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サイボウズが「未来の教室」学校BPR(学校の働き方改革)に取り組みます

このnoteでは、サイボウズ株式会社チームワーク総研(※1)が2021年7月〜2022年2月にかけて取り組む、学校BPRプロジェクト(学校の働き方改革)(※2)に関する活動を発信しました。
引き続き、サイボウズの学校BPR関連活動について発信していきます。(2022/4/26追記)

※1 チームワーク総研についてはこちら

※2 学校BPR(学校の働き方改革)についてはこちら(写真をクリックするとサイトに飛びます)。サイボウズは、令和3年度「未来の教室」実証事業(テーマA)に採択されました

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なぜチームワーク総研が学校BPR(学校の働き方改革)に関わるの?

プロジェクトに関わるなかむらアサミさんと中村龍太さんに聞きました。

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離職率の高いサイボウズは20年かけて変わることができました。
私自身、その時期をサイボウズで過ごし、組織の風土がどんどん変わっていく様子を体感してきました。
その経験を生かして、これまで多くの民間企業に対して、自分たちのノウハウをもとに、チームワークを教える活動をしています。

今回はなぜ学校を対象にした活動をするのでしょう?

実は、学校の働き方改革の文脈で、研修会などに呼ばれることは今でも多くあるのですが、それは主に私立の学校です。
私立学校にも課題はいろいろあることが見えているし、何より解決のために一緒に取り組めている状態です。

一方で、仕組み上もありますが、公立学校から声がかかることは少なく、子どもの多くが通う公立学校が今どんな状況になっているのか。公立の学校を取り巻く環境についてもとても気になっていました。学校の課題についてニュースなどで耳にしますが、表面的なことしかわかりません。

働き方改革はチームワーク総研の一丁目一番地。本丸です。
今回は、公立学校の先生がたの働き方改革に初めて取り組みます。
私たちがこれまでやってきたノウハウが通用するのか。
新しい世界が見えそうで、私たちにとってもチャレンジだと思っています。

サイボウズはどんなことをするの?

今、学校の先生の勤務時間がとても長く、先生に過大な負荷がかかっている状態です。
このプロジェクトでは、先生たちが定時に帰宅できるような状態を作る支援をします。

その際に大事なのは、「先生自身が」自分たちの課題を認識し、自分たちで解決していくことを支援するということです。
私たちが解決するわけではないのです。

また、このプロジェクトは2022年2月に終了し私たちは抜けます。先生たちが継続的に、自分たちの課題を解決していけるような体制づくりにも取り組みたいです。

教育委員会と実証校2校と一緒に取り組みます

本プロジェクトの実証校は2校です。

2校は地域が異なりますし、規模も違います。
例えば、1校はいわゆるマンモス校で(生徒の数が1,000人を超える)、しかもこれからも生徒数が増えていくことが予想されています。それゆえの課題がいろいろありそうです。
また、教育委員会と学校との関係性も異なりそうで、公立学校と一言で言ってもこんなにも違いがあるということに気付かされます。

課題に取り組むのは先生で、先生も多様です。問題と感じることも多様でしょう。
学校ごとに、多様な先生が、多様な事柄に、チームワークよく取り組んでいける土壌づくりを支援していきたいと思っています。