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「父は語る、経済を語る」#22要約読書

がくさんです。

地方公務員6年・国家公務員2年(出向)・民間企業(IT企業)2年を経て、個人事業主として独立。現在は、クラウドファンディング企業のキュレーター(ベンチャー社員)&プロコーチとして活動している33歳一児のパパです。

【①本が読みたい一方で他にもやりたいがある】

たくさんの書籍に触れたいけれども、じっくり本を読む時間が中々とれない、仕事や家事、その他やりたいことなど全取りしたいから「本の要約サイト」を有効活用(本当に気になる本は実際に書籍を購入して通読)。

【②本日の1冊と読んだ自分が気になった文】

インプット過多になりがちなため
強制的にnoteで投稿します。

自分が明日以降に話したい、
使いたいと思う部分のみを以下引用。

 

経済の基本要素である「余剰」は農耕から生まれた。余剰は人類を大きく変える数々の制度を生み出している。

かつて家庭内経済を営んでいた人類は、ここ数百年で「経験価値」ではなく「交換価値」ですべてが判断される市場社会へ移行した。

市場社会には奇妙な性質をもつ「商品」が2つある。ひとつが労働力だ。別荘を買うのはそこで休暇を楽しめるからだ。真っ赤なフェラーリは自慢できるし、トマトはおいしくてお腹を満たしてくれる。これらの交換価値は、経験価値に基づいている。だが労働力は違う。相手に側にいてほしいから人を雇うわけではない。

市場社会において借金は経済の原動力となる必要不可欠なものだが、利益と富を生み出す一方、金融危機と破綻をも招く。

市場社会の力関係ではより多くの富を持つ者に軍配が上がる。それならばひとり1票の投票権を持つ民主主義のほうがまだましだ。通貨とテクノロジー、さらには地球の管理も民主化すべきである。

#フライヤー

【③気づき・視点・認知が変わった・呟きなど】

現代社会ができるまでの構造を歴史上の流れからわかりやすく説明されており、要約の中でもポイントとなる部分は大まかに理解できた。

「民主化すべき」との主張が出るような社会の中で生きていることを改めて実感する。人・モノ・金はより大きなエネルギーが流れているところに動くし、資本主義の構造上、大きなエネルギーを生み出した者が富むというのは自然な流れだ。

ただ資本主義社会の中で、またそれ以外の要素も組み合わさったことによって社会から抜け落ちている、抜け落ちていた問題が大小問わず顕在化し、目に触れる機会は多くなったと思う(これは自分が特にそういった分野を扱う仕事をしているということもある)。

時代も、社会も、人も、自分自身も、流れに合わせてアップデートしていく。「これまではこうだった」はすぐに通用しなくなる。大事なのは「これからはどうするか」

【④最後に】


「読書」となるとどうしても、
「本一冊をまるっと読まなければ・・・」
「隅から隅まで読まなければ・・・」
みたいな気持ちになってしまうのですが、

「たくさんの書籍に触れたい」

「書籍が述べたい部分をざっと把握したい」

「家事などしながら『ながら』でも本の概要を掴みたい」

「文字情報としても読みたい」

という自分の欲求を満たしながら
読書しています。

良い悪いなんてものはないと思っているので、自分らしいやり方で。

自分とは違う世界を生きてきた方の知見に触れる機会はこれからも意図的につくっていこう。

今日も自分らしい最高の1日に。

がくさん

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