よし、会社を辞めてみよう。

この１ヶ月、今の自分に考えられるだけ考えた。

別に仕事でなにかでっかい実績があるわけでも、

大企業に就職したわけでも、（むしろ零細）

次の就職先が決まってるわけでもない。

なんなら新卒１年半。

大学4年の就活時は、誰かに相談することで不安を紛らわし、

問題を直視することを避けてた。

それで、結局そのまま大した覚悟を決めることもせずに、

なんとなく就職した。

就職した理由は、

今思えば「親を納得させやすい会社だったから」

だと思う。

（当時はそこらへんから引っ張ってきたような理由を取ってつけてたけど。）

ぼくは自分を基準に考えず、就職した。

だからこの1年半、大した覚悟も決めず、だらだら働いて、

だらだら生きてた。

毎日思った。このままで大丈夫なのかと。

取締役から、

12月末に親会社の人数が減るということで親会社に来るのはどうか、

という提案があった。

ぼくは、ここで辞めないとな、と直感。

大学4年のときみたく、人に相談することはせず、真正面から問題に向き合った。

相談したらもらってたかもしれないアドバイス通りになるかもしれない。

この選択が、地に足ついてないかもしれない。

でも、僕はそれでもいい。

何より大切なのは、

自分で考えて、自分で決めて、自分で動いたという経験。

もし、アドバイス通りにして、

アドバイスに従ってよかったなあ、となるかもしれない。

一見、うまく安定した人生であるかもしれない。

でも、それだとアドバイスありきでしか決められない大人になりそうで。

それが一番嫌。

これからの時代、正解なんてなくなるんだから、自分で決められないと。

この選択は成功であり、失敗でもあるのかもしれない。

最終的に自分の人生はうまくいくはずだ。

動きながら考えよう。

ようやく自分の人生、自分で舵を握ることになりそう。