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MEXCの使い方|国内→海外入金→取引→出金まで

このページでは、MEXCへの入金方法から取引方法まで1からわかりやすく解説しています。

次のどちらの方にも対応した記事となっています。

  • 「国内の仮想通貨取引所の口座をまだ持っていない状態から、1からMEXCを使いたい」という方

  • 「国内取引所の口座はすでに持っているけど、トラベルルールや、入金方法がよくわからないからMEXCの始め方を教えてほしい」という方

上の2つのどちらかに当てはまるなら、ぜひこの記事を読んでMEXCを使い始めてみましょう。

MEXCはぜひ持っておきたい口座の1つです。
最大レバレッジ200倍、取り扱い銘柄数2000以上、それでいて現物・先物(レバレッジ)取引手数料0円~など条件が良いためです。

新規ユーザー限定で8000ドルのボーナスも配布していますし、長らく運営されているので安心して使うことができます。

さっそく、MEXCで取引を始める全ステップをみていきましょう。

国内取引所(MEXC入金用)口座をまだ持っていない方へ

国内取引所の口座を「持っている」方は、この項目は読み飛ばしてOKです。

MEXCなどの海外取引所へ入金する方法には、次の2つのルートがあります。

  • ①国内の仮想通貨取引所で購入した仮想通貨をMEXCに送金する

  • ②クレジットカードを使ってMEXCで直接仮想通貨を購入することで入金する

どちらの方法でも大丈夫ですが、まとまった金額を入金する場合は①の方法がおすすめです。

①の場合に使う国内の仮想通貨取引所は次の2つの条件を満たしていることが必要です。

  • 仮想通貨の現物取引ができること(中には、海外に現物(仮想通貨そのもの)を出金できない取引所もあるため、そうした取引所は避ける)

  • 取引手数料が十分に安いこと(取引所によって「手数料」や「スプレッド」が異常に高いことがあるのでそうした取引所は避ける)

結論、MEXCに入金するための国内の仮想通貨取引所はどこを開設すればいいのか?というと、次の5つのどれかがベターです。

【おすすめの国内取引所】

上の5つのどこにも口座を持っていない方は、ビットバンクにしておきましょう。

仮想通貨上級者の多くがビットバンクを使っているので、選んでおいて間違いはありません。口座開設をして本人確認も済ませましょう。

逆に「ビットバンク以外の上の5つのどれかの口座をすでに持っている方」は、不便を感じるまではそこを使い続けてもよいでしょう。

国内取引所→MEXCへの入金方法

続いて、国内取引所に口座開設した後のMEXCへの入金方法をみていきましょう。

MEXCへの入金の際には、国内の仮想通貨取引所側で「暗号資産の出金(出庫)」機能を使います。

このとき考えなければいけないのが、「どの種類の仮想通貨を送るのか」です。

MEXC側では基本的にはほとんどの銘柄の入金を受け付けていますが、銘柄選びを間違えると国内側での取引手数料や出金手数料を無駄に高く支払ってしまうことになるため、手数料の安い銘柄を選びましょう。

出金におすすめの銘柄は次のとおり。

  • ビットバンク → XRP、ETH(Arbitrum)、ETH(OP Mainnet)の3銘柄のどれか

  • コインチェック → XRP、BTCの2銘柄のどちらか(BTCは出金手数料高めなので大口の方のみおすすめ)

