キャッチコピーについて
(ライター検定2級 アウトプット用記事)
長らく投稿が止まっておりましたが、アウトプットは今回で最後にしたいと思います。
最後はキャッチコピーについてまとめます。
キャッチコピーとは
読者の心をとらえる目的でつくられたコピーのこと
商品の広告など、何らかの告知で使われる文章やフレーズ
などのことをいいます。
キャッチコピーは、クリック率の向上、メルマガの開封率アップなどのメリットがあります。
大見出し、中見出し、行動を促す文章それぞれにキャッチコピーがあると望ましいです。
キャッチコピーの考え方
(1)本文中の言葉を活用する
文章を読みながら、気になる言葉に印をつけていきます。
(例)固有名詞・数字・カタカナ など
(2)「訴求軸」と「表現の型」の掛け合わせで考える
訴求軸とは、「どこにスポットライトをあてるか」ということで、
表現の型とは、「どんな言い回しにするか」ということです。
以下、「訴求軸」と「表現の型」の例を挙げます。
訴求軸の例
(1)メリット・ベネフィット
お客様にとって「購入(導入)することでどんな良いことがあるか」を表現します。
同じ商品でも、ターゲットによって、訴求するメリットは異なります。
例えば、スマートフォンの場合、
・高齢者・・・孫といつでも連絡が取れる、ビデオ通話で顔を見ることができる
・小学生の親・・・子供の位置情報が確認できて安心
・自営業・・・どこでも情報発信ができるので、仕事につながる
(2)価格
お客様にとって、どんな価格メリットがあるのかを伝えます。
価格を比較する場合、PRしたい商品が安く見えるようにするため、比較対象にする商品にも注意が必要です。
(3)販売実績シェア
その商品がどのくらい売れているのかを伝えます。
(4)伝統・歴史
その商品に、どれくらいの伝統や歴史があるのかを伝えます。
(5)権威
ターゲットにとって権威のある人物・組織のお墨付きをアピールします。
(例)
・高級ホテルで使っているバスタオル
・東証1部上場企業の8割が使っているシステム
・経済雑誌が発表した「日本の優良企業50」に掲載された
表現の型の例
(1)セリフ型
お客様、開発者の言葉などをそのまま「」つきのセリフとして書きます。
(例)「まさかこんなに痩せると思っていませんでした!」
(2)謎かけ型
「なぜ〜なのか」など、ターゲットに「答えを知りたい!」と思わせる書き方です。
(例)
・なぜ、佐藤さんは何の運動もせずに5キロのダイエットに成功したのか?
・ミスなく仕事を終えるための5つのコツ
・本当は教えたくない、ラクチン家事のポイント5つ
(3)問いかけ型
「まだ〜なのですか」など、ターゲットに答えさせる書き方です。
(例)
・ご存じですか?重い本を持ち歩く必要がなくなる方法を。
・「仕事が遅い」と上司から注意された経験はありませんか?
(4)呼びかけ型
「〜な方へ」など、ターゲットを振り向かせる書き方です。
呼びかけ方法にもさまざまな方法があります。
<属性(年齢・職業など)で呼びかける>
・小学生のお子さんをもつお母さまへ
・採用方法がわからず困っている人事部の皆様へ
<ポジティブな呼びかけ>
・恋人の誕生日に最高のプレゼントを贈りたいあなたへ
・20代の美肌を手に入れたい奥様へ
<ネガティブな呼びかけ>
・ストレスがたまりすぎて困っているビジネスマンへ
・最近物忘れが激しいとお嘆きのあなた!
(5)メッセージ型
内容自体にインパクトがある時に使うと効果的なお知らせ型です。
(例)
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まとめ
キャッチコピーは
(1)本文中の言葉を活用する
(2)「訴求軸」と「表現の型」の掛け合わせで考える
2点の考え方で作ります。
特に、「訴求軸」と「表現の型」を組み合わせる方法は何パターンもあり、
文章を何回も書くことでさまざまなパターンを試していくことができればと思います。
冒頭でもお伝えした通り、アウトプットの記事は今回で最後としますが、
これからはアウトプットしてきた内容を意識しつつ、さまざまな記事を投稿することで実践していきたいと思います。
引き続き、よろしくお願いいたします。