題ありません(2つのトークンをおよそ均等に預けるのが基本だからです)。数量を入力したら、最後に「Swap」ボタンで交換しましょう。
ウォレットが立ち上がりますので、「Approve」を承認すれば交換完了です。
再度、「Earn」→「Pools」から、運用するSUI-USDCプールの「+」マークをクリック。
赤枠の部分で流動性を提供する価格幅を設定します。流動性提供では、設定した価格(今回の場合だと米ドル建てSUI価格)の範囲内のみで利回りを稼ぐことができ、狭い価格レンジにするほど利回りが高くなりますが、その分、ピーキーな設定になります。
慣れてきたらCustomでお好きな価格レンジを設定できると、より高い利回りを狙えます。ただ、初心者は裏側の仕組みを感覚的に知っているわけではないと思うので、最初は「Conservative」か、個人的にはもう少し狭いレンジの「Active」の設定がちょうどいい目安だと思います。選んだら、流動性を提供する2つのトークンの数量を入力します。
最後に「Add Liquidity(流動性を追加)」ボタンを押します。
ウォレットが立ち上がりますので、「Approve」を承認すれば完了です。これで、サイト上でトレーダーがSwapするたびに手数料収入が得られます。
流動性提供のメリットはレンディングと違ってほとんどどんなSUI銘柄でも運用できることです。たとえば、BLUE-SUIは年利146%が出ています。
米ドルステーブルコイン2つを預ければ、価格変動リスクを回避しながら年利40%以上も狙えます。
その他、工夫次第で運用方法は無限大。
たとえば今後SUIが一時的に下落すると思えば、①ウォレットの全額をUSDCに交換、②USDCをレンディングに預けて年利を得ながら、③そのUSDCを担保に同じレンディングでSUIを借りて、④その借りたSUIで「SUI/USDC」を流動性提供する、といった運用も可能。
そうすれば、SUIの下落をカバーしながらSUIの流動性提供で稼げます(借りてきたSUIなので下落を喰らわずに済む)。
もちろん別のリスクもあるので複雑な運用は少しずつ挑戦するとして、まずはシンプルな運用からチャレンジしましょう。
ステーキング
基本的にはDeFi運用はここまでの「レンディング」と「流動性提供」がメインですが、銘柄によっては、独自にステーキングの仕組みがあるものがあるので、投資する場合は銘柄にそのような仕組みがあるかどうか仕組みを調べてみましょう。
たとえば、SUI最大のDEXのトークンであるCETUSは、そのサイトで直接ステーキングすることで、運営の取引手数料がもらえます。その年利は約40%とホクホクです。
ただし、CETUSの場合はステーキングすると一定期間、トークンが引き出せなくなる「ロック期間」が必要になるなど一長一短ですので、単純な流動性提供とどっちがいいかは考えた方がいいでしょう。
SUIユーザー便利ツール
SonarWatchを紹介します。SUIに対応した便利なダッシュボードです。
SUIの色んなDeFiを運用しているとどこにいくら、何の銘柄があるのか忘れてしまいがちです。そんなとき、SonarWatchにアドレスを入力すれば保有中の銘柄やDeFiで運用中のものが表示されます。
複数のDeFiを触るようになったら使ってみましょう。
まとめ
今回はSUIの稼ぎ方の基本をご紹介しました。
SUI周りはとてもチャンスが多いので、ビットコインやイーサリアムくらいしか触ってないよという方は、やらない手はないでしょう。
今回はレンディングや流動性提供の触りだけ紹介しましたが、ちゃんとやろうとすると奥が深いのが仮想通貨。
まず初めての方は、ビットバンク→MEXC→SUI系銘柄の取引くらいまでを取り扱い挑戦して、SUI銘柄の値動きを体感するところから始めてみてください。
今回は以上です!
MEXCへの登録方法や、そのための国内取引所・海外取引所側の操作までの全ステップをおさらいしたい方は以下のページもどうぞ。