  • OKCoin Japan → XRP、ETH(Arbitrum)、ETH(Optimism)の3銘柄のどれか

  • GMOコイン → BTC、ETH、XRPの3銘柄のどれか

  • ビットフライヤー → XRP、XLMの2銘柄のどちらか

どの取引所でも出金手数料が安定して安いのがXRP(リップル)なので、迷ったらXRPにて出金すると決めてしまうのもいいでしょう。

国内の仮想通貨取引所で本人確認を済ませたら、銀行から日本円を入金し、XRPなどの仮想通貨を購入します。

このとき、取引所によっては「販売所」という簡単操作で売買できる機能が用意されていますが、手数料が非常に高いので「取引所」で買うことをおすすめします。

そして、購入した仮想通貨をMEXCに出金(出庫)します。

出金(出庫)の方法は各国内取引所によって画面が少し違うので全部の取引所について解説はできませんが、それほど難しくはありませんので出金ボタンを探してみましょう。

ビットバンクの場合は、以下の画面のメニューから「出金」を選ぶことでその後、出金する仮想通貨の種類を選べるようになっています。

出金操作を進めていくと、出金先アドレス(どこに仮想通貨を出金するか)の入力を求められますが、これはMEXCで取得できます。

MEXCに新規登録・ログインしたら、トップ画面で、右上の「入金」をクリックし、「暗号資産を入金」を押してください。

次にMEXCに入金する暗号資産を選択します。

リップルであれば以下のように「XRP」を選びます。その下のネットワークも「XRP」を選びます。するとその下に、「アドレス」と「メモ/タグ」が表示されるので、これをそのまま国内の仮想通貨取引所の出金画面に正確にコピーペーストします。以下の画面の赤枠からコピーできるので、国内取引所側に貼り付けましょう。

※メモ/タグはXRPなどの一部の銘柄のみ入力が必要です。送り先によって不要なこともありますが、XRPをMEXCに入金する場合はメモ/タグの貼り付けが必要です。

最後に、国内取引所側で出金操作をすれば、MEXCへの入金が可能です。残高が反映されるまで待ちましょう。

MEXCのトラベルルール回避方法(GMOコイン、bitFlyer等)

トラベルルールという決まりで、直接MEXCに出金できない国内の仮想通貨取引所があります。国内→国内でも送金できない取引所があるなどかなりややこしいトラベルルールですが、MEXCに関してはシンプルです。

先ほど紹介したおすすめの国内取引所の中では、

  • ビットバンク → MEXCへ直接送金可

  • コインチェック → MEXCへ直接送金可

  • OKCoin Japan → MEXCへ直接送金可

  • GMOコイン → 間接的に送金可

  • ビットフライヤー → 間接的に送金可

と覚えましょう。

上記で「間接的に送金可」となっているGMOコインやビットフライヤーからMEXCに送る場合は「自前の暗号資産ウォレット」を経由して入金します。多くの方が行っている方法です。

「暗号資産ウォレット」とは仮想通貨を保管できるサイフのようなサービスで、無料で使えます。「暗号資産ウォレット」はメタマスクやPhantomなどが有名ですが、おすすめはTrust Wallet(トラストウォレット)です。

Trust Walletは国内→海外へ出金するときによく使う仮想通貨「XRP」「XLM」「BTC」「DAI」などに全部対応していて、かつ、日本語で使える数少ないウォレットだからです。SOLやSUIも送金だけなら対応しています。

トラベルルールの規制がある取引所からは、以下のように仮想通貨を送ることで、MEXCに入金できます。

  • GMOコイン → Trust Wallet → MEXC

  • ビットフライヤー → Trust Wallet → MEXC

(補足:「MEXC→国内」の帰り道はトラベルルールは関係ないのでTrust Walletは不要。直接送金できます)

概要がわかったら、簡単にTrust Walletを使ったトラベルルール回避のやり方についても解説しておきます。

まずはTrust Wallet公式サイトでウォレットをダウンロードします。

拡張機能はGoogleクロームなど4つのブラウザに対応していて、PCをお持ちの方はこちらがおすすめ。もちろんモバイルでも問題ありません。

インストール後、「新しいウォレットの作成」を選びます。

任意のパスワードを二度入力し、利用規約にチェックしたら、次へをクリックします。

ちなみに、ここで決めたパスワードは端末依存です。ですので、このパスワードが流出しても、あなたのスマホやPCまで盗まれてログインされない限りは仮想通貨が盗まれることは基本ありません。

指示に従って操作を進めると、Trust Walletのトップ画面まで進みます。次の「今すぐシークレットフレーズをバックアップする」を押しましょう。

この先の赤枠に表示される「12の単語」がシークレットフレーズです。これこそが一番大事なパスワードです。面倒でも紙にメモしましょう。

このシークレットフレーズさえしっかり保管すれば、仮想通貨は安全です。パソコンやスマホが故障しても、別の端末に同じシークレットフレーズを入力すればTrust Walletに入った仮想通貨にアクセスできます。

