第1回AKIBACS使用白緑フォスフラムについて
〇はじめに
おはこんばんちわ。雅紅です。
今回は193秋葉原店にて開催された第1回AKIBACSにて使用したデッキについてになります。
〇採用カードについて
まず今回使用した構築がこちら
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プレイヤー:上柚木さくら
プレイヤー裏:上柚木さくらEX
IG
4×付き添う霊鳥 フォスフラム
4×燃え盛る輪廻フォスフラム
3×神域の霊賢フォスフラム
1×ニャンニャン・ダッシュ ウェアキャット
4×緑風の天使 ガムビエルちゃん
4×アルターネメシス フォスフラム
メイン
1×フォスフラムの希望 さくら(スタートカード)
4×フォスフラム&さくら 風の導き(スタートリソース)
4×白碧の聖炎師 フォスフラム
4×光風の焔鳳 フォスフラム
4×戦風の調律師フォスフラム
4×風の天使とフォスフラム
4×水遊びをするミツバ
1×バタフライドミネーション
1×仲良しランチ
1×ネイチャーズフェイス
1×フォスフラムとさくら 草行の絆
1×ケット・シーの市場
EX
1×奉神贄霊フォスフラム
1×列神天使ガムビエル
2×豪胆の『陽燦』シャマシュ
1×ランクEの指導係イラ
1×元気☆一直線! 晴夏ちゃん
1×広漠なる『勝宴』ニンカシ
1×鼓舞の神翼 モテッツ
1×流転の神統 ウェアジャガー
1×翠竜の桜翼 娑伽羅
1×純白と漆黒の幕開け'17
2×【剣誓『太陽』】さくら
1×ワールドコンダクター ポラリス
1×ミリオネア・ネメシス
1×カードデバイスの変革者
今回はアークゼクス後期組から様々なデッキを考察した中からフォスフラムを選択しました。
デッキコンセプトは「上振れ4キル」です。
では今回の採用カードの中から細かい採用理由の解説を行っていきます。
・光風の焔鳳 フォスフラム
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フィニッシャーです。
これに関しては採用理由ではなく、何故最大枚数の4枚採用としているかの理由についてになります。
まずこのデッキは先攻4キルすることを考え構築されています。
3ターン目にアークで1点、4ターン目にアークで1点ディンギルで1点光風で2点、といった配分で点を取ることを想定して構築しました。
なのでこのカードは4ターン目には2枚登場させたいカードであり、安定した供給を求めて最大枚数となっています。
4枚採用することによって最大値である光風3体展開によるPS貫通-6000修正も狙えるようになっており、この観点からも「上振れ4キル」のコンセプトに沿った採用枚数となりました。
・戦風の調律師フォスフラム
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デッキの核となるカードです。
こちらも採用理由ではなく、採用枚数の理由についてとなります。
まず一つ目は前述したとおりこのデッキは「光風の焔鳳 フォスフラム」の起動効果を1ターンに2回使うことを想定しています。
このカードは「光風の焔鳳 フォスフラム」の起動コストを確保する上で非常に重要な役割を担っています。
調律師の起動効果、調律師をチャージに置き、置いた新しい調律師の起動効果で新たに調律師を…といった風に連鎖させることによるチャージ生成を狙っていきます。
二つ目は後述することになる「水遊びをするミツバ」を最速使用するサポートの為、となります。
この構築の目玉でもあり、最大の上振れである1ターン目リソースブーストを実現するための最大枚数となります。
このカードについても上記二つの理由よりデッキコンセプトに沿った最大枚数採用となります。
・水遊びをするミツバ
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フォスフラムを使用することの決め手となったカードです。
「風の天使とフォスフラム」によりチャージに設置し、1ターン目から大きな手札の消費もなくリソースブーストを狙える他のデッキにはない強行動を生み出す化け物です。
1ターン目に風の天使から設置、ミツバの起動を行った場合、1リソース余っていますので1ターン目からプレイヤーをEXにすることもできます。
後攻時にも1ターン目リソースブーストから2ターン目リソースブーストを行い先攻後攻をひっくり返す、といった芸当も可能になります。
上振れ要素を担う最重要カードであるため、採用枚数は無論4枚となります。
・バタフライドミネーション/仲良しランチ/ネイチャーズフェイス
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リソースブースト伝説指定三銃士を連れてきたよ!
