物理学の式
物理学の式は、単なる0,1の世界ではないのです。
数学では、単なる0,1として計算します。
では、物理式の場合、計算する内容は物質の量がどれだけ「右から左に移動しているか」を知るための予測であり、これを手触りのあるものとして認知できて初めて物理研究としての計算を成り立たせているので、数学における0,1の世界と一見異なるように見えるものです。
しかし、実は数学の場合でも、同じ物質を扱っている学問といえます。
1~10,10~100,・・・と増えていくケタの数をできるだけコンパクトにして計算の速度をはやめるためのものとして使われています。少量の計算をする場合は0,1にせずそのままの数で計算すればその方が早いですが、多くの計算を短時間にまとめて行うというコンピュータ制御にまかせる場合0,1という2種類の記号または数字によってコンピュータに記入することは大切な作業となります。