次に、Trust Walletのトップ画面の「暗号資産の管理」をクリックします。

今回はリップルを扱いますので、次の画面で「XRP」と検索してXRPネットワークのバーをオンにします。

するとトップ画面に「XRP」が追加されるので、下の赤枠部分を押します。

次に「受取」をクリックします。

XRP受け取り用のアドレスを下の赤枠をクリックしてコピーします(取引所への入金とは違い、メモ/タグなどは不要でアドレスだけコピーすればOKです)。

そして、国内取引所であらかじめ購入した仮想通貨を上の画像の赤枠のTrust Walletのアドレスに出金(出庫)します。

国内取引所の流れは同じです。ビットバンクの場合は、以下のビットバンクのメニューから「出金」を選ぶことでTrust Walletに出金できます。

出金操作を進めて、Trust Walletに残高が反映されるまで待ちましょう。XRPを送った場合は、Trust Walletトップ画面のXRPの項目に残高が反映されます。

※XRPではウォレットアドレスを最初に使う場合、アクティブ化のために「1XRP」がかかりますので、残高は1XRP(約350円)少なく表示されます。これは1回限りの手数料で、ウォレットではなくXRP自体にかかるものです。アドレスを使わなくなったら1XRPは取り戻すことができます。

Trust WalletにXRPが反映されたら、「XRP」をクリックします。

すると次の画面になりますので、「送金」を押しましょう。

続いて、各項目を入力しましょう。

  • 受取人アドレス:MEXCで取得しコピペ

  • 送付先タグ:MEXCで取得しコピペ

  • 数量:送金は「MAX」にせずに数円程度少なく送金する(ガス代を残す)

受取人アドレスと送付先タグの取得は、MEXCに新規登録・ログイン後に右上の「入金」をクリックし、「暗号資産を入金」をクリック。

次に「XRP」を選び、ネットワークも「XRP」を選びます。するとその下に、「アドレス」と「メモ/タグ」が表示されます。これを上のTrust Walletの画面に貼り付けましょう。

送金数量はTrust Walletから送る場合は、MAXにせずに数円程度少なく送金するようにして、ガス代を残しましょう。

XRPの送金には1回あたりごく少額のガス代(平均0.001XRP以下、1円未満程度)がかかるので、「MAX」を送金してしまうとガス代が足りなくなり送金できないからです。私はいつもMAXから0.1XRPくらい少なめで送るようにしています。

最後に、Trust Walletの「プレビュー」を押しましょう。

これで、MEXCへの入金が完了です。

MEXCの現物取引のやり方(XRP→USDTの例)

MEXCに入金したらやるべきことがあります。それは、入金した仮想通貨をUSDT(仮想通貨版の米ドル)に交換しておくことです。MEXCに入金した仮想通貨(たとえばXRP)はそのままの状態ですので、価格変動の影響を受けてしまいます。

XRPに長期投資している場合を除き、海外取引所の基軸通貨であるUSDTに交換しておきましょう。

こちらに交換しておくことで、MEXC内のあらゆる仮想通貨を取引できるようになります。

まず、MEXCにログイン後、検索バーなどで「XRP」と検索し、現物取引の「XRP/USDT」を選びます。

次に、「成行注文」となっていることを確認し、売却するXRPの数量を入力またはすぐ下のバーを右に動かして数量を決めたら「XRPを売却」を押しましょう。

これで、XRP→USDTへの交換ができました(左側の「XRPを購入」で、反対にUSDT→XRPも可能。また、他の仮想通貨も同じ要領で現物取引が可能です)。

MEXCのレバレッジ(先物)取引のやり方

続いて、MEXCでのレバレッジ取引(先物取引)について。MEXCはビットコイン、アルトコインともにレバレッジ取引が充実しており現物より手数料が安い(0円~)とメリットが多いため、先物のやり方もみていきましょう。