ということでお手軽ブースト札たちです。
この3枚については2ターン目、3ターン目のリソースブーストの他に使用できる白リソースの水増しを狙った採用となります。
フォスフラムは緑で細かく動く動きが存在しないのですが、緑の採用枚数や「水遊びをするミツバ」の都合上どうしても緑リソースが多くなってしまいます。
その反面スタートリソースの複数回使用や「風の天使とフォスフラム」の使用などリソースの白を細かく使う行動が多く、白リソースの数に頭を悩ませてしまうことになります。
そんな中この3枚は緑リソースを消費し白リソースをリブート(ドミネーションの場合は設置)することにより使用できる白リソースを増やすことができるカード群になっています。
ネイチャーズフェイスの枠に関しては「ティンバーフォース」とどちらを採用するか最後まで悩みましたが、上記理由によりネイチャーズフェイスを採用しました。
・フォスフラムとさくら 草行の絆
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攻めのためのイベントになります。
「光風の焔鳳 フォスフラム」を2枚展開した状況で使用し、ライフからPSに出てきたIGアイコンを除去することを狙った採用となります。
デッキ内のフォスフラム名称の数なども考慮した攻め札の採用でしたが、今大会で使用することは一度もなく、負け筋である「リソースブーストができない」状況を減らすために「ティンバーフォース」や「マイペースなリンデン」、後述する「ケット・シーの市場」の増量を採用した方がよかったかな、と現在では考えています。
・ケット・シーの市場
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今大会のMVP
こちらも攻めのための採用となっており、対エンジュのための採用となっております。
アークフォスフラムやスタートカードでチャージの「火炎剣 鳳凰木」を除去し、市場でリソースを寝かせて迎撃に必要なリソースを寝かせ、安全に点を通していきます。
今大会では決勝トーナメント1回戦目に市場を使用し、エンジュを先攻5ターン目にキルすることを実現しました。
前日まで2枚採用するか悩みましたが、エンジュのシェアが少し減り対面することは少ないのではないかと考えたため、「フォスフラムとさくら 草行の絆」と散らした採用枚数になりました。
デッキシェアの予想は外れました。
・神域の霊賢フォスフラム
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白1でチャージを増やすことができるカードです。
「光風の焔鳳 フォスフラム」の起動コストを確保するため、デッキ内のフォスフラム名称のバランス、緑のカードの枚数のバランス、以上の3点から本来「ニャンニャン・ダッシュ ウェアキャット」の枠である部分でこのカードを採用しました。
・緑風の天使 ガムビエルちゃん
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説明不要の強カード。
このデッキの先攻時マリガン基準です。
ゲーム開始時のライフ、初期リソースを含めて初期ハンド実質9枚スタートとなるトンデモカードです。
これからの緑採用デッキのIGアイコンの中核を担っていくことになると考えています。
・元気☆一直線! 晴夏ちゃん
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「愛の守護聖獣ケサランパサラン」より可愛い
・豪胆の『陽燦』シャマシュ
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アークゼクスの回収と自壊を両立する最強ディンギルです。
3ターン目から積極的にプレイすることを想定しているため、2枚採用となりました。
・ランクEの指導係イラ/流転の神統 ウェアジャガー
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1ターン目と2ターン目にゼクスをプレイすることになった際に盤面で放置されたゼクスを使用し前に出るための採用です。
「ランクEの指導係イラ」についてはアークゼクスを探す最終手段でもあります。
・奉神贄霊フォスフラム
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特定の条件下においてチャージを減らすことなく1点加点するディンギルです。
「光風の焔鳳 フォスフラム」とのマイナス修正と合わせてPSのIGアイコンを除去してライフを取っていきます。
・鼓舞の神翼 モテッツ
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「光風の焔鳳 フォスフラム」の二回起動をサポートするカードです。
チャージの「戦風の調律師フォスフラム」を回収し、もう一度チャージに置くことで少ない枚数の調律師からチャージを増やしていくことを目的とした採用となります。
白スクが眩しいですね。
〇プレイについて
・マリガン基準
先攻時は「風の天使とフォスフラム」「緑風の天使 ガムビエルちゃん」「仲良しランチ」「バタフライドミネーション」
後攻時は「風の天使とフォスフラム」
の有無でマリガンを考えていきます。
先攻時は1ブーストできれば良いので、カードを探すことができる2種かブーストカードがあればキープしたいです。
ブーストカードの中でも「ネイチャーズフェイス」に関してはトラッシュにIGアイコンを用意するためには他のカードとの複合になってしまうため除外としています。
後攻時は後手2アークを狙い先後をひっくり返していくことを狙っていきます。
・プレイ
3ターン目アークからリソースを伸ばしつつ1~2点取ることを目指してプレイしていき、基本的に受け身なプレイは考えずに行きます。
まず1ターン目ですが、「風の天使とフォスフラム」をプレイする場合、最大値を考慮しリソースは白1緑2になるようにリソースをセットします。
風の天使の登場効果が使えなくなってしまいますので白2緑1にするのももちろん有効ですが、狙える最大値は全力で狙っていきましょう。
意識したいポイントとしては「戦風の調律師フォスフラム」を無闇にチャージに置かず、手札にためておく。と言った点です。
これは「光風の焔鳳 フォスフラム」の起動効果の連続使用に備えていくためになります。
同じ理由で「風の天使とフォスフラム」も無闇なプレイは避けていきたいです。
・小ネタ
・最小枚数で動く
アークフォスフラムで使用したスタートリソースを登場、スタートリソースで攻撃→アークフォスフラムを使用して「豪胆の『陽燦』シャマシュ」をプレイし、チャージのアークフォスフラムを回収、攻撃したスタートリソースをリソースに送る。
上記手順によりアークフォスフラム1枚スタートリソース1枚で2回アークフォスフラムをプレイすることができます。
・光風のコスト確保
チャージと手札に1枚ずつ「戦風の調律師フォスフラム」ある場合、1枚目の調律師で手札の調律師をチャージに設置→「鼓舞の神翼 モテッツ」をプレイし使用した1枚目の調律師を回収→2枚目の調律師で回収した調律師をチャージに設置。といった手順でチャージを一気に4枚まで増やすことができます。
〇おわりに
以上が第1回AKIBACSで使用した白緑フォスフラムの解説となります。
結果は5勝4敗で4位ということで良い成績を残すことができました。
負けた試合に関しても、「アークゼクスを引けていない」「ブースト札を引けていない」「後手3キル」「ライフリカバリーの登場により点を取り切れず」といった内容だったので悪くはなかったかなと思います。
「ブースト札を引けていない」に関してはブースト札をもっと増量することでケアすることができたかもしれません。
実際にブースト札を増量する余地はありますし、さらに増やすのも良いかもしれませんね。
反省点としては徹夜で本番に挑んでしまい、1試合目に酷いプレイを連発してしまいました。
3位決定戦についても最後の最後で大きなプレミをしていたので、少し限界が来ていた感がありました。
睡眠、大事にしよう!
それではこの辺で、最後まで読んでいただきありがとうございました。