「先物」を取引するには「現物」から資金の振替をします。

MEXCトップ画面の「ウォレット」から「先物」をクリック。

次に「振替」を押します。

送信元に「現物」、受信先に「先物」になっていることを確認します。振替する「数量」を入力して、「振替」ボタンを押せば完了です。

※振替する仮想通貨はUSDTのほかにも選べます。たとえばビットコインを振替すれば、「ビットコインを売らずに長期投資したまま、先物の担保として使う」といったことができますが、この場合は担保にした仮想通貨の先物(例:BTC/USDT)しか取引できない点に注意です。USDT担保なら、すべての仮想通貨をレバレッジ取引できるので、原則はUSDTを振替しましょう。

先物への振替が完了したら、さっそく取引してみましょう。

トップ画面の上の「先物取引」から「USDT-M 先物」をクリックします。

レバレッジ取引したい通貨ペアを選びます。初期の「BTC USDT」をクリックして、検索窓または下の一覧から通貨ペアを選びます(ちなみに通貨ペアの横に記載の「無期限」とは無期限先物の略でレバレッジ取引のことです)。

通貨ペアを選ぶと、チャートの横に以下が表示されています。新たにポジションを持ちたい場合は「オープン」を選択し、「成行」をクリック。ポジションを持つ「数量」を入力したら、「ロング(買い)」または「ショート(空売り)」を押せばエントリーします。

ちなみにレバレッジは何倍を選んでも、入力した「数量」の通り約定します。レバレッジを変化させると動くのは必要証拠金のほうです(例:約定数量1万USDTと入力し、レバレッジ10倍なら拘束される証拠金は1,000USDTだけでよくなるイメージ)。

「分離」と「クロス」の設定は、「分離」を選びます。分離マージンは、ポジションごとに強制決済額があらかじめ明確で安全です。クロスマージンは全ポジションで証拠金を共有するので、他のポジションが含み益なら強制決済額されませんが、他のポジションの損益で強制決済の価格が動くので扱いづらく上級者向け。まずは無難に「分離」から始めましょう。

エントリーに成功すると、「ロング」または「ショート」のポジションがチャートの真下の「現在のポジション」に表示されています。ポジションを降りたいときは、下の画像の「フラッシュクローズ」でポジションを解消できます。

以上がMEXCの使い方の解説でした。

MEXC→国内取引所への出金(円転)方法

MEXCの残高を再び日本円に戻したい場合もみておきましょう。とはいっても、MEXCの入金のときに使った国内の仮想通貨取引所に、同じ種類の仮想通貨を送り返すだけなので簡単です。

今回もXRPを例にすると、あらかじめMEXCの現物口座に現物のXRPを用意している状態で「ウォレット」の項目から「出金」をクリックします。

続いてMEXCの出金画面で、「XRP」を選んで、出金する国内の仮想通貨取引所で取得した「アドレス」「メモ/タグ」を入力します(Trust Walletに出金する場合、またはXRP以外を出金する場合は、メモ/タグは不要)。

「アドレス」「メモ/タグ」の取得方法は国内の仮想通貨取引所によって違ってきますが、ビットバンクの場合はメニュー内の「入金」から可能です。

MEXCから出金後、しばらくすると国内の仮想通貨取引所にXRPの残高が表示されますので、国内取引所のXRP/JPYでリップルを日本円に交換します(このときも購入時と同じく、「販売所」ではなく「取引所」が手数料が安いのでおすすめ)。

最後に、日本円残高を国内取引所からお使いの銀行に出金すれば完了です。

まとめ

MEXCの使い方(国内取引所→入金→取引→出金まで)を解説しました。

仮想通貨の現物取引、レバレッジ取引は、ビットコイン、アルトコイン問わずに国内はビットバンク、海外はMEXCが手数料や機能面から愛用しています。

各公式リンクを再度張っておきます。

【今回解説したサービス】
ビットバンク
MEXC
Trust Wallet

始めての海外取引所は迷ってしまうことも多いと思いますが、このページが参考になれば幸いです!

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